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2021プロ野球順位予想

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順位予想を発表する前に、セリーグ各チームの戦力分析をおさらいする

<今回採用したセイバー指標の説明>
~打撃~
※BB% 四球獲得能力を表した指数
※IsoP 長打力にフォーカスして表した指数
※wRAA ざっくりと言えば、打者の得点貢献度を数値で表したもので、リーグ平均の打者が同じ打席数立った場合と比べて、何点多く貢献したかを評価する指標
※wRC+ ざっくりと言えば、球場の違いによって及ぼされる打撃成績への影響を排除した上で、打者がどのくらい得点を生み出せる能力があるのかを100を基準にして計った指標

~走塁~
※wSB 盗塁をする事によって、どのくらいチームに貢献したか、あるいはチームに損失を与えたかを推定する指標
※UBR 盗塁以外の走塁でどのくらい得点に貢献したかを表す指標

~守備~
※UZR 各ポジションの平均値と比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標
※ARM 送球による守備貢献度、捕殺数だけではなく走者の進塁をどれだけ抑止したかを表す指標
※RngR 守備範囲の広さを表す指標
※DPR 併殺が期待される状況で、どれだけ併殺を完成させたかを表す指標

~投手~
※FIP 守備から独立した防御率。本塁打以外の打球の部分は無視し、被本塁打・奪三振・与四死球から算出。運の要素を取り払い、より実力に近い数値が出る
※K-BB 奪三振と四球の比率で、投手としての純粋な能力を計る指標の一つ
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☆読売ジャイアンツ☆
【2020打撃指標】評価B+
※BB% 9.4(2位)
※IsoP .155(1位)
※wRAA +33.4(1位)
※wRC+ 93(2位)
・四球獲得能力を表したBB%は前年の数値(9.8)と比べて悪化
・長打力を表したIsoPは前年の数値(.165)と比べて悪化
・得点貢献度を表したwRAAは前年の数値(+69.7)と比べて悪化
・球場による影響を排除して打者の得点能力を表したWRC+は前年の数値(99)と比べて悪化
2020年の指標は軒並み悪化した。
その最大の要因は何と言っても坂本と丸の不調で、特に坂本は2019年がキャリアハイに近い成績だったので、その落差は非常に激しかった。
但し、それでもリーグトップレベルの攻撃力であることは変わらなかったので、そういう意味ではこの打撃部門に関してはセリーグでは他を圧倒しているといっても過言ではない。

【2020走塁指標】評価B
※wSB +2.2(同1位)
※UBR +2.9(3位)
・盗塁の効果を表したwSBは前年の数値(+5.5)と比べて悪化
・走塁(盗塁は除く)の貢献度を表したUSBは前年の数値(-10.3)と比べて良化
wSBに関しては若干悪化したがほぼ横ばいと見て良いと思う。
wUBRが好転したのは、丸の数値が大きく改善された事が最大の要因。
他にも走力のある松原の台頭も引き上げに貢献していた。



【2020守備指標】評価C+
※UZR +55.3(1位)
※ARM -1.2(4位)
※RngR +41.8(1位)
※DPR +0.5(4位)
・守備全般の相対評価を表したUZRは前年の数値(+0.6)と比べて良化
・送球による守備貢献度を表したARMは前年の数値(+0.3)と比べて悪化
・守備範囲の広さを表したRngRは前年の数値(+4.6)と比べて良化
・併殺の完成度を表したDPRは前年の数値(+8.4)と比べて悪化
UZRとRngRが大幅良化した要因は、内野では坂本、岡本の数値が大きく改善された事。
そして、守備範囲の広さに関してはリーグ屈指の吉川の試合出場数が大幅に増えた事も大きかった。
又、外野でも丸の数値がやや改善された事と松原の台頭がここでも大きかった。
一方で、ARMやDPRの悪化については、内外野の送球の部分にまだまだ改善の余地が残っている事を示している。

