G 6 対 C 2
今日の菅野は立ち上がりから力んでいた
直球中心で攻めていたが高めに浮き気味で今までのような安心感はなかったが
味方の大量得点で助かった印象が強い
今日の相手がエース級で僅差の勝負を展開していたら
中盤捕まり今季最悪の結果だったかもしれない
内容は特に打者の懐を攻める際に必要以上に力んでボールが抜けてたり引っ掛けていた
恐らくバレンティンのHRの影響かもしれないが
甘くなってはいけないという過度の意識がありボール先行のケースが増え
ベース板を広く使えていないので投球が窮屈に感じるし
低めにビシッと決まるボールも少なかった
改めて思うとエルドレッドに当ててしまった事が原因かもしれない
つまりエルドレッドの死球→バレンティンのHR→無駄な力み
全てリンクしているように思う
解説者はスタミナに問題があると指摘していたが
私はそれを断じるのは時期尚早と思う
確かにスタミナに不安があるかもしれないが今日のピッチングは明らかに力みすぎ
上記で指摘したとおり今日はバランスが悪かったので終盤のガス欠は容易に想像できた
それよりベース板を今後も広く使えるように気持ちを切り替えることが重要である
ここまでプロ入り後順風満帆であったが初めて彼に訪れた試練かもしれない
長野のHRは勝利を決定づける価値あるモノだったが
あのバッティングはまだ出合い頭の感が強い
VTRでよく見るとスイングの際に無駄に体を捻っているので
バットがミートポイントまで最短距離で捉えられていない
またそれに連動してグリップが体から早く離れるのでバットが外回りになっている
まだ2安打目のスイングの方が内容は良かった
打線の現状は正直厳しい
阿部は別としてロペスは下降気味、長野は内容がまだ良くない
坂本は元々足を高く上げてタイミングを取るタイプなので相手投手次第で波が大きい
村田はまだまだ自分の打撃の感覚を手探りの状態
今日はタマタマ満塁打が出たが暫く打線は厳しいかもしれない
そうなると投手力を含めたディフェンスで勝ちを拾っていくしかない
そう言う意味では中継ぎの山口、西村が万全なのは何より頼もしい
それとマシソンだが昨日、今日と投球内容は良くなっている
以前のエントリーで指摘した押し出すように投げている状態から明らかに良くなっている
肘の位置が上がっているのでボールの角度が良くスライダーも縦変化になっている
直球で空振りを取れているマシソンは安心
高木もボールの質は開幕当初と比べて確実に上げている
今後は山口の登板を減らして積極的に彼を使ってはどうだろうか?
明日はGファンにとって特別な日である
先発の内海は大変なプレッシャーで相手バリントンとの力関係を考えると簡単なゲームではないが
そこは選手会長である内海のドヤ顔を是非見たい
今は辛抱強く勝ちを拾っていくしかない
