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秋広優人、平内龍太、中山礼都、伊藤海斗、若きヤングGが躍動した見どころたっぷりの紅白戦

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2021.2.11 読売ジャイアンツ春季キャンプレポート

本日のキャンプトピックス(第3クール1日目)
★一軍宮崎
➀紅白戦出場予定のなかった岡本和真が出場を志願
➁野上亮磨、畠世周、高梨雄平がブルペン入り
特に野上は精力的に175球の投げ込み
➂野上亮磨が今日から一軍練習に合流
原監督が14日の紅白戦で野上亮磨の登板を示唆
➃曇り空の肌寒い中で沖縄行きの切符をかけた紅白戦が行われた(詳細は後述)

★S班沖縄
➀沖縄地方は朝から大荒れの天気、室内練習場で練習スタート。
➁小林誠司が早出特打ち
石井コーチのマンツーマン指導。
➂大竹寛、鍵谷陽平がブルペン入り
➃順調な調整が続いているベテラン亀井善行と中島宏之
室内練習場でたっぷり打ち込む

★二軍宮崎
・太田龍が右太腿の張りで離脱、無念の帰京
替わって育成ドラフト9位の奈良木陸が合流。
・紅白戦出場前に秋広優人が下半身の強化トレーニング
——————————–

【紅組野手】
1二指 増田大輝
➀(P山川)カウント3-1からストレートが高めに外れて四球、無死一塁
➀⇒投手の二塁牽制球が悪送球になり二塁走者が三進、二死一三塁
カウント1-2から真ん中チェンジアップに泳がされて一ゴロ、チェンジ、紅組は打者一巡の攻撃で5点先取。
➂フルカウントから外角スライダーが大きく外れて四球、二死満塁
➄⇒一塁走者の平間が二盗失敗、一死
カウント1-2から外角低めのスライダーを空三振、二死
<短評>
相変わらずボールを良く見て自分の役割を良く理解していた。

2捕 大城卓三
➀相手投手の制球が定まらずストレートの四球、、無死一二塁
➁(P山川)初球の真ん中チェンジアップを打ち上げて二飛、一死
➂カウント1-0から真ん中高めの直球を打ち損じて投飛、チェンジ、紅5-白0
<短評>
終盤に白組の代打として出場し、意地のタイムリーを放った。

⇒打捕 喜多隆介
➄カウント0-2から内角の抜けたスライダーに詰まって二ゴロ、チェンジ、紅6-白4

3右 八百板卓丸
➀初球の真ん中カットボールを捉えて左安、打点1、無死一二塁
➁初球のチェンジアップをバットの先で中安、一死二塁
➃(P堀岡)初球の外角チェンジアップを捉えて中安、無死一塁
➅初球の真ん中フォークを引っかけて二ゴロ、一死
<短評>
相手投手のデキを考えれば手放しでは評価できないが、それでもバットコントロールとシャープなスイングは間違いなく二軍卒業レベルではある。

4左一 伊東海斗
➀初球の内角高めボール気味のストレートに差し込まれて二飛、一死一二塁
➁カウント1-1からチェンジアップを引っかけて一ゴロ、二死二塁
➃カウント0-1から内角ストレートを捉えて右安、無死一三塁
➅カウント1-2から真ん中低めのストレートを当てただけの左飛、二死
<短評>
ヒットこそ一本だけだが、その内容が秀逸だった。
それほど甘くなかった内角ストレートを上手く肘を畳んで綺麗に弾き返すバッティングはお見事。

5中 立岡宗一郎
➀カウント1-2から真ん中高めのストレートを叩いて中二塁打、打点2、一死二塁
➁カウント1-0から真ん中スライダーを捉えて右安、二塁走者が本塁憤死、チェンジ、紅5-白0
➃カウント1-2から外角高めのボール気味のチェンジアッに手を出して空三振、一死一三塁
➅カウント0-2から外角低めのストレートを引っかけて二ゴロ、チェンジ、紅6-白4
<短評>
ぶっちゃけ今の彼にはこのくらいの結果は最低限のノルマと言える。
第三、第四打席の内容は不満が残る。

