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読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 23回戦 観戦レポート 2021.10.3

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読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 23回戦 観戦レポート 2021.10.3

【試合結果】
DeNA 000 030 000 3
巨  人 000 010 101 3
——————————–
巨人Ⓟ戸郷⇒鍵谷⇒戸根⇒高梨⇒中川⇒ビエイラ、小林
DeⓅ今永⇒エスコバー⇒伊勢、戸柱
——————————–
{勝}
{敗}
{S}
——————————–
{本}宮﨑 16号(5回表ソロ)、 廣岡 3号(5回裏ソロ) 、 丸 18号(7回裏ソロ)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、神里空三振⇒佐野は四球⇒牧を二飛⇒オースティンを空三振。
{考察}
一死から佐野に四球を与えるが後続をしっかり討ち取って無失点。
中四日の戸郷の立ち上がりは、やや飛ばし気味で、佐野には力んで四球を与えたが、攻めの姿勢を感じる投球をしていた。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ今永、松原は一ゴロ⇒若林は四球⇒坂本は空三振⇒岡本は三ゴロ。
{考察}
一死から若林が四球で塁に出るが、坂本・岡本が倒れて無得点。
今永も戸郷に負けず劣らずの攻めの姿勢を投球から感じた。
相変わらずストレートが走っている。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、宮﨑を左飛⇒ソトを二飛⇒柴田を空三振。
{考察}
先頭の宮﨑に対しては初球スッと投げたストレートを強振されたが、高めのボールゾーンに行ったので逆に助かった。
ソトと柴田に対しては全く危なげなかった。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ今永、ウィーラーは空三振⇒丸は空三振⇒北村も空三振。
{考察}
あえなく三者連続三振。
唸りをあげる今永のストレートに対して完全に押されてしまっている。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、戸柱を空三振⇒今永を空三振⇒神里を空三振。
{考察}
今永に負けじと、こちらも三者連続三振(前の回と合わせると四者連続)
ストレートの球威、フォークの精度、ここまで申し分ない。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ今永、小林は空三振⇒戸郷も空三振⇒松原は二失⇒牽制死。
{考察}
二死から松原が相手のエラーで出塁するが牽制アウト。
尚、この際に二度目のリプレー検証を使いきる。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、佐野を中飛⇒牧を三ゴロ⇒オースティンを二ゴロ。
{考察}
先頭の佐野には甘くなったフォークを捉えられるが、丸の守備範囲に打球が飛んで助かった。
牧とオースティンは危なげなく抑える。
ここまで戸郷はベイスターズ打線をノーヒットに封じる。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ今永、若林は遊飛⇒坂本は空三振⇒岡本は四球⇒ウィーラーは左安⇒丸は空三振。
{考察}
二死から岡本とウィーラーがチャンスを作るが、丸が倒れて無得点。
今永から初めて得点圏に走者を置くチャンスを作ったが、今永に変化は全くなかった。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、宮﨑は左本(失点1)、G0-B1⇒ソトは中安⇒柴田は左安⇒戸柱は二ゴロ(二塁封殺、一三塁)⇒今永は四球⇒神里を空三振⇒佐野は右中適二(失点2)、G0-B3⇒牧を中飛。
{考察}
先頭の宮﨑への投球を見て、やや球威が落ちている印象を持っていたが、その悪い予感が的中してしまった。
宮﨑に一発を打たれ、更に一死満塁のピンチを作ってしまい、佐野に手痛いタイムリーを打たれてしまう。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ今永、北村は空三振⇒小林も空三振⇒廣岡は左本(得点1)、G1-B3⇒松原は遊ゴロ。
{考察}
二死から代打廣岡が特大のソロ弾を放つ。
甘く入ったストレートを完璧に捉えた。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ鍵谷、オースティンを空三振⇒宮﨑を左飛⇒ソトは右安、投手交代Ⓟ戸根、柴田を左飛。
{考察}
二番手の鍵谷は二死からソトにヒットを打たれたところで交代、三番手の戸根は柴田を討ち取る。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ今永、若林は右飛⇒坂本は左飛⇒岡本は右飛。
{考察}
この上位打線で何とかしたいところだったが、今永の前に三者凡退。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ高梨、戸柱は左安⇒今永は投ゴロ併殺(犠打失敗)⇒代打楠本を中飛。
{考察}
先頭の戸柱にヒットを許すが、今永を狙い通りに犠打を許さず最高のダブルプレー。
高梨は落ち着いたマウンド捌きが光っていた。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ今永、ウィーラーは空三振⇒丸は右本(得点1)、G2-B3⇒代打吉川は空三振⇒小林は空三振。
{考察}
一死から丸が甘くなった半速球を捉えてソロ弾を放つ。
しかし、後続が続かずに一気呵成には至らず。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ中川、佐野を空三振⇒牧を三ゴロ⇒オースティンを遊ゴロ。
{考察}
中川は危なげなく三者凡退で仕留め、味方の反撃の体制を整えた。

