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読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 19回戦 観戦レポート 2021.9.14

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読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 19回戦 観戦レポート 2021.9.14

【試合結果】
DeNA 000 001 200 3
巨  人 000 100 010 2
——————————–
巨人Ⓟ山口⇒田中豊⇒大江⇒鍵谷⇒デラロサ、小林、大城
DeⓅロメロ⇒エスコバー⇒三嶋、山本
——————————–
{勝}ロメロ (2勝2敗0S)
{敗}山口 (2勝5敗0S)
{S}三嶋 (1勝4敗21S)
——————————–
{本}桑原 10号(6回表ソロ) 、 牧 17号(7回表2ラン)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ山口、桑原は右中二⇒柴田は一ゴロ(三進)⇒佐野を一ゴロ⇒オースティンは三ゴロ。
{考察}
いきなり桑原に二塁打を打たれるが、後続打者の打ち損じにも助けられてピンチを切り抜ける。
立ち上がりの山口のデキは、ストレート系、スライダー系はまずまず、フォークの精度はイマイチ。

★1回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、吉川は一ゴロ⇒松原は左安⇒坂本は中安(松原好走塁で三進)⇒岡本は遊ゴロ併殺。
{考察}
一死から松原、坂本の連打で一三塁のチャンスを作るが、岡本が最悪の併殺打。
勝負処で岡本をインサイド攻めで封じたバッテリーの勝利だった。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ山口、宮﨑を二ゴロ⇒ソトを遊ゴロ⇒牧を右飛(松原が好プレー)
{考察}
この回は味方の好守に助けられて三者凡退に封じる。

★2回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、亀井は右飛⇒中島は空三振⇒丸は一ゴロ(ソト好プレー)
{考察}
相性の良い亀井でチャンスメイクしたかったが、捉えた打球は野手の守備範囲に。。。
後続も倒れて無得点。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ山口、山本は中安⇒ロメロは守備妨害(犠打の際に捕手と接触)⇒桑原を空三振⇒柴田を一ゴロ。
{考察}
先頭の山本にヒットを打たれるが、ロメロの犠打が守備妨害になるという幸運。
これで気を良くした山口は、難敵の桑原と柴田をキッチリ討ち取る。

★3回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、小林は二ゴロ⇒山口は四球⇒吉川は捕犠打(セーフティーバント)⇒松原は遊ゴロ。
{考察}
二死二塁のチャンスを作るが松原が倒れて無得点。
今日もあと一本がなかなか出ない。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ山口、佐野を二ゴロ⇒オースティンを空三振⇒宮﨑を右飛。
{考察}
山口は相変わらず抜け球が多いが、この回もクリーンナップを三者凡退で討ち取る。
ここまで味方の好守と相手の打ち損じに助けられている印象が強い。

★4回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、坂本は三ゴロ⇒岡本は四球⇒亀井は左越二⇒中島は遊ゴロ(得点1)、G1-B0⇒丸は空三振。
{考察}
岡本の四球、亀井の二塁打で一死二三塁の絶好のチャンスを迎え、ここで中島がしぶとく内野ゴロを打って先取点を奪う。
続く二死三塁のチャンスでは丸が倒れてしまう。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ山口、ソトを遊ゴロ⇒牧は四球⇒山本を空三振⇒ロメロを見三振。
{考察}
味方にリードして貰った山口は、下位打線を三者凡退で討ち取る。

★5回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、小林は遊ゴロ⇒山口は二ゴロ⇒吉川は右飛。
{考察}
下位打線からの始まった攻撃はアッサリと三者凡退。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ山口。桑原は左中本(失点1)、G1-B1⇒柴田は左飛⇒佐野を空三振⇒オースティンを空三振。
{考察}
先頭の桑原に初球のど真ん中のスライダーを仕留められて同点。
しかし、山口はここからズルズルいかずに、カーブとフォークを低めに決めて主軸を討ち取る。

★6回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、松原は四球⇒坂本は三ゴロ併殺⇒岡本は空三振。
{考察}
先頭の松原が四球で塁に出るが、坂本の捉えた打球はハードラックな三ゴロ併殺。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ山口、宮﨑は見三振⇒ソトに頭部死球(ヘルメットをかすめる、危険球退場、代走森)、投手交代Ⓟ田中豊、牧は左中本(失点2)、G1-B3⇒山本を空三振⇒ロメロを空三振。
{考察}
山口は先頭の宮﨑を三振に討ち取った後に落とし穴が待っていた。
ソトに対して投じたストレートが抜けてヘルメットをかすめてしまい、危険球退場を宣告されてしまう。
急遽マウンドに上がった田中豊は、初球に投じたカットボールがド真ん中に入り、痛恨の2ランを浴びてしまう。