【2020投手指標】評価E+
※FIP 4.35(5位)
※K/BB 2.27(4位)
・真の防御率を表したFIPは前年の数値(4.28)と比べて悪化
・投手としての完成度を表したK/BBは前年の数値(2.55)と比べて悪化
前年と比べてFIP、K/BBともに若干悪化したが、この数値の上位チームと比べると先発陣の力量が一枚落ちる。
残念ながら菅野以外の先発投手で、僅差のリードをゲーム終盤まで守り切れるような先発投手は居なかった。
主戦ローテ格の戸郷、サンチェスともに六回辺りで限界を迎えてしまっていた。
つまり、現状の先発投手陣は菅野以外は打線の援護にかなり助けられていたということ。
リリーフも高梨の加入で層は厚くなったが、守護神デラロサの不調と絶対的セットアッパー中川もシーズン終盤に故障で離脱したので、先発陣の穴を大きくカバーするまでには居たならなった。



【2121主な新戦力】
<投手>
※井納翔一(FA)、平内龍太(ドラ1)、伊藤優輔(ドラ4)
田口の抜けた穴を井納が埋める事になるが、ルーキーの平内と伊藤に関しては計算出来るレベルのは達していない。
故障復帰組の中では野上、戸根、高木、この三人は1軍レベルで既に実績があり、オープン戦でも既に登板しているので今季は戦力になる可能性は十分感じる。
有望若手組の中では横川、直江の台頭が期待されるが、まだまだ計算出来るレベルには達していないというのが筆者の見立て。
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<野手>
※梶谷隆幸(FA)、スモーク(新外国人)、テームズ(新外国人)、廣岡大志(トレード)、秋広優人(ドラ5)
梶谷については、仮に今季も去年並みの成績を残す前提で予想するなら、去年の得点力を一段、いや二段階引き上げる能力を持っている。
廣岡についてはまだまだ課題が多いが「ショートを守れる長距離砲の控え内野手」という観点で見ると、今の巨人内野手には居ないタイプの選手なので、そこそこの戦力の底上げには繋がると見ている。
ルーキーの秋広については、今季に限って言えばまだまだ計算出来るレベルには達していない。
新外国人二人に関しては、コロナ禍で来日出来ていない状況で予想が難しい。
仮に三月、四月中に来日したとしても、コンディション的に交流戦辺りから起用される可能性が高い。
筆者の見立てでは、若い選手なら別だが、残念ながら両者ともに三十路半ばのベテランなので、このブランクはアスリートとして致命傷になる可能性が高いと見ている。
よってプラスアルファ程度で考えておいた方が良いと思う。



