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「これぞ四番!これぞ岡本和真!」9月12日 vsヤクルト ゲームレポート詳細版

「これぞ四番!これぞ岡本和真!」9月12日 vsヤクルト ゲームレポート詳細版

【イニング経過、雑感】※イニング経過は巨人公式HPより抜粋
☆1回表
先発は今村。
坂口は中前打。無死一塁。青木は中飛。山田哲は右邪飛。村上は空振り三振。0対0。
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立ち上がりの今村はややボールの走りが良くなかった。
前回登板よりも腕の振りが甘いように感じたが、ヤクルト打線の打ち損じに助けられた印象の方が強かった。

★1回裏
先発は吉田大喜。
坂本は投ゴロ。松原は四球。一死一塁。ウィーラーの打席で松原が二盗。一死二塁。ウィーラーは四球。一死一、二塁。岡本は右越え3点本塁打。巨人先制。3対0。丸は左中間二塁打。一死二塁。中島は四球。一死一、二塁。大城は二直。吉川尚は中飛。3対0。
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リリーフでの対戦は一度あるが、巨人打線にとってはほぼ初モノといえる吉田に対して巨人打線は早速襲い掛かる。
先頭の坂本は倒れるが、松原が歩いた後にすかさず二盗を決めてバッテリーを揺さぶる。
これでリズムを崩してしまった吉田はウィーラーにストレートの四球を与えてしまい、巨人は先制のビッグチャンスを迎える。
ここで岡本は、カウントを取りに行った甘いスライダーを完全に狙い打ってライトスタンドへ豪快な3ランを叩きこむ。
その後も攻撃の手を緩めずに追加点のチャンスを作るが、ここではもう一本が出なかった。

☆2回表
マウンドは今村。
塩見は中飛。西浦は三ゴロ。山崎は空振り三振。三者凡退。3対0。
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岡本の3ランで波に乗りたい今村は、ヤクルト打線の粘りにあって球数を要するが、しっかり踏ん張って三者凡退で抑える。

★2回裏
マウンドは吉田大喜。
今村は空振り三振。坂本は中飛。松原は左中間二塁打。二死二塁。ウィーラーは中飛。3対0。
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二死後に松原が二塁打を放つが、ウィーラーが倒れて追加点ならず。

☆3回表
マウンドは今村。
西田、吉田大喜は空振り三振。坂口は見逃し三振。三者凡退。3対0。
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今村は坂口との対戦辺りからストレートの走りが良くなり、それと比例して変化球の腕の振りが良くなった。

★3回裏
マウンドは吉田大喜。
岡本は二飛。丸は三ゴロ。中島は中前打。二死一塁。大城は四球。二死一、二塁。吉川尚は四球。二死満塁。今村は一ゴロ。3対0。
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何とか追加点を奪いたい巨人打線は、二死満塁までもっていくが投手の今村に打席が回ってこの回も追加点を奪えなかった。

☆4回表
マウンドは今村。
青木は四球。無死一塁。山田哲は右前打。無死一、二塁。村上、塩見は空振り三振。西浦は遊ゴロ。3対0。
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今村は無死一二塁のピンチを招いてしまうが、ここで今村は村上には狙い球を最後まで絞らせずに三振を奪い、塩見には全球ストレートの力勝負で三振を奪う。
そして左キラーの西浦には初球の低めのスライダーで打ち気を誘ってゴロアウトを奪い、このピンチを無失点で切り抜ける。

★4回裏
マウンドは吉田大喜。
坂本は空振り三振。松原は遊ゴロ。ウィーラーは二ゴロ。3対0。
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吉田はやや立ち直りを見せ、巨人の上位打線を三者凡退で抑える。

☆5回表
マウンドは今村。
山崎は空振り三振。西田は左飛。吉田大喜の代打・中山は左中間にソロ本塁打。3対1。坂口は左前打。二死一塁。青木は右越え2点本塁打。3対3。山田哲は中前打。二死一塁。村上は二ゴロ。3対3。
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リズムに乗った今村は簡単に2アウトを奪うが、ここから落とし穴が待っていた。
中山に落ち切らなかったフォークをレフトスタンドに放り込まれると、ここから抜け球が急に増えて坂口にヒットを許し、青木には初球の高めに抜けたカットボールを捉えられてまさかの同点弾を打たれてしまう。

