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【試合総評】貧打は続く。。どこまでも??【セ公式戦 DvsG 13回戦 7月4日】

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延長12回、勝負がつかず引き分け。。。

 123456789101112
巨 人0021000000003
中 日0030000000003


両軍とも内容は乏しく、特にG側の貧打が目立っていた。

G先発マイコラスは、調子自体は良くもなく悪くもなかったが、決めに行くボールが甘くなり、苦しむ場面が多く見られた。
特に3回裏は味方が先取点を取った直後だっただけに、ここで逆転された事は最後までリズムが掴めない最大の要因となった。
それでもギリギリの処を何とか踏ん張ったのは流石と言える。  

対して相手先発のD鈴木は、G打線の拙攻に助けられた感が強い。
特に長野と阿部は、カウント球の甘い直球に手が出ず、結果的にボール球の変化球に手を出して助けてしまっていた。

長野については消極的な姿勢が裏目に出ていた。
特に第1打席で、2球続けて真ん中寄りの甘い直球を見逃してしまったのは、2打席以降に響いてしまっていた。
つまり、精神的に後手に回る事となり、ボール球に手を出してしまっていた。

相手投手がどんな投手か解らない状況での、1番バッターの第1打席は、後続の打者に対して「投球を見せる役割」も当然大事になる。
又、ベンチから「見逃せ」の指示が出ていたかもしれないが、仮に指示がなかったら寂しさを禁じ得ない。

長野クラスのキャリアが有れば、1球目の直球でタイミングを合わせて欲しい。 
D鈴木には失礼だが、あの程度の直球なら1球でタイミングを合わせる事は出来る筈である。
勿論、ファールになる可能性も高いが、少なくとも振りに行く姿勢を見せないと、第2打席以降に繋がっていかない。 

今日のG打線は3回裏で勝負を決める事が出来たが、彼が大ブレーキとなってしまった。 
筆者には第1打席での消極的な姿勢が影響しているように見えた。 

阿部に関しては、一言で「酷い状態」だった。
甘いボールを簡単に見逃し、明らかなボール球に手を出してしまっている。
技術的にはトップの位置が浅く、バッティングの「間」が取れていないので、タイミングが全く合っていない。
つまり、下半身の体重移動が出来ていないので、上体が投手方向に流れてしまっている。
C3連戦の状態から更に悪くなっているので、非常に心配である。

他には亀井・村田も期待できそうな内容を見せていない。
村田については、弊ブログで散々同じ内容を指摘しいるので割愛する。

亀井は「右肩の開きが早くなる癖」を修正する意識が強すぎる。
逆に右肩がロックされてしまい、スムースな体重移動が出来ていない。
もっとシンプルに考える必要がある。
「内角は引っ張る」「外角はセンターからレフト方向へ」という原点に戻ったらどうだろうか?

これはG打者全員に言える事だが、もっと貪欲な姿勢が欲しい。
そして、打席で集中力を感じる姿を見たい。
残念ながら、今日の試合も失望感だけが残ってしまう攻撃だった。。。

以上 敬称略


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