【2021戦力分析】※攻撃は打撃力と走塁力、防御は守備力と投手力で評価
<攻撃>
2020評価「B」⇒2021年は最高「A」~最低「B」
大きな怪我をしない事が前提だが、梶谷の加入は掛け値なしに大きい。
他球団の1番打者と比較してもトップバッターとしての打線への貢献は抜きんでている。
例えば得点貢献度を表した「wRAA」は巨人吉川が+0.9,阪神近本が+10.4、中日大島は+10.3、ヤクルト坂口は+3.1、広島田中+2.5、そしてDeNA梶谷は+31.4。
これはリーグ全体でも5番目で、1番打者の中でも抜きんでていることが一目瞭然で分かる。
しかも、走塁面での得点貢献度を示したUBRに至っては+5.4でリーグトップの数値をマークしている。
ちなみに吉川はこのUBRが+0.8だったので、ベースランニングでも梶谷の優秀さが伺える。
又、去年はサカマルがベストパフォーマンスから程遠いことを考えると、仮に梶谷が故障がちになって出場機会が減っても去年よりも大きく数値を落とす事は考えづらい。
以上の考察から、仮に新外国人を計算に入れなくても、今季の攻撃力は最低に見積もっても去年のレベルを落とす事は無いと思う。
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<防御>
2020評価「D+」⇒2021年は最高「C」~最低「E+」
残念ながら投手陣で大きなプラス要素はない。
冷静に評価して、伸び盛りの戸郷が去年の活躍からどれだけ上積み出来るか?
又は、二年目のサンチェスが日本に慣れてどこまで上積み出来るか?
横川や直江など将来性豊かな若い投手もファームに控えているが、巨人ファンである前にプロ野球ファンとして俯瞰してみると、この二点しかプラス要素は見つからない。
むしろ、前述の戸郷やサンチェスが相手に丸裸にされて成績を落とす可能性も全く否定できない訳ではないし、新戦力と呼べる投手は井納だけなので、移籍した田口のマイナス分を考えれば大きなプラス要素とは考えづらい。
一方で、守備に関してはライトの不動のレギュラーとして期待されている梶谷の加入は「マイナスになる可能性が高い」というのが率直なところ。
去年の松原はリーグトップクラスの守備力だったので、それと比べると大きく見劣りする。
しかし、レフトを予定している新外国人のテームズを押しのけて、守備力の高い松原や若林がレフトを守るようになれば、外野守備力は去年程度を維持できる可能性は十分になる。
そして内野守備に関しては、今年も吉川が怪我無くレギュラーになれば去年並みの守備力は期待出来る(若林の試合数が増えた場合は数値が落ちる可能性がある)
一塁を予定しているスモークは若干マイナス要素だが、今キャンプの動きを見る限りショート坂本が急激に衰えるようには思えないし、サード岡本も年々向上している。
こうして投手力と守備力を合わせた防御力の最終評価は、やはり投手陣の不安からややネガティブな評価となった。
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★阪神タイガース★
【2020打撃指標】評価D+
※BB% 8.9(3位)
※IsoP .135(4位)
※wRAA -11.0(4位)
※wRC+ 90(4位)
・四球獲得能力を表したBB%は前年の数値(8.2)と比べて良化
・長打力を表したIsoPは前年の数値(.111)と比べて良化
・得点貢献度を表したwRAAは前年の数値(-14.7)と比べて良化
・球場による影響を排除して打者の得点能力を表したWRC+は前年の数値(89)と比べてほぼ横ばい

【2020走塁指標】評価A
※wSB +2.2(同1位)
※UBR +4.8(2位)
盗塁の効果を表したwSBは前年の2019年の数値(+2.4)と比べて悪化
走塁(盗塁は除く)の貢献度は表したUSBは前年の2019年の数値(-1.3)と比べて良化



【2020守備指標】評価D+
※UZR -17.9(3位)
※ARM +0.2(3位)
※RngR +1.6(3位)
※DPR -7.8(5位)
守備の相対評価を表したUZRは前年の数値(-27.5)と比べて良化
送球による守備貢献度を表したARMは前年の数値(+8.2)と比べて悪化
守備範囲の広さを表したRngRは前年の数値(-32.5)と比べて良化
併殺の完成度を表したDPRは前年の数値(+2.7)と比べて悪化

【2020投手指標】評価C+
※FIP 3.98(2位)
※K/BB 2.34(3位)
真の防御率を表したFIPは前年の数値(3.90)と比べて悪化
投手としての完成度を表したK/BBは前年の数値(2.56)と比べて悪化

【2121主な新戦力】
<投手>
※チェン(新外国人)、アルカンタラ(新外国人)、加治屋蓮(移籍)、伊藤将司(ドラ2)、佐藤蓮(ドラ3)、石井大智(ドラ8)
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<野手>
※ロハス(新外国人)、山本泰寛(トレード)、佐藤輝明(ドラ1)、中野拓夢(ドラ6)



