首位ヤクルトと2位阪神の直接対決は1勝1敗で終わった。
これにより阪神の自力優勝は消滅した。
巨人と広島も下位チームに連勝出来なかったので、首位との差は縮まらなかった。
【優勝ライン・9月21日終了時点】
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最終 ①ヤクルト ②阪神 ③巨人 ④広島
勝数 69勝62敗2分 67勝64敗2分 68勝65敗1分 63勝65敗3分
78 9―1 .553
77 8―2 .546 10―0 .546 9―0 .542
76 7―3 .539 9―1 .539 8―1 .535
75 6―4 .532 8―2 .532 7―2 .528 12―0 .536
74 5―5 .525 7―3 .525 6―3 .5211 11―1 .529
73 4―6 .518 6―4 .518 5―4 .514 10―2 .5214
残り T1 G3 C4 S1 G3 C4 T3 S3 C1 T4 S4 G1
試合 B1 D1 計10 B1 D1 計10 B2 D0 計9 B1 D2 計12
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同率で並んだ場合は?
①勝ち数の多い方が優勝
②当該チーム同士の対戦成績で勝ち越してるチームが優勝
③去年の成績上位チームが優勝
T対G 8勝14敗 残り3試合 ✳G勝ち越し確定
T対S 13勝11敗 残り1試合
T対C 7勝12敗2分け 残り4試合
S対G 11勝11敗 残り3試合
S対C 11勝10敗 残り4試合
G対C 9勝15敗 残り1試合 ✳C勝ち越し確定
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【優勝する為の条件】
★ヤクルト
自力優勝の可能性が残っている巨人との残り3試合で、1勝すれば優勝に限りになく近づく。
仮に74勝を優勝ラインにすると、他チームとの対戦は4勝3敗でOKになる。
こうなると阪神は残り10試合を7勝3敗、巨人はヤクルト以外の対戦で5勝1敗、広島は残り12試合を11勝1敗という数字が必要になる。
今日、阪神を退けた事で「優勝」という文字が見え始めた。
但し、これからが本当のプレッシャーが掛かってくるだろう。
★阪神
既に自力でヤクルトを追い抜くことが出来ないので他力本願になる。
阪神のベストシナリオは、巨人と広島がヤクルトとの残り試合で勝ち越してもらうこと。
そして巨人と広島を直接叩いていく。
但し、この発想は現実的ではない。
明日からの巨人・広島との直接対決で先に両チームを叩いてしまうと、巨人は優勝の可能性が限りなく低くなり、広島も3位が厳しくなってくる。
よって両チームのモチベーションが急激に下がる可能性があるので、ヤクルトの直接対決で惨敗してしまう公算が強い。
こうなるといくら阪神が驚異的なペースで白星を重ねても、追い付けない可能性が高い。
★巨人
まだ自力優勝は残ってはいるが、ヤクルトとの直接対決3試合を全て勝つ事が優勝への前提条件なので厳しい。
巨人がヤクルトの75勝を勝率で上回るには、他チームとの試合で1つしか負けられない。
決して不可能な数字ではないかもしれないが、今のチーム状態を見ると現実的とは言えない。
やはり優勝ラインを少しでも下がってこないと厳しい。
そう考えると巨人も阪神と同様に、他力本願という側面が強い。
★広島
残念ながら優勝の可能性はほぼ無くなったと考える。
仮にヤクルトとの直接対決4試合を全勝しても、まだ上には2チームいる。
まずは上位との直接対決で一つでも多く勝ち、Aクラスを目指したい。
以上 敬称略