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G原監督による小林誠司への熱血指導【超激辛キャンプレポート2月11日】

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今年のG宮崎キャンプは天候に恵まれている。
今日も晴れで気温は13度前後まで上昇。
風速は5Mなので肌寒さは残ったが、一昨日と比べればかなり暖かくなった。
他球団では既に紅白戦が始まっているようだが、Gはまだ行われていない。
予定では明日と明後日、そして15日に行われる。


~今日のトピックス~
①井端が足の張りを訴えて別メニュー調整
②今日のフリーバッティングは打撃Pとマシンが相手
③投手陣はじっくりブルペンで投げ込む
④明日からの紅白戦に向けて投内連携を深める


~選手別雑感~
★阿部慎之助
テークバックを小さく、フォローを大きくという意識でコンパクトなスイングに変化している。
構えもバットを寝かさすに最初から立てて構えている。
それと合わせてグリップの位置も、やや投手よりに置いている。
オフに相当振り込んできた事は間違いない。
誰が見ても例年よりもバッティングの仕上がりが早いと感じる。
ここまで見ると非常に状態が良く、今シーズンでの期待値は確実に上がっている。

★村田修一
過去のレポートで状態が悪いことを指摘したが、今日のバッティング練習でも悪い意味で平行線。
元々、阿部や高橋由と比べると「修正する引き出し」は多くないので、状態が良くなるまではかなり時間がかかる。

★坂本勇人
先日のTVインタビューで「バットを握る手を少し離してスイングする事に挑戦している」という話をしていた。
侍ジャパンで共にプレーしたH松田の握りをヒントに取り入れたようだ。
去年までの彼は、インパクトの瞬間にバットのヘッドが落ちてしまう事が多く、ポップフライが多かった。
その癖を修正するために、握る手を少し離してインパクトでヘッドが下がらないように工夫するらしい。
上手く自分に合えば、公式戦でも続けていくらしい。

★小林誠司
このキャンプではお馴染みの光景になりつつあるが、原監督によるバッティング指導を受けていた。
筆者が映像から推察する監督の指摘は
①バットを体の近くから出す
②腰でスイングする意識
③力むと開きが早くなる左肩の修正
④同じく力むと右腕で被せてしまうスイングを修正
監督が小林をじっくり指導している映像を、アドバイス内容も含めて観ることができたが、監督の言ってることは筆者にも理解できるほど明快な「解説」だった。

★戸根千明
シートバッティングでのピッチングとは違い、かなり腕を振っていた。
勿論、最低限の制球力が備わっている事が前提だが
①ボールの出所が分かりにくい
②腕が横振りで独特なフォーム
これで打者と対峙できれば左打者はかなり打ちづらいだろう。
これに前評判通りの実戦での「投げっぷりの良さ」が加われば、かなりの戦力になる。
細かく言及すれば、コンスタントに直球が143キロ前後を計測し、更にそれをコントロールできれば、変化球は悪くないので山口の登板過多を防げる存在になりうる。
ここまでの新人二人(高木勇・戸根)の評価はかなり高い。
彼らが戦力として計算出来れば、4連覇の可能性は更に拡がる。


☆今日のブルペン映像
 久保・杉内・マシソン・内海・青木・大竹
 澤村・西村・山口・笠原・高木勇・小山・今村・戸根

以上 敬称略

~あとがき~
いよいよ明日から紅白戦が始まります。
これで記事の内容に困る事がないのでホッとしています。。苦笑
実戦に向けて筆者の注目ポイントは
①坂本・村田のバッティング
②大田泰示の攻守にわたるハツラツプレー
③橋本到の新打法
④ルーキー戸根・高木勇のピッチング
⑤新外国人投手のピッチング内容
⑥マスコミには注目されていない中井・藤村のプレー
特に⑥には注意して見ていきたいと思っています。


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