「サバイバル紅白戦でヤングGを総チェック」2021.2.8 巨人春季キャンプレポート

「サバイバル紅白戦でヤングGを総チェック」2021.2.8 巨人春季キャンプレポート

2021.2.8読売ジャイアンツ春季キャンプレポート

本日のキャンプトピックス(第二クール三日目)
★一軍宮崎
・強風の中、午後12:30より紅白戦行われた(詳細は後述)
・高梨雄平が桑田コーチのアドバイスに聞き入る。
・紅白戦不出場の岡本和真が村田コーチと特守を行う。
・原監督が打席に立ってルーキー平内龍太の球筋を確認。

★S班沖縄
・井納翔一が二日連続のブルペン入り
・小林誠司が石井コーチの指導の下で早出特訓を行う。

★二軍宮崎
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実戦が多くなる2月16日から始まる沖縄二次キャンプに向けて、今日はその参加キップを賭けた若手のサバイバル紅白戦が行われた。
「若大将・岡本和真」を除いた若手選手による熱いアピール合戦の中で「光り輝く原石の発見」が楽しみでならなかったが果たしてどうだったか?
尚、試合開始は午後12:30だったが、日テレジータスのキャンプ中継が午後13:30スタートなので、恒例の全球チェックは出来なかった。
よって、今回は放送の中で紹介された場面に関しては筆者の雑感を交えたレポートを、確認できなかった場面は結果のみを伝える事とする。

【紅組野手】
1二 増田大輝
➀(P井上)右飛、一死
➂四球、二死一塁
➄カウント1-2から外角ストレートを空三振、二死
<短評>
体が早く開く悪い癖を意識し過ぎて、タイミング的にストレートに差し込まれやすくなっている。

⇒指 松井義弥(八番から途中変更)
➆初球の真ん中ストレートを打ち上げて三飛、二死満塁

2遊⇒二 湯浅大
➀四球、一死一塁
➂中前安、二死一三塁
➄カウント2-2から外角直球を打ち上げて二飛、チェンジ//
<短評>
身体に厚みが出て来て打球も鋭くなっているが、打席での淡白さは無くしていきたい。

⇒二 増田大輝(一番から途中変更)
➆カウント1-1から外角ストレートに差し込まれて二飛、チェンジ//

3中 八百坂卓丸
➀右安、一死一三塁
➂遊ゴロ、チェンジ//
➅カウント0-2から高めに浮いたチェンジアップを引っかけて二ゴロ、一死
<短評>
去年見た時よりもスイング幅が大きくなって、スイングスピードも上がっている印象が受ける。
小手先のスイングではなくなり、かなり体全体でスイングする形が出来つつあるので、これから実戦を重ねて結果を残せれば、支配下入りも十分あり得る存在だと思う。

4捕 大城卓三
➀中犠飛、打点1、二死一塁
⇒一塁走者の八百坂が二盗失敗、チェンジ//
➃左飛、一死
➅カウント1-0から外角低めのストレートを引っかけて投ゴロ、二死
<短評>
最初の打席でしぶとく犠牲フライで打点をあげる。

5右 立岡宗一郎
➁右前安、無死一塁
➃カウント0-2から外角ストレートを引っかけて二ゴロ、二死
➅カウント1-2から真ん中のチェンジアップを捉えられて中安、二死一塁
<短評>
気が付けば近い世代が殆どいなくなって、二軍では頭一つ抜けた年長者となった。
それでもリリースされることなくチームに残れたのは、彼のバッティングセンスと脚力をまだまだ買われてのことだと思う。

6三 秋広優人
➁三ゴロの併殺崩れ、一死一塁
➃初球の真ん中カーブを捉えて中安、二死一塁
➅⇒一塁走者が二盗失敗、チェンジ//
➆(P谷岡)カウント2-1から外角ストレートをバットの先で中安、無死一塁
<短評>
バッティングはバットコントロールが良く、現状は豪快さよりも上手さが先行している。
但し、実戦でのバッティング、走る姿、フィールディング、これらを見て思うのは、やはりまだまだ下半身が弱いこと。
逆説的に言えば、下半身が完成された時にはとんでもない化け物になる可能性もあるということ。