【2021戦力分析】※攻撃は打撃力と走塁力、防御は守備力と投手力で評価
<攻撃>
2020評価「C+」⇒2021年は最高「B+」~最低「D+」
・まだまだ未知数の戦力だが、佐藤輝とロハスの加入で打線のスケール感は間違いなくアップするだろう。
・一方で、主軸候補(大山、マルテ、サンズ、ロハス、佐藤、糸井)のポジションが被っているので選手層は厚くなったが、それが得点力アップに繋がるかは未知数。
・近年、近本以外は未だに二年連続で好結果を残した中堅レギュラークラスが居ないので、去年良かった大山もまだまだ信用できない。
・控えに走力の高い選手が揃っているので、延長なしの今季は試合終盤、積極的に代走を起用出来る。
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<防御>
2020評価「C」⇒2021年は最高「C+」~最低「D」
・先発ローテ入りが期待されている新外国人二人、アルカンタラは前評判は高いが未来日で実際の力量は未知数、チェンはオープン戦では今一つの内容で年齢的な衰えが懸念されるが経験値が高い先発候補。
・既存のローテ投手ではエース格の西がオープン戦を見る限り、結果はともかく内容から判断するとそれほど状態が良いとは感じなかった。
・注目の藤浪は、オープン戦の内容を見る限り去年からの進化は感じなかった。
・左腕エース候補だった高橋が故障で出遅れているが、ここに同じ左腕のルーキー伊藤がオープン戦で結果を残してローテ入り。
・リリーフは引退した藤川の穴を加治屋と復調の兆しがある桑原、ルーキーの石井大などで埋められる見込みが立った。
・能見が抜けた左腕リリーフ陣は、調整遅れの岩崎と岩貞がどの段階で復調するかがカギを握るし、四年目のサイドハンド石井将の台頭に期待がかかるが、まだまだ未知数。
・一方、守備に関しては相変わらず懸念材料が多く、しかも流動性が多くてバチっと布陣が固まっていない事が不安材料。
・センターは近本で不動だが、外野手としての経験値が浅い佐藤を外野が広い甲子園のライトで使うのはリスクが高まるし、仮に彼をレフトで起用しても、そこに既に脚力に衰えている糸井や脚力がないサンズが入るようでは目も当てられない(ロハスの守備力は未知数)
・内野も巨人から山本を獲得し、ルーキーの中野も前評判は上々だが、オープン戦を見る限り糸原や木浪のサブ的な立ち位置に過ぎず、内野の守備力が一気に上がるとは思えない。
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☆中日ドラゴンズ☆
【2020打撃指標】評価F+
※BB% 7.8(5位)
※IsoP .107(6位)
※wRAA -51.4(6位)
※wRC+ 85(5位)
・四球獲得能力を表したBB%は前年の数値(6.5)と比べて良化
・長打力を表したIsoPは前年の数値(.119)と比べて悪化
・得点貢献度を表したwRAAは前年の数値(-31.0)と比べて悪化
・球場による影響を排除して打者の得点能力を表したWRC+は前年の数値(102)と比べて悪化

【2020走塁指標】評価F
※wSB -1.9(6位)
※UBR -12.1(6位)
・盗塁の効果を表したwSBは前年の数値(-2.4)と比べて悪化
・走塁(盗塁は除く)の貢献度を表したUSBは前年の数値(+5.3)と比べて悪化



【2020守備指標】評価B+
※UZR +23.3(2位)
※ARM +3.8(2位)
※RngR +4.5(2位)
※DPR +6.8(1位)
・守備全般の相対評価を表したUZRは前年の数値(+43.1)と比べて悪化
・送球による守備貢献度を表したARMは前年の数値(+9.8)と比べて悪化
・守備範囲の広さを表したRngRは前年の数値(+18.1)と比べて悪化
・併殺の完成度を表したDPRは前年の数値(+8.4)と比べて悪化

【2020投手指標】評価B
※FIP 4.06(3位)
※K/BB 2.79(1位)
・真の防御率を表したFIPは前年の数値(4.33)と比べて良化
・投手としての完成度を表したK/BBは前年の数値(2.41)と比べて良化

【2121主な新戦力】
<投手>
ロサリオ(新外国人)、森博人(ドラ2)
<野手>
ガーバー(新外国人)、福留孝介(移籍)、山下斐紹(移籍)、三好(ドラ6)



