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読売ジャイアンツvs埼玉西武ライオンズ 1回戦 観戦レポート 2021.6.1

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読売ジャイアンツvs埼玉西武ライオンズ 1回戦 観戦レポート 2021.6.1

【試合結果】
西武 000 000 103 4
巨人 000 130 000 4
——————————–
巨人Ⓟ高橋、畠、ビエイラ、鍵谷、高梨、中川、デラロサ=大城
西武Ⓟ松本、佐野、松岡、平良=森
——————————–
{勝}
{敗}
{S}
——————————–
{本}岸1号、メヒア1号、森7号(以上西武)、岡本15号(以上巨人)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ高橋、呉を空三振⇒森は左中二⇒栗山を二ゴロ⇒山川は四球⇒スパンジェンバーグは見三振。
{考察}
二死一二塁のピンチを招いた高橋だったが、スパンジェンバーグを三振に討ち取って無失点。
立ち上がりの高橋は慎重な投球で、低めにキッチリとボールを集めていた。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ松本、松原は空三振⇒ウィーラーも空三振⇒吉川は中安⇒岡本は見三振。
{考察}
二死から吉川がヒットで出塁するが岡本が倒れて無得点。
立ち上がりの松本は、ストレートの走り、変化球のキレ、制球、全てで上々のデキ。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ高橋、愛斗を中飛⇒岸を空三振⇒山田は左安⇒松本を三ゴロ。
{考察}
二死から山田にカウントを悪くして左安を打たれるが、松本を討ち取って無失点で終える。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ松本、スモークは二ゴロ⇒丸は遊飛⇒若林は見三振。
{考察}
この回はアッサリと三者凡退で攻撃を終えてしまう。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ高橋、呉を二ゴロ⇒森は左線二⇒栗山を遊飛⇒山川は二ゴロ。
{考察}
投球練習中に高橋が足の違和感を訴える場面があったが、そのままマウンドに上がった。
一死から森に再び二塁打を打たれるが、後続を討ち取ってこの回も無失点で凌ぐ。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ松本、大城は二ゴロ⇒高橋は見三振⇒松原は中安⇒ウィーラーは二ゴロ。
{考察}
二死から松原がヒットで出塁するがウィーラーが倒れて無得点。
ここまで松本の投球に隙が無い。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ高橋、スパンジェンバーグを遊ゴロ⇒愛斗は四球⇒岸も四球⇒山田を空三振⇒松本
{考察}
足の違和感を抱えたままマウンドに再び登った高橋だったが、一死から連続四球を与えたところで交代を告げられる。
二番手の畠は後続を連続三振に討ち取って失点を防いだ。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ松本、吉川は二ゴロ⇒岡本は中本(得点1)、G1-L0⇒スモークは見三振⇒丸は空三振。
{考察}
一死から岡本が一発を放って先制点を奪う。
やや甘いカーブではあったが、キッチリと捉えた一発だった。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ畠、呉を二ゴロ⇒森を見三振⇒栗山を空三振。
{考察}
先取点を奪った直後の守りなので、試合の流れ的には非常な大事なイニングだったが、1番から始まった西武打線をベストピッチで退ける。
畠はストレートが非常に走っている。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ松本、若林は右中二⇒大城は四球⇒香月も四球⇒松原は空三振⇒ウィーラーは押し出し四球(得点1)、G2-L0⇒吉川は左犠飛(得点1)、G3-L0⇒岡本は中適安(得点1)、G4-L0⇒スモークは捕邪飛。
{考察}
この回の巨人の攻撃は松原の三振以外はお見事だった。
先頭の若林が苦労していた松本のストレートを初めて捉えたことで、松本の投球リズムを狂わせ、無死満塁のチャンスを作る。
松原がオール直球の相手の投球に対して当てる事も出来ずに三振してしまうが、ウィーラーの押し出し四球、吉川の犠飛、岡本のタイムリーと続いた攻撃は素晴らしかった。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟビエイラ、山川を中飛⇒スパンジェンバーグを空三振⇒愛斗を遊ゴロ。
{考察}
三番手のビエイラは160キロのストレートで打者を押し込んで三者凡退で討ち取る。
投球フォームに以前のような変な力みが無い。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ松本、丸は左飛⇒若林は二ゴロ⇒大城は右飛。
{考察}
この回の巨人打線は三人で攻撃を終える。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ鍵谷、岸は左本(失点1)、G4-L1⇒山田を右飛⇒金子を空三振⇒呉を二ゴロ。
{考察}
四番手の鍵谷は、先頭の岸に一発を浴びるが、後続はしっかり抑える。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ佐野、代打石川は捕ゴロ⇒代打廣岡は右飛⇒ウィーラーは二ゴロ。
{考察}
代打攻勢でダメ押し点を奪いたい巨人サイドだったが、二番手の佐野の前に三者凡退。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ高梨、森を投ゴロ(セーフティーバント失敗)⇒栗山を空三振⇒山川は死球⇒スパンジェンバーグは四球、投手交代Ⓟ中川、愛斗を空三振。
{考察}
五番手の高梨は簡単に二死を奪うが、そこからやや制球を乱してしまう。
山川への死球とスパンジェンバーグの四球で、二死一二塁のピンチを招いたところで中川にスイッチする。
六番手の中川は愛斗を三振に討ち取り無失点で切り抜ける。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ松岡、吉川は四球⇒岡本は二併打⇒スモークは二ゴロ。
{考察}
先頭の吉川がヒットで出塁するが、岡本が併殺打に倒れてチャンスを潰す。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟデラロサ、岸は右安⇒代打メヒアは右本(失点2点)、G4-L3⇒川越は二飛⇒呉を空三振⇒森は右中本(失点1)、G4-L4⇒中村を遊ゴロ。
{考察}
抑えのデラロサはいきなり先頭打者にヒットを許し、メヒアに一発を浴びてしまう。
そこから何とか二死を奪うが、森にも一発を浴びて同点にされてしまう。
相変わらずデラロサの状態が上がってこない。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟ平良、丸は空三振⇒若林は遊安(代走湯浅)⇒大城は左安(代走岸田)⇒代打亀井は中飛⇒中島は一ゴロ、試合終了。
{考察}
絶対的守護神の平良に対して巨人打線も良く粘ったが、最後は中島の捉えた一ゴロがファーストの正面で万事休す、試合終了。