6三 秋広優人
➀初球の内角高めのストレート捉えて右安、一死一三塁
➂(P堀岡)カウント1-2から内角低めのフォークボールを空三振、一死
➃初球の真ん中ストレートを捉えて左安、打点1、一死一二塁
➆(P戸根)フルカウントから真ん中高めのスライダーを捉えて右安、無死一塁
<短評>
三安打の猛打賞は素晴らしいの一言。
いずれのヒットもタイプの違う投手からのもので、対応力の高さには驚きを禁じ得ない。
特に恐らく初めて対戦するタイプであろう変則左腕の戸根に対して、ボールを怖がるそぶりを全く見せずに、しっかりと自分の間合いでスイング出来ていた。
まあ、ぶっちゃけいずれも相手の完全な失投なので今すぐ通用する云々とは言えないが、それでもホント素晴らしい。
彼のバッティングを横の映像から見ると、技術的にはトップをしっかり作ってからスイング始動出来ているので、バッティングの懐が深い。
ホント。。。中山もそうだが、今年の高卒ルーキーは好素材揃いである。

7一 菊田拡和
➀フルカウントから真ん中低めのチェンジアップを捉えた強い打球を三塁手が弾く、打点1、一死一二塁
➂カウント1-0から真ん中高めのストレートを叩いて左安、一死一塁
➃カウント2-2から外角低めのストレートを見三振、二死一二塁
<短評>
彼にとって課題のストレート系を綺麗に引っ張れた意味は大きい。
今後に向けて自信に繋げて欲しい。

⇒左 松井義弥
➆カウント1-2から外角スライダーを空三振、一死一塁
<短評>
現状、ライバルの伊藤海斗とはやや差を感じる内容。

8遊 中山礼都
➀カウント3-1から真ん中高めのボール気味のストレートを捉えるが左飛、二死一二塁
➂カウント0-1から内角カットボールにやや差し込まれて中飛、二死一塁
➃カウント1-2から内角低めボール球のカットボールを空三振、チェンジ、紅6-白0
➆初球の真ん中ストレートに合わせるが、サードゴロ併殺打、チェンジ、紅6-白5
<短評>
カウントが追い込まれた状況で、空振りしてもおかしくない低めの落ちるボールについていけている。
第三打席も最後はボール球を振らされたが、そこまでに至る過程は評価出来るポイントがあった。
高卒ルーキーながら早くも下半身主導でバッティング出来ているので、ホントに将来が楽しみでならない。
定評のある守備でも軽快なフットワークとグラブ捌きで好プレーを連発していた。

9指二 平間隼人
➀カウント1-1から真ん中高めのストレートを捉えて左安、打点1、二死一二塁
➂フルカウントから内角ワンバンドをフォークを見極めて四球、二死一二塁
➄(P田中)相手投手が制球を乱してストレートの四球、無死一塁
<短評>
持ち味である「しぶといバッティング」を存分に発揮している。
八百板と比べると支配下争いではやや遅れているかもしれないが、左の守れる内野手という括りでは田中俊太が抜けて貴重な存在なので、彼も今季中の支配下入りのチャンスは十分にあると思う。
その為には与えられたチャンスでキッチリ結果を残し続ける必要がある。
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【紅組投手】
★平内龍太
・ストレートの平均球速は140キロ前後
・変化球は主にツーシームやスプリット系の落ちるボールと、緩いカーブとスライダーを投げていた
<短評>
この時期の宮崎のスピードガンは筆者の感覚だと3~5キロほど他球場と比べると遅く表示されるので、そこは参考程度に見ればよい(実質143~145キロと見る)
ストレートは重そうな球質で、他投手よりもベース付近の威力が全然違う。
球筋は綺麗な回転ではなく、どちらかというと微妙に動いているように見える。
変化球は前評判通り多彩で、110キロ台の緩いカーブ、120キロ台の縦変化のスライダー、130キロ台のスプリット系(ツーシーム含む)、どれをとってもプロで使えそうなレベルか?
一方で、大学時代から気になっていた制球力は改善の余地がまだまだあり、指にかかったボールは素晴らしいが、まだまだ抜け球が多かった。
まあ、テイクバックが独特で打者目線ではタイミングを合わせにくい投げ方でもあるし、ボールの質も合わせて素材的には間違いなく一級品。
新人王を狙うなら前述の課題をどれだけ克服できるか?
この一点にかかっていると言っても過言ではない。

★高橋優貴
・ストレートの平均球速は130キロ中盤
・変化球はチェンジアップ、カーブ、スライダー
<短評>
前段で指摘したように球速表示は大したことないが、打者の体感スピードは140キロ中盤程度はあったかもしれない。
それは岡本からオールストレートで最後は空振り三振を奪ったことからも伺える。
そのボールを見せているからこそ、相手打者は110キロ台のチェンジアップに全くタイミングが合わない。
打者六人に対して三振が四つで、内容的には申し分ない。
対戦した全ての打者がストレートに押されて、変化球には泳がされていたので自分のバッティングをさせなかった。
尚、新球の100キロ台のカーブは一球だけ投じたが、高めのボールゾーンに外れた。
ただ、カーブとしては「抜け」が良かったので、今後磨き上げれば本番でも武器になる予感はした。

