東京ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ 21回戦 観戦レポート 2021.10.6
【試合結果】
巨 人 000 000 000 0
ヤクルト 000 020 01X 3
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ヤクⓅサイスニード⇒石山⇒今野⇒清水⇒マクガフ、中村
巨人Ⓟメルセデス⇒田中豊⇒高木⇒鍵谷、大城
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{勝}サイスニード (5勝2敗0S)
{敗}メルセデス (7勝4敗0S)
{S}マクガフ (2勝2敗26S)
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{本}
【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟサイスニード、松原は四球⇒二盗失敗⇒若林は右安⇒坂本は中飛⇒岡本は中飛。
{考察}
先頭松原が四球で塁に出るが二盗失敗、若林がヒットを放つが後続が倒れて無得点。
ベンチは駒を動かして現状を打破しようとしているが、逆にチグハグさを感じる攻撃になってしまい、これではチームの士気は上がらない。
★1回裏★
{経過}
Ⓟメルセデス、塩見を空三振⇒青木を空三振⇒山田を二飛。
{考察}
立ち上がりのメルセデスは低めにキッチリとボールを集め、全く危なげない投球内容。
☆2回表☆
{経過}
Ⓟサイスニード、丸は四球⇒ウィーラーは左安⇒大城は投ゴロ(犠打成功)⇒北村は空三振⇒メルせセスも空三振。
{考察}
丸の四球とウィーラーのヒットで無死一二塁の場面を作るが、大城への指示は何と送りバント。。。
ややセーフティー気味だったので、自らの判断の可能性もゼロとは言えないが、仮に首脳陣の指示だったとしたら理解に苦しむ。
相手バッテリーの立場で考えると、一死二三塁の状況を作っても、北村には最悪歩かせても良いし、そうなるとボール球で勝負出来るので三振を奪う為のハードルも下がる。
結局、北村はボール球を振らされて三振、メルセデスも倒れて無得点。
★2回裏★
{経過}
Ⓟメルセデス、村上は四球⇒オスナを右飛⇒中村を三ゴロ併殺。
{考察}
先頭の村上に四球を与えてしまうが、後続をしっかり討ち取って無失点。
相変わらず低めにしっかり制球出来ている。
☆3回表☆
{経過}
Ⓟサイスニード、松原は右飛⇒若林は中安⇒坂本は空三振⇒岡本は中安(一三塁)⇒丸は空三振。
{考察}
またむ二死一三塁のチャンスを作るが、丸が倒れて無得点。
なかなかあと一本が出ない。
★3回裏★
{経過}
Ⓟメルセデス、サンタナを左飛⇒西浦を三ゴロ⇒サイスニードは見三振。
{考察}
メルセデスはこの回も全く危なげなく三者凡退で討ち取る。
☆4回表☆
{経過}
Ⓟサイスニード、ウィーラーは一邪飛⇒大城は空三振⇒北村は空三振。
{考察}
サイスニードのパワーピッチに前に三者凡退。
★4回裏★
{経過}
Ⓟメルセデス、塩見を遊ゴロ⇒青木を一ゴロ⇒山田を二ゴロ。
{考察}
メルセデスはこの回もゴロの山を築いて三者凡退で討ち取る。
☆5回表☆
{経過}
Ⓟサイスニード、メルセデスは空三振⇒松原は左安⇒若林は中飛⇒坂本は中飛。
{考察}
一死から松原がヒットで出塁するが、後続でチャンスを拡げられず無得点。
★5回裏★
{経過}
Ⓟメルセデス、村上は遊安(坂本好プレーも送球がワンバンドで北村捕球出来ず)⇒オスナは遊ゴロ(二塁封殺)⇒中村は右中適三(失点1)、G0-S1⇒サンタナは四球⇒西浦は中犠飛(失点1)、G0-S2⇒代打宮本を二ゴロ。
{考察}
一死一塁の状況で中村にタイムリー三塁打を打たれてしまう。
この場面、中間よりやや前目だった外野手の守備陣形が適切だったのか?