【2021戦力分析】】※攻撃は打撃力と走塁力、防御は守備力と投手力で評価
<攻撃>
2020評価「F+」⇒2021年は最高「E」~最低「F」
・打撃面では、怪我が多くて計算が立ちにくかったアルモンテをリリースして、ガーハーを新たに獲得したが、まだ来日していないので計算が立ちにくい。
・福留の加入で左の代打陣の底上げに期待がかかる。
・左肩の脱臼で今キャンプ出遅れていた福田はどのタイミングで一軍合流?(既に二軍の実戦復帰は果たしている)
・ドラゴンズファンが期待する根尾については、個人的にはレギュラー定着はもう少し時間がかかると見ている(与田がどこまで我慢できるか?)
・走塁面では、長らくリードオフマンを務めていた大島の脚力が衰えを見せ始め、レギュラークラスの平田が度重なる下半身の怪我で、以前のような素晴らしいベースランニングが失われてしまった事が非常に痛い。
・根尾や岡林がレギュラークラスとして多くスタメンに名を連ねないと、走塁面は改善されないだろう。
・他球団と比べて新戦力に乏しく、攻撃力アップを若手の台頭(若い外国人選手を含む)だけに頼り切っている現状では、ハッキリ言って他球団と比べて厳しいと言わざるをえない。
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<防御>
2020評価「B+」⇒2021年は最高「B+」~最低「C+」
・新外国人のロサリオは来日していないので未知数。
・投手陣はほぼ去年と顔ぶれは変わらない。
・ポテンシャルの高い若手投手は数多いが、制球難、故障癖などを抱えており一長一短から抜け出せていない。
・先発陣は大野と福谷を二枚軸は万全だが、三人目以降に不安が残る。
・リリーフ陣は守護神マルティネスの調整遅れは心配だが、それ以上に「ブレイク必至」だった木下の故障離脱はかなりの痛手で、左腕の福もやや勤続疲労を感じる。
・内野守備に関しては肩の亜脱臼明けのビシエドの動きに若干の不安があるが、その他のポジションに関しては不安がない。
・外野守備に関してはそろそろセンター大島は怪しくなっているので、今季中は現実性は低いが、ここに根尾が割って入れれば大きい(ライトに平田を固定できれば盤石の布陣)
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★横浜DeNAベイスターズ★
【2020打撃指標】評価C
※BB% 7.5(6位)
※IsoP .149(2位)
※wRAA +31.0(2位)
※wRC+ 91(3位)
・四球獲得能力を表したBB%は前年の数値(8.4)と比べて悪化
・長打力を表したIsoPは前年の数値(.152)と比べて悪化
・得点貢献度を表したwRAAは前年の数値(-14.7)と比べて良化
・球場による影響を排除して打者の得点能力を表したWRC+は前年の数値(89)と比べてほぼ横ばい

【2020走塁指標】評価D+
※wSB +0.1(3位)
※UBR -7.6(4位)盗塁の効果を表したwSBは前年の数値(-3.1)と比べて良化
走塁(盗塁は除く)の貢献度を表したUSBは前年の数値(-6.7)と悪化



【2020守備指標】評価D+
※UZR -37.8(4位)
※ARM -5.7(6位)
※RngR -37.5(5位)
※DPR +3.3(2位)
・守備全般の相対評価を表したUZRは前年の数値(-15.3)と比べて悪化
・送球による守備貢献度を表したARMは前年の数値(-1.1)と比べて良化
・守備範囲の広さを表したRngRは前年の数値(-16.9)と比べて悪化
・併殺の完成度を表したDPRは前年の数値(-1.3)と比べて良化

【2020投手指標】評価B+
※FIP 3.91(1位)
※K/BB 2.38(2位)
・真の防御率を表したFIPは前年の数値(4.13)と比べて良化
・投手としての完成度を表したK/BBは前年の数値(2.26)と比べて良化

【2121主な新戦力】
<投手>
ロメロ(新外国人)、風張蓮(移籍)、入江大生(ドラ1)、池谷蒼大(ドラ5)
<野手>
田中俊太(FA補償)、牧秀悟(ドラ2)



