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読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 1回戦 観戦レポート 2021.3.26

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読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 1回戦 観戦レポート 2021.3.26

【試合結果】
DeNA 021 000 202    7
巨  人 303 000 011× 8
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巨人Ⓟ菅野⇒高木⇒鍵谷⇒大竹⇒中川
DeⓅ濱口⇒国吉⇒砂田⇒山﨑⇒平田⇒石田⇒三嶋
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{勝}中川1勝0敗0S
{敗}三嶋0勝1敗0S
{S}
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{本}大城1号、亀井1号(以上巨人)
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【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ菅野、桑原を見三振⇒関根を投ゴロ⇒牧を三ゴロ
{考察}
立ち上がりの菅野は、ストレートの球威は上々、そしてカットボール、スライダー、ツーシーム、この回に投げた全ての球種が低めにキッチリ集まっていたので、隙が全くなかった。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ濱口、梶谷は四球⇒若林も四球⇒坂本が左安(レフトと内野の連休ミスで得点1)、G1-De0⇒岡本が左中適二(得点1)、G2-De0⇒丸は四球⇒ウィーラーが右適安(得点1)、G3-De0⇒大城は空三振⇒松原は空三振⇒菅野は一邪飛。
{考察}
濱口は明らかに緊張していた。
梶谷に対しては際どいコースを見切られて四球を許したが、その後の若林には完全に制球が乱れていた。
そして坂本の左安で味方守備にミスが生まれ、ゲームの流れは一気に巨人側に傾き、序盤で3点をリードすることになる。
しかし、願わくば無死満塁のチャンスから大城と松原がボール球を振って助けてしまったのが悔やまれる。
最低でもあと1点(計4点)欲しかった。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ菅野、佐野は左安⇒宮﨑に四球⇒柴田は遊安⇒田中を中犠飛(失点1)、G3-De1⇒嶺井は左安⇒濱口を一ゴロ⇒桑原に四球(失点1)、G3-De2⇒関根を二ゴロ。
{考察}
この回は完璧主義者の菅野が陥りやすい失点のパターンだった。
佐野にヒットを許した後、続く宮﨑には打たれたくない意識が強く、コーナーを過剰に狙って最悪の四球を与えてしまい、自身で投球リズムを崩してしまった。
結局、この回は2失点を許し、立ち上がりの良かった状態が嘘のような投球だった。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ濱口、梶谷は見三振⇒若林は空三振⇒坂本は大きな中飛。
{考察}
濱口は直ぐに味方が2点返したのでリズムに乗りやすい状況になっていた。
巨人打線は坂本の大飛球はあったが、簡単に三者凡退で討ち取られてしまう。

☆3回表☆
{経過}
Ⓟ菅野、牧を空三振⇒佐野は左線二⇒宮崎を二ゴロ⇒柴田を四球⇒田中は中適安(失点1)、G3-De3⇒嶺井を遊飛。
{考察}
牧を完璧な投球で三振を奪い、波に乗ると思われた菅野だったが、佐野に長打を浴びて再びピンチを迎えてしまう。
続く柴田に対して追い込みながらも際どいコースを見切られて四球を与え、これで投球が窮屈になってしまい、田中に同点打を浴びてしまう。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ濱口、岡本は右飛⇒丸が四球⇒ウィーラー四球⇒大城は右中本(得点3)、G6-De3⇒松原は見三振⇒菅野も見三振。
{考察}
大城の一発は見事だったが、その前の丸とウィーラーの連続四球が大きかった。
両者ともに追い込まれた状況からの四球なので非常に価値がある。
その一発を打った大城も、カウント3-0からストレート一本にヤマを張って見事に仕留めた。



☆4回表☆
{経過}
Ⓟ菅野、宮本は二安⇒桑原を三ゴロ⇒関根がセーフティーバントで投安⇒牧を三ゴロ⇒佐野を右飛。
{考察}
再び相手の小技でピンチを招いた菅野だったが、何とか佐野を討ち取って凌ぎ切る。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ国吉、梶谷は投ゴロ⇒若林は空三振⇒坂本は遊直。
{考察}
ストレートに球威が有り、カットボールが切れていた国吉から巨人打線は三者凡退で抑え込まれる。