【選手雑感】
☆高橋優貴☆
中5日の登板ではあったが、その影響を感じさせない投球をしていた。
しかし、足の故障で無念の交代となってしまう。
結果を見れば中5日が影響しての故障かもしれないが、個人的には「タマタマ重なっただけ」と見ている。

☆畠世周☆
久しぶりのリリーフ登板で、しかも走者を背負った場面での投球だったが、ストレートの走り、勝負球の落ちるボールの精度、どちらも非常に良かった。
特に2イニング目の投球は圧巻で、1番から始まる攻撃を完璧に封じ込めた。
この回のナイスピッチングが、直後の味方の攻勢に繋がったといっても過言ではない。

☆岡本和真☆
第2打席の先制点となる一発は、彼の状態の良さを表している。
この打席の様子を見ると、ストレート系の方に意識が行っていたと思うが、フルカウントから緩いボールに反応して仕留めた。
第3打席のタイムリーもオールストレートで勝負されていたところで、最後の変化球に反応したタイムリーでお見事だった。
技術的には常に左肩の壁が壊れないので、バッティングに「間」を作れていることが大きい(懐の深いバッティングとも言う)



【総評】
間違いなく痛い引き分け。。。
振り返ると8回のスパンジェンバーグへの四球が余計だった。
これで中川を出さざるを得なくなり、最終回にデラロサが捕まった際の「最後の切り札」を使ってしまった。
恐らく、監督は中川を使っていなければ、メヒアに一発を浴びた後にスパッと変えていたと思う。
まあ、それでももしかしたら続投させていたかもしれないが、現状のデラロサの状態がなかなか上がってこないのが本当に痛い。
ぶっちゃけ、一軍にこのまま置かずに二軍で再調整させた方が良いとさえ思っている。
「急がば回れ」
彼が居ないとリリーフ陣は更に苦しくなるが、彼が調子を上げられずにこのままズルズルと試合を消化していく方が、この先もっとチームにとっては痛手になる。
ここは首脳陣の決断を求めたい。。。。

以上 敬称略
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