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巨人のドラフト1位候補に急浮上した立命館大・桜井俊貴について

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巨人・福田が行っていた野球賭博の問題で、新たに笠原、松本竜が関与している事が明らかになった。
非常に気分が重くなる問題だが、ここは中途半端に調査を終えることなく、徹底的に膿を出して欲しい。
彼らには「バカヤロー」と怒鳴りたい気分ではあるが、全容が解明するまでは注意深く見守っていきたい。

さて、今日は注目のドラフト会議が行われる。
毎年、ドラフト直前になると、様々な情報・駆け引きがマスコミを通じて表に出てくる。
これが球団の意思表示なのか?
それともブラフなのか?

例年、巨人の場合は比較的「分かりやすいドラフト」を行っていたが、今年に関しては最後まで読めない。
しかし、ここに来てスポーツ報知が「巨人のドラ1として立命館大学の桜井俊貴投手が最有力である」という報道を行った。
これは何を意味しているのか?
本当に桜井をドラ1として獲得するのだろうか?
それとも。。。。

真意は定かではないが、桜井俊貴投手については、巨人ファンなら事前に知っておくべきだろう。
そこでユーチューブで検索したら下記の映像が有ったので、それを参考に考察していこうと思う。

桜井俊貴 立命館大学4年 右投右打
高校時代からプロにも注目されていた存在だったが、立命館大学に進学して1年生から安定した活躍を見せる。
直球は最速では150キロ、平均では140キロ台前半。
変化球は鋭く曲がるカーブとチェンジアップが中心で、スライダーも投げられる。

★全体像
ピッチングフォームは非常に安定感を感じる。
右腕の使い方が巧妙で、打者目線ではボールの出処が分かりにくい。
非常にクレバーな印象を受ける。

★直球の質
一方で、直球の質は大阪商大の岡田明丈と比べると、やや落ちる印象が強い。
一番上の映像では直球が殆どシュート回転していたが、これは右足が若干インステップする事が原因と思われる。

★変化球
カーブは鋭く大きく曲がるので、モノにすればプロでも大きな武器になる。
但し、投げる時に腕の振りが若干鈍るので、打者目線では対応しやすいので、修正する必要がある。

★制球力
全体的に低めを意識した投球が出来ているが、コーナーにビシビシ決める制球力は持っていない印象。

【総評】
良い状態で投げていた時の映像(センター方向からのテレビ映像)が無いので、非常に評価は難しい。
しかし、あくまでも個人的な意見としては「物足りない」印象の方が強い。
それは「一年目の春先からローテーション入りが期待できるのか?」という意味での物足りなさで、勿論、前述の修正ポイント(インステップや腕の振り等)を克服すれば、フォーム的には非常にバランスが良いので一気に開花するかもしれない。

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最近の報道を見てると、どうやら今年の巨人のドラフト1位は即戦力投手が有力なようだが、個人的には残念でならない。
筆者はこれまで野手をドラ1で指名する事を提言してきたが、今のままでは難しい情勢である。

単純に投手の補強を最優先に考えているのなら、高橋純平の将来性をもっと高く評価して欲しい。
勿論、即戦力というカテゴリーではないし、くじが外れた時のリスクを考えたら致し方ないかもしれないが、多くのファンが感じているように「ドラフトは逃げずに勝負して貰いたい」
オコエ瑠偉の一本釣りも含めて。。。。

今の巨人には「ファンに夢と希望を与える選手」が明らかに不足している。
1992年、長嶋茂雄が監督に復帰した直後のドラフトで松井秀喜を引き当てたように、新たなスーパースター候補が巨人に入団する事を切に願う。。。

以上 敬称略