★伊藤優輔
・ストレートの平均球速は130キロ台後半
・変化球はスライダー、カットボール
<短評>
アマ時代のイメージそのままだった。
基本的には右打者に対してアウトローに140キロ後半のストレートとスライダー系の出し入れで勝負するタイプ。
一方で、良いボールと悪いボールがハッキリ分かれるタイプで、打たれだすと力みが激しくなってボールが抜けやすくなる。
性格的にもカッカしやすく、この辺りが今後の課題となるだろう。
まあ、この手のタイプには良い結果が出にくい「プロ初登板」なのでそこは考慮してあげたい。
次回の登板でリベンジを期待したい。

★古川侑利
・ストレートの平均球速は130キロ台中盤
・変化球はチェンジアップ、カーブ、スライダー
<短評>
前回と同じで彼も良いボールと悪いボールの差が激しい。
現状では変化球は高確率でボールになるので、打者目線では対応が難しい投手とは思えない。
彼の場合も質の高いストレートを持っているにも関わらず、ここまでなかなか殻を破れていないのは一軍で通用するレベルの変化球ではないことが最大の理由だろう。

★大江竜聖
・打者四人に対して一安打、無失点、奪三振1
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【白組野手】
1右 松原聖弥
➀カウント2-1から内角ストレートに差し込まれて中飛、一死
➃(P伊藤)初球の真ん中スライダーを捉えて右二塁打、無死二塁
<短評>
他とは一段階上のバッティングを見せている。
ライトの守備でも二回表に二塁走者の八百坂の本塁突入を防ぐ強肩を披露。

⇒捕 山瀬慎之助
➄初球の外角低めのストレートを引っかけてサード併殺打、チェンジ、紅6-白4
➆二ゴロ、試合終了、紅6-白5
<短評>
守備で五回表にやや送球は外れたものの、持ち前の強肩で平間の二盗を阻止。

⇒右 松原聖弥(途中で山瀬と打順変更)
➅(P古川)カウント1-0から外角直球を引っかけて二ゴロ、一死

2遊 湯浅大
➀フルカウントから外角ストレートを見極めて四球、一死一塁
➃カウント0-2から外角ストレートを空三振、一死二塁
➅カウント2-2から真ん中高めのストレートを捉えて左線二塁打、一死二塁
<短評>
もう少し打席での粘り強さが欲しい。
第二打席のような内容を一度でも見せてしまうと、彼のようなタイプの打者には首脳陣に対して致命的な悪印象を与えかねない事をもっと自覚した方が良い。
他の打席が良かっただけにホントもったいない。

3二 北村拓己
➀カウント1-1から外角カーブを引っかけて三ゴロ併殺打、チェンジ、紅5-白0
➃カウント0-1から外角低めの直球を引っかけて遊ゴロ、二死二塁
➅カウント1-1から外角直球にやや押されて右飛、二塁走者は三進、二死三塁
<短評>
引っかけてしまった打席が続いて、最後の打席は右打ちしたがフェンス際で失速。

4指 岡本和真
➁(P高橋)フルカウントから真ん中高めのボール気味のストレートを空三振、一死
➃⇒投手に二塁牽制が悪送球になり三進
カウント3-1からストレートが高めに外れて四球、二死一三塁
<短評>
まあ、彼の場合は今の時期のバッティングについて特に言及することもない。

⇒打 大城卓三(白組から移動)
➅カウント3-1から真ん中高めのストレートを捉えて二塁強襲ヒット、打点1、二死一塁

5捕指 岸田行倫
➁カウント1-2から外角チェンジアップを見三振、二死
➃初球の真ん中スライダーを捉えて中二塁打、打点2、二死二塁
➅フルカウントから真ん中直球を捉えて遊安、二死一二塁
<短評>
やや強引なスイングが目立っていただけに、第二打席のバッティングはキッチリと修正されて中身のあるモノだった。

6一 若林晃弘
➁カウント2-2から外角チェンジアップを空三振、チェンジ、紅5-白0
➃カウント3-0から真ん中高めのストレートを完璧に捉えて右本塁打、打点2、二死
➅カウント3-1から真ん中直球を捉えるが一ゴロ、チェンジ、紅6-白5
<短評>
第二打席はボールをしっかり見極めて、失投を一発で仕留められたことは称賛に値する。

