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【超激辛HvsGオープン戦雑感】&【G二軍開幕戦・注目若手雑感】3月15日

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今回は3月15日に行われた「オープン戦HvsG戦」と「イースタンリーグ開幕戦のG若手」についてレポートする。
【ジャイアンツ先発オーダー】
1(遊)坂本 勇人
2(中)橋本 到
3(右)長野 久義
4(三)村田 修一
5(捕)阿部 慎之助
6(一)ロペス
7(左)アンダーソン
8(二)片岡 治大
9(指)高橋 由伸
P   菅野 智之
【ホークス先発オーダー】
1(左)中村 晃
2(遊)今宮 健太
3(指)内川 聖一
4(一)李 大浩
5(右)長谷川 勇也
6(三)松田 宣浩
7(中)柳田 悠岐
8(捕)細川 亨
9(二)本多 雄一
P   中田 賢一
【ジャイアンツ登板投手雑感】
①菅野
6回5安打2四死球(1死球)7奪三振 自責点0
直球は平均144キロ、最速149キロで決めにかかった時のボールは威力、制球ともに抜群だった。
変化球はカーブ、フォーク、スライダー、ワンシーム、カットボール。
ワンシームは若干意図するコースに決まっていなかったが、その他の球種はほぼ完璧な内容。
特にフォークは勝負球として抜群だった。
今日は捕手阿部で完全な実戦モードで投球していた。
初回は若干制球が甘かったが、2回以降は変化球、直球ともに決まっていた。
4回にデッドボール、自分のエラーで自滅の形で1点捕られたが、全体的には完全にホークス打線を押していた内容だった。
報道通りなら、これで彼が開幕投手を務めることは間違いないだろう。
②山口
1回3安打2奪三振 自責点3
直球は平均139キロ、最速142キロで、彼特有のゆったりしたフォームからの「リリースポイントでビシッと切るような直球」ではなかった
変化球はスライダー、シュート、チェンジアップ。
シュート、チェンジアップはまずまず良かったが、スライダーが決まらなかった。
今日は全体的に制球が悪かったので、カウントを悪くして甘いボールを打たれてしまっていた。
不運な打球も重なり3失点奪われたが、初登板としてはこんなモノだろうと思う。
腕の振りから察すると8割程度の力で投げていた印象がある。
次回の注目点としては前述の「リリースポイントでビシッと切るような直球」が見れるか?だろう。
【ジャイアンツ登板投手】
菅野→山口→久保
【ジャイアンツ出場野手雑感】
①橋本
3打数1安打
ヒット1本打ったがアピールしたと言える内容ではない。
②村田
2打数1安打(本塁打1)1四球1打点
変わらず状態は良い。
「間」が取れてるので甘い球のミスショットが少ない。
③アンダーソン
4打数無安打
かなり内角の直球を意識させられて体の開きも少し早くなってるので、低めのフォーク系に対する見極めが悪くなっている。
ポジティブに考えれば、この攻め方はシーズンで彼に対する攻めの基本パターンになると思うので、良い練習になってると考えれば良いと思う。
④坂口
1打数無安打
サード守備の不安を露呈した試合だった。
少ない守備機会でこれだけミスをすると公式戦で起用することを躊躇するだろう
【ホークス注目選手雑感】
①柳田
4打数1安打
今シーズン大ブレイクが期待される左の和製長距離砲。
この試合はGバッテリーが内角を徹底して意識させた結果、体の開きが早くなっていしまったのでボール球のフォークを見極められなかった。
これを見てパ・リーグ各球団はどう考えるだろうか?
【ホークス登板投手】
中田→金→森福→柳瀬→サファテ
【ゲームスコア】
G 011 000 000 2
H 000 100 30✘ 4
以上、3月15日オープン戦HvsGの雑感でした。
【Gイースタン開幕戦・注目若手雑感】
①松本竜(高卒3年目)
高い身長でムチのように撓る肘の使い方から繰り出す直球は134〜143キロ
まだ質にバラツキがあるが、指にかかったボールは相手をねじ伏せる威力がある。
変化球はスライダー、カーブ、シンカー
決めるボールとしてはシンカーが有効になると思う。
投げてるボールは大器の片鱗を十分感じさせている。
課題は当然まだまだある。
変化球を投げる際に若干腕の振りが鈍ること、スタミナ不足、体の開きが早くなる癖がある等。
但し、これだけ課題がありながら三振を奪える投球が出来るということは、逆に言えば伸びシロがたっぷり有るということ。
今後怪我に気をつけ二軍のローテを夏まで守り続ければ、秋には待望の一軍でのマウンドも夢ではないだろう。
そして来年の今頃は・・・。
②今村
直球は142〜146キロを記録していた。
カーブ、スローカーブ、スライダー、フォークを低めに集める。
実力は去年終盤の活躍で解っているので、この内容なら近いうちに一軍に上がるだろう。
彼の良さは投げるボールも素晴らしいが、ランナーを出しても全く動じない気持ちの強さだろう。
③公文(社出2年目)
直球は140〜142キロ
打者を押し込む球威を感じるが、高めに浮き気味だったのが気がかり。
スライダーは低めに決まっていた。
個人的にこの投手のリリーフ投手としての将来性を高く買っている。
④辻(高卒2年目)〜ショート
トップの作り方、形、タイミングの取り方は非常にセンスを感じる。
高卒2年目ながら線の細さを感じない体幹も魅力がある。
これだけのセンスと体格なら、高い確率で中長距離砲として数年後に台頭するだろう。
又、守備もスローイングが良いのでサードやショートをやらせてみたい。
⑤和田恋(高卒ドラ2)〜サード
下半身がしっかりしているのでスイングの形が崩れない。
彼もトップの作り方が上手く、肘の使い方もセンスを感じる。
上半身は下半身と比べると細いので、体幹含めて鍛える必要がある。
【あとがき】
インフルエンザで離脱した宮國は既に練習に参加している模様。
開幕は全く問題ないだろう。
敬称略
皆様からの御意見、御感想を心からお待ちしております。
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