7一 伊藤海斗
➁遊ゴロ併殺打、チェンジ//
➃カウント0-1から真ん中高めのストレートを捉えて中安、三塁送球の間に打者走者がニ進、二死二三塁
➆⇒一塁走者の秋広が二盗成功
フルカウントから内角スライダーを捉えて右安、無死一三塁
<短評>
プロ二年目を迎えて、しっかり振り切れる体力を身に着けた印象。
バッティングの前捌きが良く、将来的に打率を残せる可能性を感じるし、豪軟兼ね備えた打者に成長する可能性を感じる。
但し、ファーストの守備も問題ないが、一軍に定着する為には少なくとも外野も守れないとキツイと思う。

8左 松井義弥
➂(P太田)中飛、一死
➃初球の内角低めのストレートを打ち上げて右飛、チェンジ//
<短評>
甘いボールを連続でミスショットしていては結果を残せない。

⇒捕 山瀬慎之助
➆初球の外角カットボールを引っかけるが投失、無死満塁
<短評>
ヒッチでタイミングを計っているが、その負の面が目立ってしまっている。
まだまだトップがガチっと決まらないので、タイミング的に立ち遅れてしまっている。

9指⇒遊 中山礼都
➂左飛、二死
➄(P堀岡)カウント1-2から真ん中のチェンジアップを引っかけて一ゴロ、一死
➆カウント0-2から外角低めのストレートを見三振、一死満塁
<短評>
福留孝介のような懐の深さを感じるバットスイングで、近未来の飛躍の可能性を強く感じる。
身体が強くなれば必ず台頭する選手だと思う。
ショートの守備も高卒ルーキーとは思えない落ち着いたグラブ捌きと、スローイングの強さをアピール。
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【紅組投手】
☆ 高橋優貴
・ハイライト映像しか見ていないが、高めに浮いたボールを松原に捉えられ、その後にて失点を許したが、岸田から奪った空三振のストレートにはキレがあった。

☆ 横川凱
・こちらもハイライト映像しか見ていないが、去年の一軍デビュー時よりも下半身の粘りを感じる投球フォームに進化していて、球持ちの良さも感じる。
・腕の振りも去年より鋭くなってるのでフォームの中で緩急が有り、打者目線で見るとタイミング的に差し込まれやすいタイプの投手と言える。

☆ 田中豊樹
・ストレートの平均球速は140キロ前後
・スライダー、カーブ
・ほぼ変化球はボールゾーンに外れてしまったので、相手にストレートを狙われていた。
・相変わらず制球に課題を抱えており、厳しく言えば、アピールの場ではない本番だったら恐らく四球連発でゲームを壊していたと思う。
・ベンチに帰って桑田コーチからのアドバイスを受けていた。

☆ 大江竜聖
・ストレートの平均球速は130キロ台前半
・スライダー、カーブ?
・打者三人だけだったが、ほぼ捉えられた打球は無かった。
・ボールのキレはまだまだこれからだが、低めにキッチリとボールを集めていたし、抜けたボールも無かった。

☆ 桜井俊貴
・ストレートの平均球速は130キロ台後半
・カーブ、ツーシーム、フォーク、チェンジアップ
・セットポジションがマイナーチェンジ(セットの際に左足を少し引いてから投球動作を始めていた)
・フォーシームがシュート回転する悪癖はこの試合では見られなかった。
・ストレートの威力、変化球の精度はまだまだながらも、個人的には今までの彼にはなかったインテリジェンスを感じる投球内容だった。
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【白組野手】
1右 松原聖弥
➀(P高橋)左中間二塁打、無死
➂右前安、無死満塁
➃カウント2-1から内角ストレートに差し込まれて一ゴロ、チェンジ//
<短評>
バットをテニスラケットのように操り、左右にヒット性の打球を打ち分けていた。

⇒捕 喜多隆介
➆カウント0-1から外角直球を引っかけて投ゴロ、試合終了//
<短評>
二盗を阻止する好送球でアピール。

2中 重信慎之介
➀一ゴロ、一死三塁
➂左飛、一死満塁
➄(P大江)カウント1-2から真ん中低めのスライダーを空三振、一死
<短評>
結果、内容ともに残念だった。

