広告

読売ジャイアンツvs阪神タイガース 22回戦 観戦レポート 2021.9.26

広告

読売ジャイアンツvs阪神タイガース 22回戦 観戦レポート 2021.9.26

【試合結果】
阪神 001 030 000 4
巨人 000 001 020 3
——————————–
巨人Ⓟ山口俊⇒戸根⇒鍵谷⇒高梨⇒ビエイラ⇒中川、大城、岸田、小林
阪神Ⓟガンケル⇒及川⇒岩崎⇒スアレス、梅野
——————————–
{勝}ガンケル (8勝3敗0S)
{敗}山口 (2勝7敗0S)
{S}スアレス (1勝1敗34S)
——————————–
{本}大山 17号(3回表ソロ)、松原 11号(6回裏ソロ)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ山口、近本を中飛⇒中野を見三振⇒マルテを四球⇒大山も四球⇒糸原を遊ゴロ。
{考察}
二死から連続四球を与えてしまうが、糸原を討ち取り無失点。
立ち上がりの山口は、ストレートは走っているが、ボールのバラツキが激しかった。

★1回裏★
{経過}
Ⓟガンケル、吉川は右安⇒松原は遊ゴロ(二進)⇒坂本は三ゴロ(三進)⇒岡本は三ゴロ。
{考察}
先頭の吉川がヒットで出塁し、松原の遊ゴロで二塁に進むが、主軸の二人が凡退して無得点。
立ち上がりのガンケルを見た段階では、前回対戦と比べてハッキリ良くなったと感じることはなかった。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ山口、糸井は中安⇒佐藤を四球⇒梅野を見三振⇒ガンケルは投ゴロ(犠打成功)⇒近本を一ゴロ。
{考察}
二死二三塁の状況で、当たってる近本を何とか抑え、この回も何とか無失点で切り抜ける。

★2回裏★
{経過}
Ⓟガンケル、亀井は空三振⇒丸は中越二⇒中島は遊ゴロ(二塁走者の丸がボーンヘッド)⇒大城は一ゴロ。
{考察}
一死から丸が二塁打を放つが、自身のボーンヘッドでチャンスを潰す。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ山口、中野を空三振⇒マルテを三飛⇒大山は左本(失点1)、G0-T1⇒糸原を四球、投手交代Ⓟ戸根、糸井を二ゴロ。
{考察}
二死から大山に特大の先制弾を浴びてしまう。
山口は最後まで制球がバラついてしまい、ストライク先行の投球が出来なかった。

★3回裏★
{経過}
Ⓟガンケル、岸田は二ゴロ⇒吉川は見三振⇒松原は空三振。
{考察}
低めにキレの良いボールを集めるガンケルに対して、巨人の1.2番はあっけなく三振に終わる。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ戸根、佐藤を三ゴロ⇒梅野は遊ゴロ⇒ガンケルを空三振。
{考察}
イニング跨ぎの戸根は下位打線を三人で片づける。

★4回裏★
{経過}
Ⓟガンケル、坂本は三ゴロ⇒岡本は中飛⇒亀井は遊飛。
{考察}
クリーンナップからの攻撃だったが、あえなく三者凡退。
ますますガンケルの投球は安定してきた。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ戸根、近本を空三振⇒中野は四球⇒マルテも四球⇒大山を空三振⇒糸原は四球⇒糸井は右線適二(失点3)、G0-T4⇒佐藤を四球⇒梅野を一邪飛。
{考察}
二死満塁のピンチで三番手の鍵谷が糸井に走者一掃の二塁打を打たれてジエンド。。。
またも四球連発で自滅の格好となった。

★5回裏★
{経過}
Ⓟガンケル、丸は左飛⇒中島は遊ゴロ⇒若林は左飛。
{考察}
この回も簡単に三人で片づけられてしまう。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ鍵谷、ガンケルは空三振⇒近本を二ゴロ⇒中野は中安⇒マルテは見三振。
{考察}

