本題に入る前に、明日からオールスター戦までの日程を確認しておきたい。
7日(火) 東京D ヤクルト
8日(水) 東京D ヤクルト
9日(木)
10日(金) 東京D 阪神
11日(土) 東京D 阪神
12日(日) 東京D 阪神
13日(月) 横浜 DeNA
14日(火) 横浜 DeNA
15日(水) 横浜 DeNA
16日(木) フレッシューオールスター
個人的には、明日からオールスターブレイクまでの8試合が、今季最初の山場と思っている。
この8試合で大きく負け越すようだとズルズル後退してしまうだろうし、五分以上の結果を残さなければ、得意の終盤戦での反攻に繋がらないと見ている。
又、上記を見て分かるように、暫く首都圏でのゲームが続くので、調子が悪い打者は早出特打ちを行う事も出来るし、コンディションも整えやすい。
この期間の過ごし方が、勝負の夏場に向けて大きな影響を与える可能性が十分ある。
さて、Gファンの皆さんが不安に思っている阿部の現状について、筆者の見解を纏めておきたい。
まず、昨日の試合の第1・第2・第4打席のフォームを比較する。
ポイント①
第1打席と第3・第4打席の上段写真を比較すると、前者が「摺り足」でタイミングを取っている事、後者は足を高く上げてタイミングを取っている様子が伺われる。
この摺り足打法は、土曜日の1戦目から行っていたが、全く合っている様子が無く、筆者は弊ブログの中で彼の状態を「酷評」していた。
そして、この試合でも第1・第2打席は摺り足でタイミングを取っていたが、第3打席以降は元の足を高く上げる形に戻していた。
ポイント②
今度は各打席の下段写真を比較したい。
下段写真は「バッティングのトップ」を表しているが、第1打席と第3・第4打席を比較すると、前者はかなり遅れてトップを作っている様子が伺われる(差し込まれている状態)
一方で、後者に大きな遅れは感じない。
ポイント③
更に下段写真の第3打席と第4打席を比較したい。
微妙で上記の写真では分かりづらいが、映像で見ると前者はやや体が前に出されてしまっている。
一方で、後者は右足にしっかり体重が残って「間」を作る余裕がある。
勿論、相手投手が違うので、これだけで比較するのは無理が有るかもしれない。
コメンター「天さん」が指摘されたように、サイドスローの又吉なので「リリースポイントが見やすい」事も大きな要因でだと推察出来る。
しかし、筆者には案外これがラッキーだったと考えている。
第3打席で「足を高く上げる打法」に戻してある程度タイミングを合わせる事に成功し、第4打席はかなり良くなってきた。
願望込みで、「上昇のキッカケ」になったと思いたい。
明日の予告先発が小川なので、タイミングを合わせる事が難儀になるが、何とか結果を残し、後半戦に向けて我々Gファンに希望の光を見せて欲しい。
以上 敬称略
☆コメンター「かぶさん」の疑問
「阿部一塁になってから坂本君がセカンドベースを越えて追っかける場面が気にかかるのですが、ポジショニング寄ってるのでしょうか?」
先日の坂本への代走からの井端代打(延長時の遊撃手)
本日の一塁変更がなぜ8回ではないのか。
采配が攻撃的と言うより雑な印象を受けるのは私だけでしょうか‥。
~筆者回答~
ポジショニングについて、阿部と坂本の因果関係は筆者には分かりません。
恐らく無いと思っていますが。。。
阿部のファースト守備については「動けなくなってる」ので、去年並みの守備力は期待していません。
原采配については「雑になってる」というよりも「後手に回ってる」印象の方が強いです。
仰る通り、守備交代の時期にも迷いを感じますし、投手交代も後手を踏む事が多くなっています。
原因としては「リリーフ陣への信頼が薄くなっている」事が大きいと思っています。