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「田口麗斗よ、ストレートを磨き直して戻って来い!」

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2020.10.7 横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツ 17回戦 ゲームレポート簡易版

【ゲームスコア】
DeNA 100 004 001 6
巨  人 100 101 000 3
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勝利投手 DeNA 平田 (1勝0敗0S)
敗戦投手 巨人 田口 (5勝5敗0S)
セーブ  DeNA 三嶋 (1勝1敗12S)
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本塁打
DeNA ロペス 6号(6回表2ラン) 、ソト 19号(6回表ソロ)
巨人 丸 20号(4回裏ソロ)
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【敗北のポイント】
6回表の田口の乱調が全てだった。
まあ、田口にも多少の不運な面(味方エラー)はあるが、どうにもこうにも打たれ方、失点の許し方が良くない。
ヒットを重ねられて失点なら、どこかの場面で投手交代のカードを切って防ごうとする手を打てるが、いきなり連続HRではベンチからすればたまったものではないだろう。
まあ、投げたボールはベルトより下だったので、田口からすれば最低限の投球はしていたのかもしれないが、逆に言えば低めのボールをいとも簡単にスタンドまで運ばれてしまうということは、球威に問題が有るとも言えるし、序盤からあれだけ変化球を投げていれば、三巡目となる5回~6回は相手も投球に慣れてくるので捉えられる可能性が高い。
田口からすれば「何故、打たれたんだ?」という気持ちになるのかもしれないが、やっぱり、試合後に宮本Cが語っていたように球威不足が原因だと思う。
もう少し序盤でストレート系でしっかり打者の懐をついていかないと、この試合のように1点を争う展開では中盤でかならず厳しくなってくる。
彼自身が先発5.6番手で満足するなら今のままでも良いのかもしれないが、菅野に続く準エース的な立場を目指すのであれば物足りなさは否めない。
どうやら、これでファーム落ちが決定したようだが個人的には大賛成。
彼のような低めにボールを集められるタイプは、パリーグのチームには有効だと思っているし、これで前述のようにストレート系の威力がもう少し増してくれば、日本シリーズでの活躍も十分に期待出来ると思う。
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【敗者の慟哭】
Twitterでも呟いたが、実質的に巨人の優勝は確定的なので、これからは日本シリーズに目を向けても差し支えないし、そうしていかないと今年のセリーグはクライマックスシリーズがないので調整が難しくなる。
原監督としてはこれからそこを意識した采配(テスト)をしていくだろうし、それに対応出来る選手の見極めも最終チェックしていくだろう。
そういう意味では7回の石川慎吾の無様な三振はホント残念だった。
まあ。。それについてはTwitterで既に触れているので多くは語らないが、もう少し考えてプレーをしていかないと他選手のレベルが上がってきてるので、彼はこれからもっと苦しい立場に追い込まれると思う。
もう、年齢的にも「がむしゃらな姿勢」だけの野球をしても評価はされない。
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そんな残念な試合でも明るい材料は「高橋優貴の投球」だった。
春先の肘の故障がようやく癒えての一軍復帰登板だったが、ストレート系もまずまず走っていたし、打者の反応を見ると変化球のキレも上々だった。
まあ「先発で同じようなボールを投げられるのか?」については、正直言って不明ではあるが、少なくとも全力で良いボールを投げられるところまで回復していることを確認できてホント良かった。
彼の投球の細かい分析については次回の登板時に行いたい。

以上 敬称略
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