ヤクルト対広島、巨人対阪神の直接対決が2試合続き、この結果如何では優勝争いがガラッと一変する事も十分考えられた。
しかし、結果はヤクルトと巨人がそれぞれ連勝し、阪神と広島は優勝争いから大きく後退した。
【優勝ライン・9月23日終了時点】
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最終 1位ヤクルト 3位阪神 2位巨人 4位広島
勝数 71勝62敗2分 67勝66敗2分 70勝65敗1分 63勝67敗3分
77 6―2 .546 7―0 .542
76 5―3 .539 6―1 .535
75 4―4 .532 8―0 .532 5―2 .528
74 3―5 .525 7―1 .525 4―3 .5211
73 2―6 .518 6―2 .518 3―4 .514 10―0 .5214
残り T1 G3 C2 S1 G1 C4 T1 S3 C1 T4 S2 G1
試合 B1 D1 計8 B1 D1 計8 B2 D0 計7 B1 D2 計10
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同率で並んだ場合は?
①勝ち数の多い方が優勝
②当該チーム同士の対戦成績で勝ち越してるチームが優勝
③去年の成績上位チームが優勝
T対G 8勝16敗 残り1試合 ※G勝ち越し確定
T対S 13勝11敗 残り1試合 ※T勝ち越し確定
T対C 7勝12敗2分け 残り4試合 ※C勝ち越し確定
S対G 10勝11敗 残り3試合
S対C 13勝10敗 残り2試合 ※S勝ち越し確定
G対C 9勝15敗 残り1試合 ※C勝ち越し確定
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【優勝する為の条件】
★首位ヤクルト
状況は前回と変わっていない。
自力優勝の可能性が残っている巨人との残り3試合で、1勝すれば優勝に限りになく近づく。
74勝を優勝ラインにすると、仮に巨人との直接対決で全敗しても、それ以外のチームとの対戦は3勝2敗でOKになる。
★2位巨人
ヤクルトとの直接対決3試合を全て勝つ事が、優勝への前提条件になる事に変わりはない。
但し、前回と状況が違うのは上位がヤクルトだけになったという事。
これで巨人は「残り7試合で負けなければ逆転優勝」という解りやすい状況になり、選手は目標を立てやすくなった。
何とか今シーズンの最終戦となる直接対決で「勝てば優勝」という状況を作りたい。
尚、ヤクルトとの試合は全て東京ドームというのはGにとっては絶対有利になる。
★3位阪神
非常に苦しくなった。
巨人に連敗してしまった事で、仮にヤクルトが大失速しても、それは巨人の浮上を意味するので優秀の可能性が限りなく低い。
★4位広島
優勝の可能性は残されているが、もはや現実的な数字ではない。
何とか阪神との直接対決を大きく勝ち越して3位を狙いたい。
以上 敬称略