セイバーメトリクスの視点で考えた「2019 広島東洋カープ 戦力分析」
http://chougekikara-npb-column.jp/archives/4147
ヤクルトスワローズ戦力分析
【2018年のセイバー数値】
★投球指標
BB/9 3.25 セリーグ2位
K/9 7.12 セリーグ5位
K/BB 2.19 セリーグ4位
WHIP 1.36 セリーグ3位
QS 58 セリーグ5位
BB/9 1試合あたりの与四球を見る指数
K/9 1試合あたりの奪三振数を見る指数
K/BB 制球力を示す指数
WHIP 安定度を示す指数
QS 先発投手が6イニング以上投げ、3自責点以内に抑えた回数
★打撃指標
OPS .749 セリーグ2位
IsoD 0.81 セリーグ2位
IsoP .136 セリーグ4位
OPS 総合的な打力を示す指数
IsoD 四死球での出塁を見る指数
IsoP 長打力を評価する指数
★走塁指標
Spd 3.73 セリーグ2位
UBR 2.3 セリーグ3位
Spd 走力を示す指数
UBR 盗塁以外の走塁でどのくらい得点に貢献したかを表す指標
★守備指標
UZR -3.5 セリーグ4位
UZR ポジションの平均値と比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標(但し個人の主観も加味されてる数字であることは考慮に入れた方が良い)
ヤクルトの主な新加入選手
★投手
高梨(日本ハムから移籍)
寺原(ソフトバンクから移籍)
五十嵐(ソフトバンクから移籍)
スアレス(新外国人)
マクガフ(新外国人)
清水(ドラフト1位)
市川(ドラフト3位)
坂本(ドラフト5位)
久保(ドラフト7位)
★野手
太田(日本ハムから移籍)
中山(ドラフト2位)
吉田(ドラフト8位)
ヤクルトの主な退団選手
★投手
秋吉(日本ハムへ移籍)
由規(楽天育成)
成瀬(オリックスへ移籍)
久古
古野
菊沢
ウルキデス
カラシティー
★野手
谷内(日本ハムへ移籍)
大松
武内
鵜久森
比屋根
【各項目の評価】(評価は5段階)
★投手力(去年D⇒今年C)
・本格左腕の高橋奎の躍進が大いに期待出来る
・新外国人スアレスは故障で出遅れたが、オープン戦の内容を見る限り、そこそこの数字は残すと思う。
・ルーキーの清水も大きな欠点がなく纏まってる投手なので、ローテに入れればそれなりに活躍するだろう。
・移籍した高梨はどういう使われ方をするのか分からないが、仮にリリーフに回るとボールにキレがあるのでハマるかもしれない。
・パワーリリーフのマクガフが機能すると、ブルペン陣は更に強化される。
・一方で、去年リリーフでブレークした中尾が左肩の不安で出遅れている事はマイナス材料。
★打撃力(去年B⇒今年A)
・去年の打撃指標は広島に次ぐ高い数値を記録していた。
・成長著しい若い村上・廣岡、実力派の塩見の台頭によって、確実に選手層が厚くなったので、少々ケガ人が出ても大きく戦力が落ちる事はない。
★走力(去年C⇒今年C)
・主力野手の高齢化が進行してるが、前述の若手の台頭もあるので、良くなることはあっても大きく落ちる事はないだろう。
★守備力(去年D⇒今年D)
・俊足の塩見がセンターに多く入るとセンターラインはかなり強化されるが、今年も青木がメインなら加齢を考慮するとかなり厳しい。
・サードの村上は足が動く選手なので、1軍の打球に慣れてくればレベルの高いサードになる可能性を秘めている。
尚、次回の読売ジャイアンツの戦力分析も作成次第すぐに公開し、最後に各球団の総評を加えた順位予想をブログで発表します。
以上 敬称略
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コメント
更新お疲れ様です!
やはりヤクルトは打撃力ですよね。
高齢化している主力と若手をどう使い分けるかの難しさはありますが、本拠地球場との相性も相まってホームでの怖さは更に上がりますし、やはり恐ろしいですね。
去年の様にある程度投手陣が整備されると…というところですが、少し怪我人も出ていますし、やや登板過多気味だったリリーフ陣が、今年も同じ様に活躍できるかが鍵になりそうですね。
神宮はライナー性の打球を飛ばせば簡単にスタンドインする構造なので、まさにヤクルト打線にはピッタリの球場ですね