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4月5日 ジャイアンツ対ドラゴンズ 雑感

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G 7 対 D 2
~雑感~
ホールトンのピッチングは「いつものホールトン」だった
彼の登板日の殆どのTV解説者は「ボールが高くて危なっかしい」
「捕まるのは時間の問題」という解説が多い
そんな中で今日のTV解説ではないが去年のTV解説での
前Gヘッドコーチの伊原氏のホールトン評だけ違った
彼の評価は危なっかしいホールトンを見ても
「ホールトンは高めのボールで勝負するタイプで
同じ腕の振りから軌道の違う直球を投げ込むので
打者が差し込まれるケースが増えフライアウトが多い
プラス厄介なのが打者からすると高めのボール気味の球と同じ目線から投げ下ろす
緩い落ちるカーブがあるのでタイミングが取りづらい
コースが間違わなけば見た目以上に厄介な投手」という評価だ
私も全く同意見である
立ち上がりで彼が捕まるケースは高めのボールに手を出さず
常にボール先行で打者有利のカウントにして甘いボールを叩かれている
逆に言うと今日のD打線のように何でも高めのボール気味の球に手を出し
カウントを稼がれると術中にハマる
私も彼の登板日は腹をくくって見ている
ヒヤヒヤの打球を毎回飛ばされながら打線の援護をひたすら待ち
気がついたら打たれたヒットは僅か2本だけ
つまり勝ち方を知ってるピッチャーなのだ
フィールディングが下手だし送りバントも苦手
そんな彼が去年勝ち負けで4つの貯金を
チームにもたらした秘訣はそんなところにある
不思議系のピッチャーなのだ
ボウカーが今日もHRを放った
去年まで内角の速い球やカット系の球でファールを打たせてカウントを稼がれ
内角を意識させられ落ちるボールをバットがクルリのパターンだったが
今年はむやみに手を出さないので相手の攻め方が窮屈になっている
ボール先行の形が多いのだ
ボウカー自身のバッティングも間が作られているので
泳がされてもバットのヘッドが残っている
そして実は怪力(毎日時間を作ってジム通いの筋肉オバケ)の上に
ボールを上からしっかり叩けているので逆方向の打球も伸びる
非常に研究熱心で真面目でフォアザチームの気持ちが強い選手だから
去年の成績でも2年目の変わり身を原監督は期待したらしい
今年の彼に要注目である
中日の印象はこの試合だけでは測れない
確かに吉見は球のキレでは7~8分程度だったがこれから良くなるだろう
むしろ私は明日以降出てくる他の先発投手に注目したい
但し今年は巨人戦で何度か見たブランコひとりで
形勢逆転というパターンは望めないので
昨年以上に投手陣に負担がかかっているのは間違いない
~今日の超激辛ポイント~
谷繁のボウカーへの攻め方(HRの打席)にする
今日の吉見は確かにボールに切れがなかったが
スイッチを入れた時の直球の球威は相変わらず吉見らしさも見られた
このボールが投げられるならボウカーに対して
外へのフォークボールのみの配球は理解に苦しむ
今年のボウカーはボールをしっかり見て
ワンバウンドを振らない様に注意しているのは
試合前のスコアラーから報告があったはずだ(無ければ別の意味で問題)
それは1打席目でも自身で確認できたはずなのに
インサイドに意識付けをしなかった
去年までのボウカーなら簡単に抑えられた配球でも今年は通用しない
一発の確率が格段に上がっているのでもっと細心の注意が必要
私の目には谷繁らしくない配球に見えた