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巨人春季キャンプレポート2022.2.14

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巨人春季キャンプレポート2022.2.14

今日から巨人は場所をを沖縄に移動して二次キャンプを開始した。
宮崎の一次キャンプを振り返ると、キャンプ中の大きな怪我やアクシデントが無く、非常に順調にメニューを消化していた。
さて、この沖縄二次キャンプでは、オープン戦を含めた実戦練習が数多く行われる。
特に実績の乏しい若い選手にとっては一軍キップを賭けたサバイバルが始まる。
そこで今回は特に若手の台頭が望まれる投手陣について、今季の展望を特集として考察していく。
まず、そのまえにいつものようにキャンプとシップスから。。。

☆巨人春季キャンプトピックス
※沖縄二次キャンプメンバー
投手
平内龍太、デラロサ、山口俊、菅野智之、山崎伊織、戸郷翔征、今村信貴、赤星優志、メルセデス、畠世周、髙橋優貴、ビエイラ、高梨雄平、直江大輔、大江竜聖、戸田懐生、堀田賢慎、谷岡竜平、沼田翔平、堀岡隼人
野手
大城卓三、岸田行倫、山瀬慎之助、吉川尚輝、中島宏之、坂本勇人、中田翔、岡本和真、廣岡大志、中山礼都、ウィーラー、北村拓己、秋広優人、勝俣翔貴、丸佳浩、松原聖弥、石川慎吾、八百板卓丸
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※別組から沖縄二次キャンプに参加したメンバー
S班の菅野智之、山口俊、デラロサ、ビエイラ、メルセデス、坂本勇人、中田翔、ウィーラー、中島宏之、丸佳浩が参加。
二軍からは今村信貴、赤星優志、山瀬慎之助、石川慎吾が昇格。
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※沖縄キャンプ初日は雨模様
午前中からあいにくの雨模様で室内練習場を使用していた
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※明日の練習試合(対日本ハム)の先発投手を原監督が明言
戸郷翔征が先発する事を監督が報道陣に明言する。
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※同じく明日の予定しているスタメンオーダーを元木ヘッドが語った
1八百板、2廣岡、3秋広、4北村、5大城、6岸田、7石川、8中山、9勝俣



☆2022巨人期待の若手投手
2016年ドラフト組(7名)
◎畠世周(大卒2位)、△谷岡竜平(社会人3位)、池田駿(社会人4位)髙田萌生(高卒5位)◎大江竜聖(高卒6位)リャオ・レンレイ(大卒7位)
△堀岡隼人(高卒育成7位)
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2017年ドラフト組(1名)
△鍬原拓也(大卒1位)
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2018年ドラフト組(5名)
◎髙橋優貴(大卒1位)、△直江大輔(高卒3位)、△横川凱(高卒4位)、◎戸郷翔征(高卒6位)
△沼田翔平(高卒育成3位)
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2019年ドラフト組(3名)
△堀田賢慎(高卒1位)、太田龍(社会人2位)、井上温大(高卒4位)
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2020年ドラフト組(8名)
△平内龍太(大卒1位)、△山崎伊織(大卒2位)、伊藤優輔(社会人4位)、△山本一輝(大卒6位)
△笠島尚樹(高卒育成3位)、△木下幹也(高卒育成4位)、△戸田懐生(独立育成7位)、△山﨑友輔(大卒育成10位)
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2021年ドラフト組(6名)
△翁田大勢(大卒1位)、△山田龍聖(社会人1位)、△赤星優志(大卒3位)、石田隼都(高卒4位)、代木大和(高卒6位)、花田侑樹(高卒7位)
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◎が去年一軍に定着していた投手
△今季の一軍入りが期待出来そうな投手
2016年~2020年までのドラフト組(現在在籍中の育成含む)24名で、去年一軍の戦力として計算された投手は4名のみ、これからの練習試合やオープン戦でチャンスを与えられそうな投手は14名、直近のドラフト組(ルーキー)3名を含めると計17名が見込まれる。
この数字を見て指摘せざるを得ないのは、失敗ドラフトと揶揄されても言い訳出来ない事。
過去5年間の投手ドラフト組でタイトルホルダーはゼロ、二けた勝利はようやく髙橋優貴が去年に達成しただけ。
まあ、タイトルホルダークラスの活躍まではなかなか難しいかもしれないが、せめて先発ならローテ定着、リリーフならセットアッパークラスの活躍をする若手投手の台頭がもっと欲しかった。
逆に怪我で育成選手として再出発しているケースや、育成から支配下を勝ち取っても一年で逆戻りするケースも少なくない。
つまり、圧倒的に伸び悩んでいる投手の割合が多いということ。
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そんな状況の中で今キャンプを迎えたが、現時点での評価ではあるが、個人的に「今年は違うかもしれない」と期待感を持たせてくれる投手が七名いる。
ざっと挙げると堀田賢慎、山崎伊織、戸田懐生、木下幹也の四名と、前評判が高いドラフト上位組の翁田大勢、山田龍聖、赤星優志の三名、合わせると七名が現時点では有望視している(出遅れている翁田については投球を見ていないので完全に「期待」でしかないが、ドラフト1位なので挙げただけ)
他にも直江大輔、平内龍太、鍬原拓也も名前があがるかもしれないが、先日の紅白戦を見る限りはまだまだ去年以上の成長を感じるまでには至っていない。
堀田賢慎や木下幹也は現時点では育成契約だが、このまま怪我無く順調にキャンプを終えることが出来れば支配下入りが有力だろう。
特に堀田賢慎はさすが元ドラ1だけあって、ポテンシャルなら球界でも指折りの若手である。
木下幹也もストレートの質が高く、変化球の精度次第では堀田に続いて支配下入りの可能性は十分にありえる。
山崎、赤星は完成度の高さで先発ローテ入りに挑戦し、堀田、戸田、木下、翁田、山田はストレートの威力を武器に先発ローテやセットアッパー役に挑戦することになる。