7左 石川慎吾
➂(P高橋)カウント2-2から外角低めストレートを合わせただけの投ゴロ、一死
➃カウント2-2から外角低めのカットボールを引っかけて遊ゴロ、チェンジ、紅5-白4
➆(P大江)左安、無死一塁
<短評>
バッティング内容は分からないが、左キラーの彼が額面通りに左投手からヒットを奪った事をポジティブに評価したい。

8中 重信慎之介
➂カウント1-2から外角低めストレートを空三振、二死
➄初球の内角高めのストレートを叩くが右飛、一死
➆空三振、一死二塁
<短評>
現状、彼の悪い時のバッティングになってしまっている。
ややスイングの軌道が外回りなので、外角に流れる変化球の対応が難しくなっている。

9三 香月一也
➂カウント2-2から外角ストレートを引っかけて一ゴロ、チェンジ、紅5-白0
➄カウント1-1から真ん中のチェンジアップを捉えて右安、一死一塁
➆遊飛、二死一塁
<短評>
ようやく一本でたが、ここまで強引さが先行して難しいボールに手を出している印象。
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【白組投手】
☆山川和大
・ストレートの平均球速は130キロ中盤
・変化球はカットボール、チェンジアップ
<短評>
立ち上がりから制球を乱していきなり連続四球を与えてしまい、腕が振れなくなってしまう。
そこからは明らかに置きに行ったボールを連打され、更に自分を見失ってしまう。
自身のミスや味方内野手のミスも重なったが、総じて厳しい内容と言わざるをえない。

☆堀岡隼人
・ストレートの平均球速は130キロ後半
・変化球はカットボール、フォーク、チェンジアップ
<短評>
課題は前回登板で指摘したが、相変わらず変化球の精度が悪い。
ストレート系には力強さはあるが、変化球が決まらないと結局そのストレート系を狙われて痛打を喰らうパタンに陥ることは必至だろう。

☆田中優大
・ストレートの平均球速は130キロ台前半
・変化球はツーシームとスライダー、カーブ
<短評>
サイドハンド気味から打者の内と外にボールを散らして勝負するタイプ。
いきなりストレートの四球を与えてしまったが、直後の相手の二盗失敗で落ち着きを取り戻す。
その後はスライダー系とツーシームを操って凡打に討ち取っていた。

☆谷岡竜平
・ストレートの平均球速は130キロ台中盤
・変化球はツーシーム、フォーク、スライダー
<短評>
前回登板よりも制球が纏まっていて投球にもメリハリがあった。
ストレートを低めにしっかり集めていたし、彼の武器であるフォークでも空振りを奪っていた。
今日投げた白組の投手に中では最も中身の濃い投球内容だった。

☆戸根千明
・ストレートの平均球速は130キロ台中盤
・変化球はスライダー
<短評>
彼特有の抜け球は無かったが、その分やや相手打者への威圧というか恐怖心を与えられなくなっている印象。
そうなると、投手一本の再スタートを成功させる為には、左打者の外角へのスライダーとストレートの出し入れの精度が生命線になる。
そして時折胸元に見せ球を投げる制球力がつけば、十分通用する投手と思うのだが。。。
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【スコア】
紅組 500 100 0  6
白組 000 401 0  5
試合は七回で終了
尚、ジータスの放送が七回表で終了したので、七回裏は結果のみを記載
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【総評】
この試合では二塁走者へのピックオフプレーが一つのテーマとして試みていたが、二度のミスがあった。
投手陣の中で高評価は平内龍太、高橋優貴、谷岡竜平(大江は放送終了後の登板の為に確認できず)
この中では特に高橋の投球は素晴らしかった。
実戦初打席とは言え、岡本和真に対して全球ストレートで勝負して、最後は中途半端なスイングで空振りを奪うというナイスピッチングだった。
又、平内も新聞の見出しになるようなデビューではなかったが、彼のポテンシャルの高さを十分に感じさせる初登板だったと思う。
野手陣では八百板卓丸、伊藤海斗、秋広優人、平間隼人、松原聖弥、若林晃弘の内容が濃かった。
まあ、一軍実績のある松原、若林は相手投手のレベルを考えるとこれくらいやって当然だが、伊藤、秋広の若い二人のバッティングは前回同様ホント素晴らしかった。
又、八百板も支配下入りに向けて更に一歩前進という内容だった。

以上 敬称略
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