【2021戦力分析】】※攻撃は打撃力と走塁力、防御は守備力と投手力で評価
<攻撃>
2020評価「C」⇒2021年は最高「C」~最低「D」
・FAでチームを去った梶谷の昨年の貢献度は攻撃陣の中では群を抜いており、この数値を誰か一人だけでカバーするのはかなり難しい。
・チームリーダー格のロペスが抜けた事が野手陣にどのように影響するか?
・来日が遅れている主軸のソトとオースティンは両者ともに怪我の多い選手だけに、キャンプを満足に遅れなかったことがどのように影響するのか?
・ルーキー牧への評価は高く、新人王の可能性も十分にある。
・一方でこれまで「重量級」だった打線が、スリム化されて走塁面では強化される可能性は出てきた。
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<防御>
2020評価「C+」⇒2021年は最高「C+」~最低「D」
・井納が抜けた先発一枠にルーキー入江が定着出来ればプラスに働く可能性も?
・先発ローテを構築する上で、去年は全休だった東はまだしも、今年は開幕から今永が肘の手術明けで出遅れる事になるのは厳しい。
・未来日のロメロが日本の野球に上手くなじめば相当のポテンシャルを秘めているだけに期待感は高まる。
・山﨑康が復活して守護神として再定着し、去年は守護神としてステップアップした三嶋が再びセットアッパーに戻るのがベストだが・・・。
・個人的にはエスコバーの未来日が実は最も痛いと見ていて、完投の能力が高くない先発陣を彼がこれまでフル回転で救ってきた。
・それでもこのチームには若くて将来性豊かな投手が先発にもリリーフにもいる事が救い。
・内野守備はロペスが抜けたので、ソトがチームに合流すれば今年はファーストに固定されるので、その場合はプラスに働く可能性が高い。
・外野守備に関しては、梶谷の後釜として桑原や神里がセンターで定着できるとプラスに働くだろう。
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☆広島東洋カープ☆
【2020打撃指標】評価C+
※BB% 8.4(4位)
※IsoP .140(3位)
※wRAA +25.3(3位)
※wRC+ 95(1位)
・四球獲得能力を表したBB%は前年の数値(8.7)と比べて悪化
・長打力を表したIsoPは前年の数値(.138)と比べてほぼ横ばい
・得点貢献度を表したwRAAは前年の数値(-1.8)と比べて良化
・球場による影響を排除して打者の得点能力を表したWRC+は前年の数値と比べてほぼ横ばい

【2020走塁指標】評価E+
※wSB -0.8(4位)
※UBR -8.2(5位)
・盗塁の効果を表したwSBは前年の数値(-2.9)と比べて良化
・走塁(盗塁は除く)の貢献度を表したUSBは前年の数値(+3.2)と比べて悪化



【2020守備指標】評価E+
※UZR -47.8(6位)
※ARM -1.5(4位)
※RngR -41.2(6位)
※DPR +0.6(3位)
・守備全般の相対評価を表したUZRは前年の数値(-8.6)と比べて悪化
・送球による守備貢献度を表したARMは前年の数値(-1.9)と比べて良化
・守備範囲の広さを表したRngRは前年の数値(-9.1)と比べて悪化
・併殺の完成度を表したDPRは前年の数値(+7.1)と比べて良化

【2020投手指標】評価E
※FIP 4.29(4位)
※K/BB 2.13(6位)
・真の防御率を表したFIPは前年の数値(4.35)と比べて良化
・投手としての完成度を表したK/BBは前年の数値(2.08)と比べて良化

【2121主な新戦力】
<投手>
バード(新外国人)、ネバラスカス(新外国人)、コロニエル(支配下入り)、栗林良吏(ドラ1)、森浦大輔(ドラ2)、大道温貴(ドラ3)、行木俊(ドラ5)
<野手>
クロン(新外国人)、矢野雅哉(ドラ6)