☆2022巨人先発ローテーション展望
<確定>
菅野智之
<ほぼ確定>
山口俊、戸郷翔征、髙橋優貴
<有力>
メルセデス
<新外国人>
アンドリース、シューメーカー(未契約)
<若手期待>
堀田賢慎、山崎伊織、山田龍聖、赤星優志、翁田大勢、直江大輔、戸田懐生、木下幹也
<中堅・ベテラン>
畠世周、桜井俊貴、今村信貴、井納翔一
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予想開幕ローテーション
3月25日 H中日⇒菅野智之
3月26日 H中日⇒髙橋優貴
3月27日 H中日⇒山口俊
3月28日 移動日
3月29日 Vヤクルト⇒戸郷翔征
3月30日 Vヤクルト⇒メルセデス
3月31日 Vヤクルト⇒???
4月01日 H阪神⇒菅野智之
4月02日 H阪神⇒髙橋優貴
4月03日 H阪神⇒山口俊
4月04日 移動日
4月05日 V広島⇒戸郷翔征
4月06日 V広島⇒メルセデス
4月07日 V広島⇒???
上記の投手が今後順調に調整することを前提にするなら、この順番がオーソドックスな考え方だと見ている。
???の部分は、畠世周を先発として考えているなら第一候補、彼を当面はリリーフで考えているなら若手枠として堀田賢慎、山崎伊織、赤星優志などの登板が考えられるし、、新外国人のアンドリースも調整次第ではあり得るかも?
このように菅野が軸として機能していけば、先発の頭数はそれなりに揃っている。
それでも個人的には戸郷、髙橋、山口、メルセデス、この中の誰かを蹴落とすくらいの勢いのある若手・新顔が台頭しないと、優勝する先発陣としては物足りない。
願わくは、若手投手の中で最低でも二人は開幕ローテに名を連ねるくらいの勢いが欲しい。
そうなればチームが活性化され、去年後半に充満していた閉塞感が一気に解消されるだろう。
そんな中でも特に堀田賢慎と山崎伊織の搭載エンジンの大きい二人が台頭して、巨人の新たな二枚看板になる布石となるシーズンにして欲しい。



☆2022巨人リリーフ陣展望
<抑え>
ビエイラ
<セットアッパー右>
デラロサ
<セットアッパー左>
中川皓太
<中継ぎ左>
高梨雄平、大江竜聖
<中継ぎ右>
鍵谷陽平、畠世周
<新外国人>
アンドリース、シューメーカー(未契約)
<期待の若手右>
平内龍太、翁田大勢、戸田懐生、木下幹也、鍬原拓也、堀岡隼人、沼田翔平、谷岡竜平
<期待の若手左>
山田龍聖、山本一輝
<未定着の中堅・ベテラン右>
井納翔一、田中豊樹
<未定着の中堅・ベテラン右>
戸根千明、高木京介、今村信貴
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先発候補と顔ぶれがダブっているメンバーもいるが、基本的な構想としては上記で差し支えないと思う。
まず、リリーフ陣の構想を練る上で肝になるのはビエイラが抑えてして定着出来るかどうか?
これに全てはかかっていると言っても過言ではない。
彼が抑えとして君臨してくれれば、順調ならデラロサと中川の左右両輪がセットアッパーとして7回と8回を任せられ、左の高梨と大江、右の鍵谷が彼らを補佐することになる。
この形が崩れなければ、去年のようなマシンガン継投にはならないだろう。
そして、去年リリーフとして実績を積んできた畠世周にデラロサや鍵谷にアクシデントが発生した場合に、その代役として任せても良い。
問題はビエイラが不振で抑えが不安定になった時で、この場合は新たなピースを作らねばならない。
経験者のデラロサでもそれなりにこなしてくれると思うが、ストレートの球威がやや落ちてモデルチェンジした彼の投球(ゴロアウトが多い)では優勝する抑えとしては物足りない。
その場合の保険として、原監督の頭のなかにはどういった構想が描かれているのか?
過去には先発として実績を積んでいた河原純一や上原浩治を配置転換するなど、思い切った策を講じていたが、そのような秘策を持っているのか?
ファンとしてはここのポジションに馬力のある平内がビタっとハマってくれると夢のある投手陣になるんだが。。。。
又、ルーキーの山田龍聖や翁田大勢は先発としてまずは考えているとは思うが、両者ともにストレートで空振りを奪えるタイプなので、チーム事情などでリリーフにまわることもあり得ると思う。
いずれにしても、今年の巨人リリーフ陣はビエイラが全ての鍵を握っていると言っても過言ではないだろう。

以上 敬称略
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