ここは首脳陣に検証して貰いたい。
そして西浦に犠飛を打たれてリードを2点に拡げられてしまう。
☆6回表☆
{経過}
Ⓟ石山、岡本は右飛⇒丸は空三振⇒ウィーラーは空三振。
{考察}
意気消沈した巨人打線は、二番手の石山に対して完璧に抑えられてしまう。
★6回裏★
{経過}
Ⓟメルセデス、塩見は左線二⇒青木は左飛、投手交代Ⓟ田中豊、バッテリーエラーで三進⇒山田を空三振⇒オスナを空三振。
{考察}
一死二塁の状況で田中はマウンドに登ったが、山田、オスナを連続三振で凌ぎ切る。
☆7回表☆
{経過}
Ⓟ今野、大城は右飛⇒代打吉川は空三振⇒代打八百板は遊ゴロ。
{考察}
代打攻勢を仕掛けるが実らず無得点。
得点出来そうな雰囲気をここまで全く感じない。
★7回裏★
{経過}
Ⓟ高木、中村を三ゴロ⇒サンタナを遊ゴロ⇒西浦を一邪飛。
{考察}
三番手の高木は、変化球を低めに集めて三者凡退。
☆8回表☆
{経過}
Ⓟ清水、松原は遊ゴロ⇒若林は空三振⇒坂本は遊飛。
{考察}
1番からの好打順だったが、簡単に三者凡退。
何とか1点差でマクガフと対戦したいところだったが。。。
★8回裏★
{経過}
Ⓟ高木、川端を左飛⇒塩見を三ゴロ⇒青木は遊安⇒山田は中安⇒村上は右線適二(失点1)、G0-S3、投手交代Ⓟ鍵谷、オスナを三飛。
{考察}
二死から青木と山田の連打を許し、村上にダメ押しタイムリーを浴びてしまう。
高木は二死までは良かったが、そこから勝負を急いでしまった。
☆9回表☆
{経過}
Ⓟマクガフ、岡本は二飛⇒丸は空三振⇒ウィーラーは右飛。
{考察}
最終回も何の山場も無く試合終了。
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【勝負を分けたポイント】
前段でも指摘したが、どう考えても2回表の送りバントは理解できない。
結果論と言われれば、それは否定しない。
しかし、序盤から様々な作戦を実行して何とかゲームを動かしたいという思惑は理解できるが、ここは逆に消極的に感じてしまったのは私だけではないと思う。
この最大のチャンスをモノに出来ず、ゲームの流れは徐々にスワローズ側に傾いてしまった。
【総評】
序盤から首脳陣の作戦が悉く裏目に出てしまい、中盤以降はチャンスすら作れずあまりにも淡白な攻撃でアッサリと敗戦。
もうこんな体たらくの試合を続けていては、ファンの怒りが増幅するのも無理はない。
まあ、人間なのでモチベーションが低下すれば、プレーの質そのものが低下するのは致し方ない。
それならどうするべきか?
クライマックスシリーズに向けて、この負の流れをどのように変えていくのか?
そろそろ先発陣の中四日、中五日というスクランブル体制を見直さないのか?
坂本をCSに向けて休養を与える必要は無いのか?
それとも既に打つ手はなく「詰んでしまった状況」なのか?
監督のコメントを鵜呑みにすれば、今回の首脳陣の配置転換はその「一手」なのかもしれないが、仮にそれを本気でそう思っているならCSに向けてお先真っ暗である
そんな場当たり的な配置転換でチーム状況が良くなるほど、選手個々のモチベーションは上がっていないし、主力は疲労感で一杯だろう。。。
タイトルがかかっている岡本を休ませる必要はないが、特に坂本はいい加減休ませてほしい。。。
もうここまで来たら目先の勝利ではなく、ここからは何が最善策なのか?を再考して欲しい。
以上 敬称略
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