★5回裏
マウンドには2番手の星。
岡本は遊ゴロ。丸は二ゴロ。中島は三ゴロ。3対3
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巨人打線は替わった星を捉えきれずにこの回も無得点。

☆6回表
マウンドは今村。
塩見は四球。無死一塁。西浦は二ゴロ。一死二塁。
マウンドには2番手の田中豊。
星の代打・廣岡は右飛。西田は四球。二死一、二塁。中山は左前適時打。3対4。二死一、二塁。坂口は遊ゴロ。3対4。
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同点に追いつかれた今村にもはや余裕などなかった。
先頭の塩見に対して初球からフォークを多投してカウントを悪くしてしまい結局歩かせ、西浦のセカンドゴロで二塁進塁を許したところで巨人ベンチは田中豊にスイッチ。
その田中豊は廣岡を討ち取るが、その後は追いこんだ後の勝負球に苦労して西田に四球、中山には勝ち越しタイムリーを許してしまった。
それでも田中豊は後続の坂口を討ち取り、何とか最少失点で切り抜けた(流れ的には最悪だっただけにここでもう一押しを許さなかった事は大きかった)

★6回裏
マウンドには3番手の中澤。
大城は右中間にソロ本塁打。巨人同点。4対4。吉川尚は中飛。田中豊の代打・北村は二ゴロ。坂本は四球。二死一塁。松原の打席で中澤がけん制悪送球。二死二塁。松原は一ゴロ。4対4。
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リリーフ陣のコマ不足に悩むヤクルトにとっては、下位打線から始まるこの回は何とか無失点で凌ぎたかったが、いきなり大城に一発を浴びてしまう。
しかし、巨人側も打線にもう一押しが足りずに結局同点止まりで攻撃を終える。

☆7回表
マウンドには3番手の大江。
青木は四球。無死一塁。山田哲は右飛。村上は右前打。一死一、二塁。
マウンドには4番手の鍵谷。
塩見、西浦は空振り三振。4対4。
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この試合で登板すると三連投になる中川とデラロサを、何とか温存したい巨人は、先日の中日戦と同じように9回を高梨に任せるとして、問題は7回と8回をどのように繋いでいくかが悩ましいところだった。
まず最初に登場したには大江だったが、右打者の山田を何とか紙一重で抑えるが、左打者の青木・村上には出塁を許し、ピンチを作った状況で鍵谷にバトンを渡すことになった。
その鍵谷は塩見・西浦を切れの良いストレートとスライダーで手玉に取り、連続三振を奪って大ピンチを凌ぎ切る。

★7回裏
マウンドには4番手の近藤。
亀井は一直。岡本は左中間にソロ本塁打。巨人勝ち越し。5対4。丸は中飛。中島は中前打。二死一塁。中島の代走に吉川大。大城の打席で吉川大が二盗。二死二塁。大城は空振り三振。5対4。
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やはりヤクルトのリリーフ陣のコマ不足は否めなかった。
この回に打席が回ってくる岡本にとって近藤は大好物だったが、彼を投入せざるをえないところに台所事情の苦しさを感じる。
やはりと言うべきか、カウント球のカーブが甘く入ったところを岡本は完璧に捉えて、勝ち越し弾をレフトスタンドに叩き込んだ。
しかし、巨人打線はここでも後続で追加点のチャンスを作りながらもあと一本が出ずに試合を決めきれなかった。

☆8回表
マウンドは鍵谷。
近藤の代打・宮本は空振り三振。西田は二ゴロ。中山は三ゴロ。三者凡退。5対4。
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イニング跨ぎとなった鍵谷だったが、完璧に近い投球でヤクルト打線を封じる。

★8回裏
マウンドには5番手の長谷川。
吉川尚は左前打。無死一塁。鍵谷の代打・岸田の打席で吉川尚が二盗。無死二塁。岸田は空振り三振。一死二塁。坂本は空振り三振。松原は見逃し三振。5対4
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替わった長谷川に対して足を絡めた攻撃で再びチャンスを作るが、ここでもあと一本が出ずにダメ押し出来なかった。