☆5回表☆
{経過}
Ⓟ菅野、宮﨑を空三振⇒柴田を二ゴロ⇒田中はセーフティーバント失敗で投ゴロ。
{考察}
この回の菅野は危なげなく三者凡退で退ける。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ国吉、岡本は大きな右飛⇒丸は空三振⇒ウィーラーが一邪飛。
{考察}
4回に続いてこの回も国吉にほぼ完璧に抑え込まれてしまい、試合の流れが徐々にDeNA側に傾きつつある状況になっていた。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ菅野、嶺井が空三振⇒倉本中安⇒桑原を遊併打。
{考察}
前の回から落ち着きを取り戻した菅野は一死後にヒットを許すが、後続を注文通りの併殺打に討ち取り、この回でマウンドを降りる。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ砂田、大城は中飛、松原は遊直、代打中島は三ゴロ。
{考察}
替わった砂田に対して巨人打線は簡単に打者三人で終わり、益々、試合の流れはDeNA側に傾く。

☆7回表☆
{経過}
Ⓟ高木、関根を空三振⇒牧は四球⇒佐野を空三振⇒宮崎右線二、Ⓟ鍵谷、代打細川を四球⇒田中は右適安(失点2)、G6-De5⇒嶺井を投ゴロ。
{考察}
宮﨑に対しても高木を続投させたが、もしデラロサが出遅れていなかったら、この場面に大竹をつぎ込んで、8回にデラロサを頭から起用していた可能性が高い。



★7回裏★
{経過}
Ⓟ山﨑、梶谷は空三振⇒若林が右安⇒坂本は遊併打。
{考察}
原監督は足のある若林からあえて代走で増田大を起用する勝負手を指したが、残念ながら得点には結びつかなかった。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ大竹、代打神里を左飛⇒桑原を三ゴロ⇒関根を右飛。
{考察}
大竹はボールのキレ、制球ともに抜群だった。
特にシュートの精度が素晴らしく、DeNA打線を全く寄せ付けなかった。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ平田、岡本は空三振、Ⓟ石田、丸は右線二⇒ウィーラー右越適二(得点1)、G7-De5⇒大城は右安⇒一塁走者が牽制で飛び出し三塁走者が憤死⇒代打北村は空三振。
{考察}
原監督はこの回で勝負を決めたかったに違いない。
ウィーラーの追加点で2点差となり、更に大城が繋いでダメを押す絶好の場面を迎え、原監督は二つ目の勝負手(一塁走者の代走としてを吉川を起用)を指すが、その吉川のミスでトドメを刺すには至らなかった。

☆9回表☆
{経過}
Ⓟ中川、牧を二飛⇒佐野を四球⇒宮崎は左線二⇒大和を二直⇒田中は左適安(失点2)、G7-De7⇒代打中井を空三振。
{考察}
先頭の牧への投球を見て、このまま終わると踏んでいたが、佐野への四球で局面がガラっと変わった。
この四球を境に中川のスライダーが甘くなり、そこをDeNA打線が見逃さなかった。

★9回裏★
{経過}
Ⓟ三嶋、亀井の右本(得点1)で劇的なサヨナラ勝利、G8-De7
{考察}
三嶋は直近の練習試合の登板内容がイマイチだったが、それでも亀井が一発で仕留めるとは思わなかった。
カウント1-1からの甘いスライダーを、ものの見事に捉えた打球はライトスタンド最上段へと消えていった。
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【勝負を分けたポイント】
やや強引なロジックかもしれないが、9回表に田中の左中間への同点打をギリギリに追いついて二塁打にしなかった重信のプレーが非常に大きかった。
仮にあれを二塁打にしてしまうと、ワンヒットで逆転まであったので、中川の心理状態は更に厳しさを増していただろうし、小林の配球も変わって四球OKの投球に変わっていたかもしれない。
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【選手雑感】
☆菅野智之☆
初回は抜群の立ち上がりだったが、味方に3点の援護を貰って更に慎重な投球になってしまい、自らリズムを崩してしまった。
際どいコースを突いてはいたものの、ボール半個から一個分外れてしまっていた。
又、序盤の勝負処で投じたカーブを田中にしっかり捉えられてしまい、その影響もあって、その後の攻め(配球)がやや単調になってしまったことも捕まった要因と見る。
まあ、結果的に勝ち星はお預けになったが、投げているボールは悪くは無かったので、今回の反省を是非とも次につなげて欲しい。