★8回裏★
{経過}
Ⓟエスコバー、廣岡は二ゴロ⇒松原は遊安⇒若林は投ゴロ(犠打成功)⇒坂本は遊飛。
{考察}
二死二塁のチャンスを作るが坂本が倒れて無得点。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟビエイラ、宮﨑を遊ゴロ⇒ソトを空三振⇒柴田を中飛。
{考察}
ビエイラも完璧な投球内容、三者凡退で最終回の攻撃に繋げる。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟ伊勢、岡本は四球(代走増田大)⇒二盗成功⇒代打亀井は空三振⇒丸は右飛⇒大城は右越適二(得点1、代走八百板)、G5-B5⇒中島申告敬遠(代走岸田)⇒廣岡は死球⇒松原は空三振。
{考察}
先頭の岡本が四球、代走増田が二盗を決めるが、亀井と丸が倒れて万事休すという状況から大城が同点タイムリーを放つ。
更に粘って二死満塁までもっていくが、最後は松原が三振に倒れてゲームセット。
引き分けに終わった。
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【選手雑感】
☆戸郷翔征☆
中四日のマウンドではあったが、立ち上がりから攻撃的な姿勢で打者に向かっていた。
ストレートの球威、フォークの精度ともに申し分なかった。
しかし、一回り目の対戦を見て、宮﨑はタイミングが合っていたので要注意だったが。。。
その宮﨑に一発を打たれる少し前から、若干ストレートの球威が落ちて、全体的にボールの勢いに陰りを感じていた。
この一発で彼は冷静さを失い明らかに「カッカ」していた。
ここからはじっくりと「間」を取りながら投げるべきだったが、更にテンポアップしてしまう。
ここは投手コーチがマウンドに行き、早めに一息つかせる必要があったが、ここでは内野陣がマウンドに集まっただけだった。
そして今永への四球が致命傷となり、ここで投手コーチがマウンドに足を運ぶが、佐野に手痛い追加点を奪われてしまう。
俗に言う「テンポ良い」と「投げ急ぎ」は意味が違う。
走者が居ない時はガンガン攻めれば良いが、走者を得点圏に置いた時はじっくりと呼吸を整えながら行かなくては拙い。
若い戸郷はまだまだカッカするタイプだから、キャッチャーとベンチは余計に間合いをとってあげないけない。
そして、その戸郷は何で二廻り目で捕まってしまったのか?
ここを自分自身が真剣に考え、自分が納得する答えを出せないと成長はここで止まってしまう。
毎度同じ失敗を繰り返し、結果オーライで満足していたら決して未来には繋がらない。



【総評】
この結果だけを評価すれば「頑張ってよく追いついた」と言っても良いが、優勝争いの観点から見れば「痛い引き分け」でしかない。
まあ、それでも何とか来週からの直接対決に向けて「踏みとどまった」という見方もギリギリ出来るが。。。。
改めて振り返ると、この試合を勝ち切るには5回の失点を宮﨑のソロ弾のみで抑えておく以外に方法はなかったと思う。
序盤の段階でtwitterでは触れていたが、今日の今永に対しては一発でしか得点出来ないという予測はあったので、1点差の状態で試合後半を迎えておきたかった。
ベイスターズの現状のリリーフ陣では、エスコバー以外は厄介と感じる投手は居ないので、9回裏に必ずチャンスが訪れると見ていただけに。。。
やはり引き分けではなく、勝ち切るには最悪同点で9回裏を迎えたかった。。。。
さて、いよいよ良くも悪くも来週一週間で状況が大きく変わる。
ヤクルト相手に三タテ出来れば、その先にワンチャンあるが、ここで負けてしまうとペナント争いからは完全に脱落してしまう。
やはり最後は若大将の大爆発に期待したい!!!
頑張れ岡本和真!!
頑張れジャイアンツ!!

以上 敬称略
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