☆9回表
マウンドには5番手の高梨。
坂口、青木は空振り三振。山田哲は三ゴロ。三者凡退。試合終了。5対4
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とてもこのまま終わりそうな雰囲気はなかったが、抑えで登場した高梨は、坂口と青木に対してギリギリの攻防で何とか連続三振を奪い、最後は山田をサードゴロに討ち取ってゲームセット。
見事な投球でデラロサの代役を全うした。
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【ゲームスコア】
ヤクルト 000 031 000 4
巨  人 300 001 10X 5
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勝利投手 巨人 鍵谷 (2勝1敗0S)
敗戦投手 ヤクルト 近藤 (0勝1敗1S)
セーブ  巨人 高梨 (1勝0敗2S)
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本塁打
ヤクルト 中山 2号(5回表ソロ) 、青木 13号(5回表2ラン)
巨人 岡本 20号(1回裏3ラン) 、大城 8号(6回裏ソロ) 、岡本 21号(7回裏ソロ)
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【巨人選手評価】◎最高評価選手 〇高評価選手
◎岡本和真
初回の狙いすましたライトスタンドへの一発で、「打ちたい」という力みに繋がる気持ちがようやく軽減されたと思う。
その後の凡打の内容も紙一重だったし、決勝HRは自然体で打席に立てていたからこそ捉えられた一発だった。
技術的には相手の岡本シフトをやや意識してしまい、強い打球をレフト方向に飛ばそうとして、やや右肩が早く入り、体が突っ込み気味で右手でこねるようなバットスイングになっていたが、一本目の一発でしっかりと左肩の壁を作りつつ、ボールを手元まで呼び込む形が戻っていた。

〇鍵谷陽平
ぶっちゃけヤクルトの各打者が空振りしていたスライダーの多くは、コース的には「ヒヤリ」とするボールだったが、それをバットにかすりもせずに空振りをするという事は、見た目以上に打者目線ではボールが切れていたんだと思う。
意識的に高速クイックを使って打者を幻惑する工夫も見られていたし、「絶対に抑える」という気迫を体全体で表現した見事な投球だった。
彼の「完璧なイニング跨ぎ」なくしては、この勝利はありえなかった。
現状、彼のリリーフとしての立ち位置は微妙で、勝ちパターンの優先度は低いし、敗戦処置という使われ方もあまりない。
言い方は悪いが「便利屋」という表現が最もしっくりくる。
しかし、この試合のような投球を見せ続ければ、彼の立ち位置は勝ちパターンの中に組み込まれていくだろうし、そうすれば益々各投手の負担が減り、より盤石な投手陣が完成すると思う。
その為には、この試合良かった変化球の精度向上が必要になる。

〇高梨雄平
三振した青木のあの悔しがり方を見て分かるように、ヤクルト打線も「舐められてたまるか!」の気持ちは相当強かった。
しかし、高梨の投球がそれを上回った。
というか、今回に限ってはその気持ちが空回りして、逆に高梨を助けていたのかもしれない。
もう少し気持ちを抑制して打席に立っていたら、坂口と青木は四球で出塁していた可能性は十分にあった。

〇大城卓三
今村を勝たせられなかった事は無念だろうし、反省すべきポイントは筆者の目からもいくつかあった。
しかし、彼の場合はバットでそれを取り戻せるので、そこは今後も大いに自分の武器として活かして欲しい。
阿部慎之助も若い頃は相当リード面で酷評されていたが、それをバットで黙らせていたんだから。。。
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【このG戦士にモノ申す】
※今村信貴
去年まではカウント球で苦しんでいたが、今年はストレートの質が上がっているので、上手くこのボールでファールを打たせてカウントを稼げている。
一方で、このように今年はカウント1-2という投手有利の状況を作る事が多くなっているのだが、ここから攻めきれずにフルカウントになってしまうケースが多い。
まあ。。際どいコースに投じてのフルカウント(打者の見極めが良い)なら仕方が無いと割り切れるのだが、彼の場合は投げた瞬間にボールと分かるケースが多いので、周りから見たら非常に勿体ないと感じてしまう。
そういう観点で見ると、彼の投球はまだまだ甘いと言わざるを得ない。
折角、ここまで苦しみながらもようやく首脳陣の信頼を取り戻しつつある状況なので、何とかもう一皮むけて欲しい。。。

以上 敬称略
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