☆中川皓太☆
一死後の佐野への四球が彼の投球リズムが崩れた最大の要因。
この場面、バッテリーは1球目と2球目をいずれも懐へのシュートを狙った(2球目は投げ切れずに低めに外れる)が、ボールになってしまいカウントを苦しくしてしまった。
個人的には1球目のシュートは正解だと思うが、2球続ける必要は無かったと思う。
1点差なら佐野の長打を警戒して安易に真ん中付近のスライダーでカウントを取りには行けないが、2点差なのでカウントを悪くして四球を与えてしまう事だけは絶対に避けねばならなかった。
結果的に、この四球がその後の中川の「投げ急ぎ」を誘発してしまった。
宮﨑には膝元のスライダーを引っかけさせてゴロを打たせようとし、田中にはボール球のスライダーで空振りを狙ったが、いずれも真ん中付近に集まってしまい、それが命取りとなってしまった。
それでも彼も投げているボールは決して悪いとは思わない。
今回は手痛い失点を許したが、菅野と同様に反省を次に活かして欲しい。

☆亀井善行☆
彼については、なかなか今キャンプではコンディションが上がらず、オープン戦中盤までは、状態を上げるのに苦労していた姿を見て「5月くらいから本調子になってくれれば良い」と書いた時期もあったが、オープン戦終盤の彼のバッティングを見て、開幕に向けて準備OKとも書いていた。
つまり、彼はキッチリと開幕に合わせて調整したということだが、まさかこの局面で一振りで決めるとは思わなかった。
それにしても相手のクローザーから一発って。。。ホント。。。彼の勝負強さは巨人にとってはかけがえのない財産である。

★田中俊太★
いやいや恐れ入りました。。。
巨人時代から第一打席で内容の良いヒットが出ると「止まらなくなる」傾向はあったが、ここまでとは夢にも思わなかった。
巨人時代と比べてバッティングスタイルに特別な変化は見られなかったが・・・。
まあ。。菅野と中川は絶対にやり返してくれるだろう。
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【総評】
原監督は試合中盤に代打で中島を起用して以降、積極的に持ち駒を使って「次の1点を」をしゃにむに取りに行き、ようやく8回にウィーラーのタイムリーで実を結んだが、この得点では勝負がつかなかった。
その最大の要因は巨人側の攻撃に幾度かのミスが生まれたことに他ならない。
序盤では無死満塁から更なる追加点が奪えず、試合終盤では手痛い走塁ミスが生まれてしまった。
特に後者は原監督が良い流れの中で自ら動いて起用した代走の吉川が犯したミスなので、それがよもやの9回表の同点劇に繋がったといっても決して言い過ぎではないと思う。
但し、普通ならこれで巨人ベンチのムードは沈み込んでしまって引き分けでゲームが終わる筈だったが、まだ巨人の控えには一振りでムードを変えられる「切り札・亀井善行」が残っていた。
逆にDeNAサイドからの視点で見れば、結局、この試合では一度もリードした状態を作れなかった事が最後に響いたと思う。
弊コラムのコアな読者には何度も聞いた格言かもしれないが、もう一度言わせて欲しい。
「追っているチームが試合を制するには、同点に追いついた事で満足せずに、一気に逆転までもっていかないと結局その試合は敗れる可能性が高い」
今回もこの言葉通りの結果となった。

以上 敬称略
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