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筒香を意識しすぎて投球リズムを失った吉川光夫(DeNAvs巨人 5回戦 2018.4.19)

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ハッキリ言ってしまうと、今の巨人はかなり弱い。
先発投手の状態を見ても菅野・山口俊以外は、試合の序盤で簡単に先取点を許して、相手に主導権を与えてしまっているし、打線も高い得点力が期待出来る状態ではない。
そして、この試合もまさに完敗だった。
尚、内容的に全く見るべきポイントが無かったので、今回の試合レポートは大幅に簡略する。

 

【試合結果】

G 000 000 000 0
B 300 000 02X 5
勝 東 2勝1敗
H パットン 4H
敗 吉川光 2敗

 

【勝敗の分岐点】

☆(0-0)1回裏、2アウト走者無しの場面で、筒香に四球を与える

・1・2番に対して腕の振りが良く、質の良いボールを投げていたので、ゲームを作ってくれる期待感は高まった。

・そして、筒香に対しても2球で追い込んだが、そこから攻めきれずに四球を与えてしまった。

・前回の登板で、筒香に手痛い1発を浴びてるので、絶対に打たれたくない心境は理解出来るが、序盤なのでもう少し大胆さが欲しかった。

・この四球で「しまった」という心理が生まれ、それを引きずったまま後続の打者と対戦してしまった。

・風が強い時の横浜スタジアムは、投手にとっては心理的に大きな負担をかけるが、投球の中にソロホームランならOKという大胆さがなければ、なかなか抑える事は出来ないし、無駄な四球を与える事は他の球場よりも致命傷に繋がってしまう。

・結局、2アウトから筒香を出塁させて、ロペスに高めに浮いたチェンジアップを拾われたところで、ピッチングに大胆さ(緩いカーブやチェンジアップを織り混ぜる)が全く無くなり、ほぼ直球とスライダー系の二種類だけで攻めることになる。

・相手打者の立場で考えれば、右打者は入ってくるボール、左打者は逃げていくボールを待っていれば良いので、狙うコースが絞りやすくなるし、直球とスライダー系の球速差はさほど無いので対応は難しくない。

・そして、あれよあれよと連続タイムリーで3点奪われ、試合の主導権をDeNA側に握られてしまった。

以上 敬称略

阪神4回戦のレポートは只今作成中です

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コメント

  1. ハッシー より:

    お疲れ様です。吉川は序盤ストレートが良かっただけに筒香の四球は残念です。筒香はじめDenaのクリーンアップの迫力に気押された感じですね。今彼に求められているのは6回までゲームを作る事。細かい制球や決め球となる変化球ががあるわけではないので、おっしゃる通りストレートを軸に大胆さが必要。
    それにしてもここぞという時に繋がるDena打線は脅威。巨人もこれだけ繋がる打線が見たいですね。

  2. pug より:

    更新お疲れ様です。
    ほぼ完璧に抑えられたので、これが敗因というのも難しい試合でしたが、やはり初回に3失点してしまった吉川のピッチングですかね。
    新潟のVTRを見ている様な筒香を歩かせてからの連打だったので、チームとしての対策も考えて欲しいという感じでしたね。
    それでも、その後は抑えて試合を作るという所に、吉川のこれからの使い方に困るところなんですが、個人的には、今のピッチングがベストという状態なら、宮國含め下の若手に枠を与えて欲しいとは思いますね。
    為す術なくやられた様に見える、野手陣は途中円陣を組んだ時は狙い球を絞っている感じがしたんですが、ダメでしたね。
    前も書かせてもらいましたが、今のスタメンでは、坂本、吉川が出塁出来ないと、打っていくしかないという感じなので、相手投手の状態が良いとどうにもならないという試合になりがちですね。
    一応、対戦も2巡目に入ったので、そろそろ今年からの新しい情報班の成果を見たい所ですが…

  3. hideo469998 より:

    DeNAは相当手強い印象を持ちました
    打線も勿論ですが、去年よりも守備と走塁が大幅に進化してるので
    戦い方に幅が出ています。。

  4. hideo469998 より:

    情報班の成果は交流戦以降に進化を期待してますが
    問題はその時までに戦力を充実させる事が出来るか?
    ここにポイントがあると見てます。