★7回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、亀井は左飛⇒中島は一ゴロ⇒丸は二ゴロ。
{考察}
意気消沈した巨人打線はこの回もアッサリと三者凡退。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ田中、桑原を右飛、投手交代Ⓟ大江、柴田を四球⇒佐野は中安、投手交代Ⓟ鍵谷、オースティンを三ゴロ併殺。
{考察}
一死後、柴田の平凡な内野フライを小林が捕球出来ずにファールにしてしまう。
このプレーは小林は岡本が目に入ったので、腰が引けた格好になったが、岡本は気を利かして早めに視界から離れる必要があったし、小林は絶対に自分が捕るという強い意志が必要だった。
このプレーもあって柴田を四球、続く佐野にヒットを打たれれ、一死一二塁の大ピンチでオースティンを迎える事になる。
しかし、ここは四番手の鍵谷が併殺に討ち取りピンチを切り抜ける。

★8回裏★
{経過}
Ⓟロメロ、大城は右線二⇒代打ウィーラーは右邪飛(三進)⇒代打ハイネマンは中適安(得点1)、G2-B3、投手交代Ⓟエスコバー、代打北村は見三振⇒坂本は空三振。
{考察}
大城の二塁打、ハイネマンのタイムリーで1点返すが、二番手のエスコバーに対して北村と坂本が連続三振。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟデラロサ、宮﨑を遊ゴロ⇒大和を二飛⇒牧を一邪飛。
{考察}
五番手のデラロサは完璧な内容で打者三人を討ち取る。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟ三嶋、岡本は空三振⇒亀井は遊ゴロ⇒中島は二直(大和の好プレー)
{考察}
相性の良い三嶋に対しては1チャンあると見ていたが、今日の三嶋は良かった。
最後は大和の好守でゲームセット。
————————————————-

【勝負を分けたポイント】
今の巨人打線にとっては2点差を跳ね返すのはホントにキツイ。。。
山口の危険球退場は仕方がないが、急遽マウンドの上がった田中が痛恨の一撃を浴びてしまう。
この場面は、ソトに対して迷わず代走を送った三浦監督の采配も光った。
これで走者の動きを気にしながらの投球になり、失投する確率が上がった。



【選手雑感】
☆山口俊☆
珍しく解説の江川氏と同意見で、筆者も調子自体はそれほど良いとは思わなかった。
味方の好守と相手の打ち損じに助けられた側面が強かったと思う。
しかし、同点弾を浴びた後にズルズルと崩れず、踏ん張りを見せていたのは流石だった。
それだけに、あの危険球はホント。。。痛い。

☆岡本和真☆
初回の内角へのツーシームに対してムキになってしまい、バッティングを崩してしまった。
元々下降線に入りかけている状態だっただけに、これが調子を崩す追い打ちになってしまった。
第2打席以降は明らかに見送り方が悪くなり、それに比例して打ちそうな雰囲気は消消えてしまい、最後の相性の良い三嶋との対戦もあっけなく三振してしまった。

☆ハイネマン☆
これまでは構えからトップを作った後の、スイング始動の際にグリップが大きく下がるので、ストレートに対してスイング負けするケースが多かった。
しかし、試合前のバッティング練習の映像を見た時、懸念していた振り出しのグリップの位置が大きく下がることなく、悪くない位置でそのままスイングしていたので、良化の兆しは感じていた。
個人的にはスタメンで使って欲しかったが、首脳陣はどう贔屓目に見ても良化の兆しを全く感じなかった丸をスタメン起用した。



【総評】
1回表のピンチを山口が何とか凌ぎ、その裏の一死一三塁のチャンスで岡本が最悪の併殺打。
ここは内角をキッチリと最後まで投げ切ったロメロを褒めるべきだが、巨人側からすれば、この試合も打線が重くなることを予感させた場面になってしまった。
まあ、ぶっちゃけ今日は明らかに4番岡本和真に敗戦の第一の責任があると思う。。。
今シーズン、他の野手陣が怪我や不調で総崩れする中、唯一、岡本だけが獅子奮迅の活躍でチームを引っ張って行ってくれたので、彼をこれ以上責めるつもりはないが、悔しさは彼自身が痛いほど感じていると思うし、今日は眠れない夜になると思う。
それが巨人軍の四番の宿命という事だ。

以上 敬称略
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