★6回裏★
{経過}
Ⓟガンケル、岸田は二ゴロ⇒吉川は遊ゴロ⇒松原は右本(得点1)、G1-T4⇒坂本は左安⇒岡本は右飛。
{考察}
松原のソロで1点返し、坂本もヒットで続くが、岡本が倒れて反撃もここまで。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ高梨、大山を見三振⇒糸原を遊飛⇒糸井を見三振。
{考察}
四番手高梨は、この回をあぶなげなく三者凡退。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ及川、代打北村は一邪飛⇒丸は二ゴロ⇒中島は左飛。
{考察}
二番手の及川のストレートに完全に押されて三者凡退。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟビエイラ、佐藤は中飛⇒梅野を遊ゴロ⇒原口を中飛。
{考察}
五番手のビエイラは下位打線を三者凡退で抑える。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ岩崎、若林は左安⇒ウィーラーは左安⇒吉川は中越適二(得点1)、G2-T4⇒松原は左犠飛(得点1)、G3-T4⇒坂本は空三振⇒岡本は申告敬遠⇒代打中田は三ゴロ。
{考察}
吉川のフェン直の二塁打が、三塁打になっていれば同点になった可能性が高い。
あの打球に対して、一塁走者が打球判断が良く俊足の走者ならホームに一気に還っていたし、そうなれば吉川の二塁打は三塁打になっていた可能性が高い。
個人的にはウィーラーに代走(八百板)を送っていれば。。。というタラレバを言いたいところだが。。。
まあ、9回の攻撃も頭にあったのでウィーラーを残したと思うが、結果論とはいえ残念至極である。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟ中川、近本をを空三振⇒中野を見三振⇒マルテを中飛。
{考察}
六番手の中川は上位打線を三人で片づけ、最終回の味方の反撃に望みを繋ぐ。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟスアレス、丸は空三振⇒八百板は見三振⇒若林は三邪飛。
{考察}
最後はスアレスに完璧な投球をされてゲームセット。
————————————————-

【勝負を分けたポイント】
5回表、二死一二塁の状況で、糸原にストレートの四球を与えてしまった事が、直後の糸井の走者一掃のタイムリーという致命傷に繋がってしまった。
糸井の立場で考えると「前の糸原に対して巨人バッテリーは逃げの姿勢でストレートの四球を与えた」という事実は、結果は別にして狙い球を絞りやすくなった事だけは間違いなく言える。
つまり、甘めのストレート系だけをイメージしていたと思うが、鍵谷が投じたボールはまさにそのボールだった。



【選手雑感】
☆山口俊☆
中四日の影響は分からないが、これだけ序盤からボールが暴れてしまうと、バッテリーを組んだ大城が気の毒だった。
殆どのケースでボール先行になるので、捕まるのは時間の問題だった。
まあ、結果的に1失点でマウンドを譲ったが、内容的には落第点。
沈みがちなチーム状態の中、あれだけ序盤から守る時間が長くなると、反撃の機運が芽生えてこない。

☆ビエイラ☆
明らかにおかしい。
まず気になるのが、スライダーを投げる時に極端に腕の振りが鈍る事。
元々、そういう傾向のある投手だが、今は打者の反応を見る限り、それがハッキリを出てしまっている。
そしてもう一つは、体の開きが早くなってボールの出処が見やすくなっている事。
これも元々そういう傾向があるが、来日当初の悪癖が再発してしまっている。
批判覚悟で言うと、個人的には「今季終了」で良いと思う。
このままの状態で登板させると、ここまで折角積み上げてきたモノが台無しになる可能性が高い。
肘の状態も気になるので、ここは首脳陣の英断を求めたい。
——————————

【総評】
残念ながらこの敗戦で巨人優勝の可能性は限りなく低いと言わざるを得ない。
やはり、先発陣が苦しいので、反撃体勢が整う事は今後も難しいだろう。
又、首脳陣はどこかのタイミングで、クライマックスシリーズを意識した「調整」を投手陣に関しては行わなければならない。
それをしないで、いつまでもこのまま酷使し続けると、それこそ惨めな結果で今季の全日程を終える事になると思う。

以上 敬称略
超激辛ジャイアンツコラムはTwitterでも活動しています。(超激辛ジャイアンツコラムTwitterはこちらをクリック)
Twitterではblogで書ききれなかった事や、ファームの試合雑感、G以外他チームの試合雑感、注目選手の評価、ブログ更新情報など、様々な発信をしております。
又、ブログについての感想やご意見もこちらで受け付けております。
このブログを読んで気に入った方は是非ともフォローしてください。
尚、フォローバックにつきましては、基本的にコメントのやり取りをした方に対してのみ行いますのでご了承ください。(超激辛ジャイアンツコラムTwitterはこちらをクリック)
にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
いつも応援有り難うございます!
あなたからの清き一票がブログを更新する原動力となりますので、是非、上記バナーをクリックして応援をお願い致します!