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阪神タイガースvs読売ジャイアンツ 13回戦 観戦レポート 2021.7.9

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阪神タイガースvs読売ジャイアンツ 13回戦 観戦レポート 2021.7.9

【試合結果】
巨人 000 001 0X
阪神 002 011
——————————–
阪神Ⓟ秋山=梅野
巨人Ⓟ戸郷=大城
——————————–
{勝}秋山7勝4敗
{敗}戸郷8勝4敗
{S}
——————————–
{本}ウィーラー9号(以上巨人)、マルテ16号(以上阪神)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、梶谷は二ゴロ⇒坂本は遊安(送球が高い)⇒丸は二ゴロ(一塁走者は二進)⇒岡本は遊ゴロ。
{考察}
二死二塁のチャンスを作るが、岡本の強いゴロはショートの正面で無得点。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、近本を右飛⇒糸原を左飛⇒
{考察}
いきなり近本には初球の甘いスライダーをキッチリ捉えられたが広い甲子園に救われ、糸原とサンズもアッサリ討ち取り、僅か7球で初回を終える。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、ウィーラーは二飛⇒松原は左飛⇒北村は見三振。
{考察}
この回は簡単に打者三人で討ち取られてしまう。
秋山の立ち上がりはストレートに球威を感じるが、やや飛ばしている印象はある。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、マルテを一邪飛⇒大山は見三振⇒梅野は一直。
{考察}
この回も戸郷は三者凡退で抑えるが、フォークの抜けがイマイチで、全体的に逆球が多い。
但し、カウント球のスライダーはまずまず精度が高い。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、大城は一ゴロ⇒戸郷は三ゴロ⇒梶谷は見三振。
{考察}
二死から梶谷が粘りを見せたが三者凡退で無得点。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、佐藤は一ゴロ失(強い打球をウィーラーが逸らす)⇒遊ゴロ失(坂本がトンネル)⇒秋山を空三振⇒近本は二ゴロ(失点1)、G0-T1⇒糸原は右適安(失点1)、G0-T2⇒サンズは空三振。
{考察}
味方の連続拙守で思わぬピンチを下位打線相手に招いてしまった戸郷は、近本の二ゴロによる1失点で凌ぎたいところだったが、糸原に痛い追加点を許してしまう。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、坂本は三ゴロ⇒丸は中飛⇒岡本は見三振。
{考察}
上位打線からの攻撃だったが、ここも三者凡退で抑えられる。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、マルテを遊ゴロ⇒大山は四球⇒梅野を遊ゴロ併殺。
{考察}
一死から大山に四球を与えるが、梅野を併殺に討ち取って無失点。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、ウィーラーは左本(得点1)、G1-T2⇒松原は中安⇒北村は中飛⇒大城は空三振⇒戸郷は左安⇒梶谷は右飛。
{考察}
先頭のウィーラーが一発を放ち、その後も二死一二塁のチャンスを作るが、梶谷が甘いスライダーを打ち損じて更なる得点はならず。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、佐藤を中飛⇒中野は中安⇒秋山は投犠打⇒近本は右適安(失点1)、G1-T3⇒糸原は左安⇒サンズは遊ゴロ。
{考察}
一死から中野にヒットを打たれ、秋山に簡単に送られ、近本にアッサリと追加点を許してしまう。
勝負処でもっと腰を据えて打者と対峙して欲しいが、このバッテリーには勝負を急ぐ傾向が強い。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、坂本は見三振⇒丸は遊ゴロ⇒岡本は捕邪飛。
{考察}
上位打線で何とかしたいところだったが、アッサリと三者凡退。
主力がこうも簡単に討ち取られるとチームの士気はなかなか上がってこない。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、マルテは左本(失点1)、G1-T4⇒大山は空三振⇒梅野を空三振⇒佐藤を空三振。
{考察}
先頭のマルテに甘くなったストレートを仕留められて追加点を許す。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ秋山、ウィーラーは中安⇒松原は右越二⇒北村、雨で中断、そのままゲームセット。
{考察}
無死二三塁のチャンスを迎えての雨天コールドはさすがにGファンにとってはキツイ。。。
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【勝負を分けたポイント】
5回裏の近本のタイムリー(3点目)が非常に痛かった。
4回表のウィーラーの一発で反撃ムードが出てきた直後だけに、それに水を差す失点だった。



【選手雑感】
☆戸郷翔征☆
立ち上がりから全力で投げずに力みをセーブして投げていた。
恐らく、力むとシュート回転するので、そこを意識した投球が続いていた。
変化球はフォークはまずまずの精度、スライダーは序盤は良かったが、回を追う毎に抜けて甘くなるケースが多くなっていた。
味方の拙守が重なる不運は気の毒だったが、それよりも気になったのが、序盤から変化球を多投していた事。
特にカウント球でも勝負球でもフォークを多投していたので、こうなってしまうと試合中盤以降は配球的に必ず手詰まりになってくる。

☆ウィーラー☆
ここ最近、タイミング的に差し込まれるケースが目立っていたので、トップを作る前にバットが出てしまっていた(誇大した評伝だがそういうイメージ)。
よって変化球には泳がされ、ストレートには遅れていた。
しかし、前日の中日戦から、始動を意識的に早くすることで、それを意識的に修正しようとはしていた。
それが今日の2安打(1HR)に繋がったと思う。
いずれもストレート系を彼本来のポイントでキッチリ捉えていた。
明日は阪神バッテリーも配球を見直すと思うので、それに対して彼がどう対応するか?



【総評】
何とも悔しい敗戦になってしまったが、まあ~シャーナイ!
リリーフを温存出来たこと(阪神にも言えることだが。。。)を前向きにとらえ、週末の2試合は是非とも先制点を奪って勝ち切って欲しい。
競った展開の「終盤力」は巨人の方がまだまだ一枚上手と見ている(監督力を含めて)ので、今日の悔しい敗戦(頼むぞキャプテン!!)を糧にして欲しい。
既にTwitterで色々毒は吐いたので、もう今回はこれくらいしか書く気にはならん。。。苦笑

以上 敬称略
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