3二 北村拓己
➀左犠飛、打点1、二死
➂右犠飛、打点1、二死死一三塁
➄初球の外角高めのストレートを打ち上げて二飛、二死
<短評>
二つの犠飛は及第点という結果だが、どちらも打ち損じの打球だった

4捕 岸田行倫
➀空三振、チェンジ//
➂空三振、チェンジ//
➄カウント1-2から内角低めのスライダーを捉えるが遊ゴロ、チェンジ//
<短評>
やや強引なスイングが目立ってしまった。
守備では八百板の二盗を満点送球で阻止。

5左 石川慎吾
➁(P横川)投ゴロ、一死
➃(P田中豊)カウント3-1からストレートが低めに外れて四球、無死一塁
➅(P桜井)カウント2-2から外角ストレートを引っかけて三ゴロ、一死
<短評>
ストレート系に差し込まれていた。

6遊 若林晃弘
➁見三振、二死
➃カウント2-1から内角ストレートに差し込まれて一ゴロ併殺打、二死
➅フルカウントから真ん中カーブをバットの先で投直、二死
<短評>
石川と同じでストレート系に差し込まれていた

7三 香月一也
➁見三振、チェンジ//
➃カウント0-1から内角カーブに詰まりながらも左前安、二死一塁
➅カウント2-0から真ん中チェンジアップを打ち上げて遊飛、チェンジ//
<短評>
打席でのしぶとさはまずます感じたが、甘いボールのミスショットが目立つ。

8一 菊田拡和
➂右前安、無死一塁
➃相手の制球が乱れてストレートの四球、二死一二塁
➆初球の外角直球を打ち上げて二飛、一死
<短評>
右方向に強い打球を飛ばせるのは魅力だが、まだまだストレート系に差し込まれるケースが多い。

9指 平間隼人
➂左前安、無死一二塁
➃初球の内角ストレートを捉えて右安、二死満塁
➆初球の内角フォークを捉えるが一ゴロ、二死
<短評>
泥臭さを感じるバッティングは彼の最大の魅力だろう。
内角の捌きは非凡なセンスを感じる。
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【白組投手】
★ 井上温大
・ハイライト映像しか見ていないが、初回はややボールが上ずっていた様子が伺え、そのボールをキッチリと捉えられていた印象を受けた。
・二イニング目はやや改善されて特に変化球を低めに集めてゴロを打たせていた。

★ 太田龍
・ストレートの平均球速は130キロ台後半
・カーブを投げていたのは映像で確認
・全体的にボールが高く、抜け気味のボールが目についた。
・元々は力勝負で打者を抑えるタイプという触れ込みで入団した投手だが、現状のストレートの威力では持ち球のフォークの威力は半減するだろう。

★ 堀岡隼人
・ストレートの平均球速は140キロ前後
・スライダー、チェンジアップ、フォーク
・全体的にボールはやや上ずっていたが、同タイプの田中豊よりも纏まっていた。
・指にかかったストレート系は魅力だが、変化球(特にチェンジアップ系)を投げる時に腕の振りが明らかに緩くなるので、一軍公式戦ではそこを改善しないと二軍戦のような相手をねじ伏せるピッチングは難しい。

★ 谷岡竜平
・ストレートの平均球速は130キロ台中盤
・スライダー、フォーク
・ストレートの制球は良かったが、変化球はイマイチだった。
・不運なヒット、自身のフィールディングミスが重なり無死満塁のピンチを迎えたが、そこから落ち着いてストレートをコーナーに決めてピンチを切り抜ける。
・同タイプの堀岡と比べると、ストレートの威力では一枚落ちるが、変化球のキレはこちらが上の印象。
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【スコア】
紅組 100 000 0  1
白組 101 000 0  2
試合は7回で終了
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【総評】
投手の中で目についたのは横川凱、大江竜聖、桜井俊貴の三投手。
その中でも横川凱は確かな成長の跡を感じる見どころたっぷりの投球だった。
打者では八百坂卓丸、伊藤海斗、松原聖弥、平間隼人の四選手。
特に八百坂の鋭いバットスイングはちょっと驚いた。
彼は守備力と走力もある選手なので、松原とタイプは被るが早々に支配下入りも十分にあり得ると思う。

以上 敬称略
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