オープン戦 ロッテvs巨人 雑感 (2016年3月12日)

オープン戦 ロッテvs巨人 雑感 (2016年3月12日)

今日からジャイアンツは関東に戻ってオープン戦を行い、開幕に向けて最終調整に入る。

オープン戦 千葉ロッテマリーンズvs読売ジャイアンツ

【先発オーダー】
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巨人はDH制を使わずに投手も打席に入るという選択をした。

 

【G野手雑感】

①立岡宗一郎
1、外直球を見送り三振
2、相手投手が制球を乱して四球
3、外スライダーを泳がされてファーストゴロ

彼らしい粘りを打席で感じる事が出来なかった。

 

→堂上剛裕
1、中直球をバットが折れてセカンドゴロ

 

②重信慎之介
1、内直球を差し込まれてサードゴロ
2、内直球を差し込まれてセカンドゴロダブルプレー
3、中直球を差し込まれてショートゴロ

M投手陣の内角攻めに完全に詰まらされてしまった。

 

→村田修一
1、中低めフォークを泳いでショートゴロ

 

③坂本勇人
1、中直球を捉えて一二塁間ヒット →盗塁失敗
2、外フォークを引っ掻けてサードゴロ
3、内カットボールを打ち上げてライトフライ

一打席目にヒットが出たが、内容は変わらず良くない。

 

→吉川大幾 (守備機会のみ)
ショートの守備ではイレギュラーしたゴロを取り損ねるエラーを犯した。

 

④ギャレット
1、外直球を引っ掻けてセカンドゴロ
2、内直球を差し込まれてセカンドゴロ
3、外スライダーを見送り三振

内角の直球を意識させられて、狙い球を絞りきれていなかった。

 

⑤クルーズ
1、内フォークを詰まってショートゴロ
2、外直球を引っ掻けてピッチャーゴロ
3、外直球を売り上げてキャッチャーフライ

攻守で精細を欠くプレーが続いてしまった。
セカンドの守備に関しては、ここにきて守備範囲の狭さが露呈してしまっている。

 

⑥亀井善行
1、外直球を引っ掻けてセカンドゴロ
2、ボールを見極めて四球
3、中直球を捉えてセンターフライ

三打席目は捉えた打球だったが、やや差し込まれ気味だった。
まだまだバットのヘッドがスパッと抜けるバッティングが出来ていない。
どちらかというと当てに行くスイングが多い。

 

⑦岡本和真
1、中直球を捉えてレフトオーバー二塁打
2、内直球を詰まってショートゴロダブルプレー
3、外直球を打ち上げてライトフライ

一打席目の二塁打はど真ん中の直球を捉えたモノだったが、少し体の開きが早いのでスタンドインしなかった。
内容的には相変わらず上昇気配を感じない。

 

⑧小林誠司
1、中カーブを右打ちしてライト前ヒット
2、中直球を見送り三振
3、中直球を捉えてレフトフライ

バッティングの内容はまずまず良かったが、キャッチャーとしては仮に本番を意識した配球だとしたら疑問を感じる配球が目立った。

 

⑨菅野智之
1、ファーストへの送りバント成功
2、内低めスライダーを空振り三振

去年はミスが目立っていた送りバントを一発で決めた。

 

→大田泰示
1、中低めのフォークを空振り三振

完全にボールを追っかけるスイングだったので、西野の直球とフォークのコンビネーションについていけなかった。

 

【G投手雑感】

☆菅野智之 5回2/3 6安打2四球3失点 奪三振6
直球系(ツーシーム・ワンシーム)とスライダー(カットボール)を軸にカーブとフォークを織り交ぜていた。
直球系の球速は平均147キロ前後、最速で150キロを記録していた。

直球系・変化球ともに上々の質と精度で、特にカット気味のスライダーは抜群だった。
カーブとフォークはあまり使わなかったが、こちらもまずまず。
但し、全体的にボールが高く、右打者への内角を突く直球系の精度は今一つ。
この辺りはこれから調整が必要である。

それでも内容的には十分評価できるモノで、開幕に向けて順調に仕上がっている。

 

→公文克彦 1/3 1安打0失点
対左のワンポイントとして登場したが、追い込んでから勝負球に選択した内角直球を弾き返されてしまった。
打たれた内容は、詰まった打球をセカンドが取り損ねたので、アンラッキーと言えるモノだった。

この場面の小林の配球については、仮に本番を意識した配球だったとしたら疑問が残る。
個人的には「一塁ベースが空いてる場面なので、外の直球とスライダーの出し入れで勝負すべきだ」と考える。
つまり「歩かせて仕方がない」という細心の注意で配球すべきだった。
公文は左打者の内角への直球は精度がやや落ちるので、このボールを選択するなら直前に投じた外角への大きく外したボールはいらない。
このボールを投げる事で、打者は次のボールが内角に来る事を意識しやすくなる。

 

→矢貫俊之 1回0安打0失点 奪三振1
直球のみの投球で三者凡退に抑えた。
直球の球速は平均で143キロ、最速で145キロを記録し、全て低めに集まっていた。

 

→メンドーサ 1回1安打2四球 奪三振1
直球を軸にカーブ・スライダー・フォークを投げていた。
直球の球速は平均で145キロ、最速で147キロだった。

上から投げ下ろす直球は角度を感じるが、解説者が指摘した通り、やや左肩の開きが早いので打者目線ではボールの出所は見やすい。
変化球については、本人の中では恐らくカーブが一番自信のあるボールだと思うが、追い込んで使うボールにしてはもう少しブレーキが欲しい。
個人的には、どちらかというと縱変化のスライダーの方が魅力を感じるが、あまり使っていなかった。

 

【試合結果】

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨 人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ロッテ 0 0 0 0 0 3 0 2 X 5

菅野、公文、矢貫、メンドーサ
大嶺、松永、益田、大谷、西野

 

【試合総評】
巨人ファンにとっては、菅野の好投以外は何も見所がない試合だった。
寒い中で現地観戦したGファンには気の毒としか言いようがない。

打線は相手投手が投じる140キロ以上の直球に差し込まれる状況が続き、変化球には完全に泳がされてしまうという最悪の内容だった。
又、上記の「G野手雑感」に記したバッティングの内容を見て貰えば分かるが、「捉えた」という打球が「亀井のセンターフライ」と「岡本のレフトオーバー二塁打」そして「小林のレフトフライ」だけしかなく、空しさしか残らない打線だった。
しかも、守備においても要所でミスを犯し、ただでさえ重い空気を更に悪くしてしまった。

一昔のG打線なら、今の時期に結果が出なくても全く心配する事はなかったが、現状の打線の顔ぶれ(力量)を見ると不安感しか残らない。
勿論、阿部の不在や各打者(特に両外国人)はまだまだ調整途上という側面もあるが、ここ最近の内容を見てると「今年もやっぱり阿部次第なのか?」と思ってしまう。

野球賭博問題で、選手が集中できる環境ではない事は理解してるが、こういう時でも精一杯スタンドから声援を送ってくれるファンに対して、少しでも胸踊るプレーを見せて欲しい。

そんな姿を少しでも感じる事が出来れば「我々ジャイアンツファンはあなた方を見捨てない」

以上 敬称略