【2021戦力分析】】※攻撃は打撃力と走塁力、防御は守備力と投手力で評価
<攻撃>
2020評価「D+」⇒2021年は最高「B」~最低「D」
・カープ打線の鍵を握る西川が開幕に間に合ったのは大きい。
・新外国人のクロンは大砲としての魅力は十分にある(修正ポイントは一つだけなので、そこが慣れと共に修正されれば本塁打量産もありえる)
・タナキクの二人が復活すれば巨人打線にも見劣りしない強力打線を形成できる。
・一方で大きく得点力を上げるには走塁面の改善が必須ではあるが、主力の殆どが古傷を抱えており、以前のようなダイナミックな野球は難しくなっている。
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<防御>
2020評価「E+」⇒2021年は最高「C」~最低「D」
・大瀬良が完全復活すると、森下と九里の三枚で、リーグ屈指の三本柱が形成される。
・一方で先発四番手以降はやや心もとない。
・外国人も積極的に補強したが、ハードとネバラスカスは未来日。
・最大懸念のリリーフ陣はルーキー三人衆(栗林、大道、森浦)がいずれも戦力として計算出来そうで、特に栗林と大道は勝ちパターンに組み込まれていくほど能力が高い。
・但し、抑えだったフランソアが膝を手術したので、少なくともシーズン前半の復帰は絶望的でかなりの痛手。
・守備面ではクロンの守備位置が問題で、彼をサードで使うと守備力の観点では大きなマイナスとなる。
・全体的に去年と顔ぶれがそれほど変わっていないので、飛躍的な守備力向上は期待出来そうもない。
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★東京ヤクルトスワローズ★
【2020打撃指標】評価C
※BB% 9.5(1位)
※IsoP .133(5位)
※wRAA -27.5(5位)
※wRC+ 75(6位)
・四球獲得能力を表したBB%は前年の数値(10.2)と比べて悪化
・長打力を表したIsoPは前年の数値(.154)と比べて悪化
・得点貢献度を表したwRAAは前年の数値(+35.5)と比べて悪化
・球場による影響を排除して打者の得点能力を表したWRC+は前年の数値(98)と比べて悪化

【2020走塁指標】評価C
※wSB -1.8(5位)
※UBR +5.7(1位)
盗塁の効果を表したwSBは前年の数値(+0.6)と比べて悪化
走塁(盗塁は除く)の貢献度を表したUSBは前年の数値(+4.0)と比べて良化



【2020守備指標】評価D
※UZR -38.5(5位)
※ARM +11.8(1位)
※RngR -37.5(5位)
※DPR -9.5(6位)
・守備全般の相対評価を表したUZRは前年の数値(-40.6)と比べて良化
・送球による守備貢献度を表したARMは前年の数値(-8.0)と比べて良化
・守備範囲の広さを表したRngRは前年の数値(-26.6)と比べて悪化
・併殺の完成度を表したDPRは前年の数値(+3.3)と比べて悪化

【2020投手指標】評価F+
※FIP 4.60(6位)
※K/BB 2.19(5位)
真の防御率を表したFIPは前年の数値(4.62)と比べて良化
投手としての完成度を表したK/BBは前年の数値(2.26)と比べて悪化

【2121主な新戦力】
<投手>
サイスニード(新外国人)、田口麗斗(トレード)、近藤弘樹(移籍)、宮台康平(移籍)、木澤尚文(ドラ1)、山野太一(ドラ2)、
<野手>
オスナ(新外国人)、サンタナ(新外国人)、内川聖一(移籍)、元山飛優(ドラ4)、並木秀尊(ドラ5)



【2021戦力分析】】※攻撃は打撃力と走塁力、防御は守備力と投手力で評価
<攻撃>
2020評価「C」⇒2021年は最高「B」~最低「D」
・今年の新外国人補強(特に野手)はスワローズなりの「本気度」を伺わせたが、如何せん未来日なので厳しいところ。
・内川の加入はプラス材料だが、青木とともに年齢的な衰えは気になるところ。
・山田の体調面も気になるが、キャプテンの自覚がプラスに働く予感。
・毎年言っているが、1番に塩見がバチっと固定されると打線の破壊力は倍増する。
・成長著しい濱田の開幕不在(故障)は痛いが、早い段階の復帰なら今季は大ブレイクもありえる。
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<防御>
2020評価「E+」⇒2021年は最高「D」~最低「E」
・残念ながら投手陣でプラス材料は少ない。
・未知数のサイスニードと怪我が多いスアレスの活躍度がこのチームの命運を握る。
・トレード加入の田口が先発の二番手、又は三番手という現実が、このチームの先発投手陣の台所の苦しさを物語っている。
・ルーキーの木澤は現状はやや力不足は否めない。
・リリーフ陣は能力の高い投手がそれなりに揃っているが、どうしても登板過多が懸念される。
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☆2021セントラルリーグ順位予想☆
1位 読売ジャイアンツ(総合評価B~C)
2位 阪神タイガース(総合評価B~D+)
3位 広島東洋カープ(総合評価C+~D)
4位 横浜DeNAベイスターズ(総合評価C+~D)
5位 中日ドラゴンズ(総合評価C~D)
6位 東京ヤクルトスワローズ(総合評価C~E+)
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上記の戦力分析を比較しても巨人はと阪神の戦力的にはほぼ互角。
去年の1位巨人、2位阪神ともに新外国人以外で大幅戦力アップが見込める状況なので、既にその時点で他球団を凌駕している。
そして、両球団ともに大枚をはたいて新外国人を複数獲得しており、どこまで戦力アップに繋げられるかは未知数だが、少なくとも他球団よりも戦う体制は整えられている。
それでも巨人の優勝を予想したのは、やはり選手と監督の経験値がまだまだ大きい事。
そして阪神以上に計算出来る選手が多い事が理由となる。
特に監督に関しては矢野もこの二年で経験値をかなり高めたが、原の方が一枚上手であることは否定できない。
阪神が優勝するなら開幕から突っ走って、独走する形に持って行きたい。
逆に阪神との競り合いになったら直接対決に絶対的な自信がある巨人に分がある。
3位以下は混戦だが、投打ともに去年よりも戦力アップが見込める広島を3位にした。
更に新外国人のクロンがクリーンナップに固定出来れば、阪神のデキ次第では2位まであると予想している。
同じく4位予想のDeNAも、戦力的には広島とほぼ同等の評価だが、未だに来日していない外国人勢が本調子に戻る前にどれだけ踏ん張っていけるか?
ここで大きく負け越さなければ、戦力的には広島と同様に2位まであり得ると予想している。
5位予想の中日に関しては、どう甘く見積もっても攻撃力が今年も他球団よりも一枚も二枚も落ちる。
評判高い投手陣もオープン戦を見る限り、去年からの伸びしろはあまり感じられない。
それでも高い守備力を含めた防御力はリーグ最上位ではあるのだが。。。
6位予想のヤクルトは巷で言われているほど低評価ではない。
もちろん新外国人が当たればという「タラレバ」が最も必要なチームではあることに異論はないが、過去の歴史を振り返っても、その「タラレバ」を実現させている事が多いのもこのチームの特徴と言えるので決して侮れない。
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☆2021パシフィックリーグ順位予想☆
1位 福岡ソフトバンクホークス
2位 東北楽天ゴールデンイーグルス
3位 千葉ロッテマリーンズ
4位 埼玉西武ライオンズ
5位 オリックスバファローズ
6位 北海道日本ハムファイターズ
優勝予想のソフトバンクは選手の層と質で他球団を圧倒している。
2位予想の楽天は先発の顔ぶれは揃ったが、全体的に若手の突き上げが物足りない。
3位予想の千葉ロッテは戦力を見ると上位球団より劣るが、井口監督のしぶとい野球が浸透している。
4位予想の西武は、弱い投手力を強力打線がカバーしきれなくなってなっている。
5位予想のオリックスは、投手・野手ともに侍Jの主力クラスがいるが層の薄さが致命的。
6位予想の日本ハムは、投手・野手ともに他球団と比べて質・量ともに物足りない

以上 敬称略
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