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広島東洋カープvs読売ジャイアンツ 1回戦 観戦レポート 2021.4.9

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広島東洋カープvs読売ジャイアンツ 1回戦 観戦レポート 2021.4.9

【試合結果】
巨人 000 000 000 0
広島 200 000 00✕ 2
——————————–
広島Ⓟ大瀬良⇒森浦⇒塹江=會澤
巨人Ⓟ菅野⇒高梨=炭谷、大城
——————————–
{勝}大瀬良 2勝0敗
{敗}菅野 0勝1敗
{S}栗林 4S
——————————–
{本}菊池4号、鈴木3号(以上広島)




【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ大瀬良、松原は右安⇒坂本は空三振⇒松原は二盗失敗⇒梶谷は見三振。
{考察}
先頭の松原がヒットで出塁したが、後続でチャンスを拡げられずに無得点。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、菊池に左中本(失点1)、C1-G0⇒安部は空三振⇒西川は二ゴロ⇒鈴木は左本(失点1)、C2-G0⇒
{考察}
立ち上がりの菅野はまさかの二被弾を浴びる。
ストレート系のキレは今一つで、スライダー系はやや抜けていた。
菊池には甘く入ったスライダー、鈴木には決して甘くはない内角ツーシームを完璧に捉えられてしまった。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ大瀬良、岡本は四球⇒大城は左安⇒重信は右邪飛⇒吉川は投ゴロ⇒炭谷は左飛。
{考察}
巨人は無死一二塁の大チャンスを作るが、重信が打ち上げてしまって進塁出来ず、後続も続かず結局無得点に終わる。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、會澤は三ゴロ⇒長野は四球⇒田中は空三振⇒大瀬良は三ゴロ。
{考察}
長野に四球を与えてしまうが、この回は危なげなく無失点。
菅野はスライダー系が相変わらず抜け気味だが、フォークの精度はまずまず良いので、そのボールを勝負球で使っていた。

☆3回表☆
{経過}
Ⓟ大瀬良、菅野は空三振⇒松原は遊安⇒坂本は左飛⇒梶谷は二ゴロ。
{考察}
一死後に松原が内野安打で出塁するが後続が続かず無得点。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、菊池を見三振⇒安部を二ゴロ⇒西川は右安⇒鈴木を見三振。
{考察}
菅野は二死からヒットを許すが鈴木をベストピッチで抑える。
この回辺りからようやく菅野のスライダーは低めに制球される。



☆4回表☆
{経過}
Ⓟ大瀬良、岡本は左安⇒大城は二飛⇒重信は一ゴロ⇒吉川は三飛。
{考察}
先頭の岡本が出塁するが、この回もチャンスを拡げられずに無得点。
非常に打線が重苦しい。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、坂倉は捕ゴロ⇒會澤は右飛⇒長野は二ゴロ。
{考察}
菅野はほぼ完璧な投球内容で三者凡退で抑える。

☆5回表☆
{経過}
Ⓟ大瀬良、炭谷は空三振⇒菅野は遊飛⇒松原は空三振。
{考察}
下位打線から始まったこの回は、大瀬良に簡単に封じられてしまう。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、田中を一ゴロ⇒大瀬良を空三振⇒菊池を遊ゴロ。
{考察}
ようやく安定感が出てきた菅野は、カープ打線に付け入る隙を与えない。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ大瀬良、坂本は左安⇒梶谷は右安⇒岡本は二飛⇒大城は三飛⇒重信は空三振
{考察}
巨人打線は無死一二塁のチャンスを作るが、ここからの攻撃が非常に重苦しい。
岡本は右方向の意識が裏目に出て二飛、大城は狙い球を絞り切れずに三飛、重信は甘いボールを悉くミスショットして最後はボール球を振らされた。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、安部は左安(代走曽根)⇒西川を左飛⇒一塁走者が二盗成功⇒鈴木を見三振⇒坂倉は敬遠気味の四球⇒會澤を遊ゴロ。
{考察}
流石の菅野も味方打線の惨状から心が折れかけたように見えたが、このピンチはしっかりと踏みとどまった。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ森浦、代打石川は四球⇒代打廣岡も四球⇒菅野は一犠打⇒代打北村は右飛⇒坂本は申告敬遠⇒梶谷は遊ゴロ。
{考察}
ホント。。巨人打線の攻撃は重苦しい。。。
相手から連続四球のプレゼントを貰っても、チャンスの場面で仕留めきれない。
北村はストレート一本で待っても良い場面だったが、結果は寂しい浅い右飛だった。
これで森浦が落ち着きを取り戻してしまい、梶谷がベストピッチで討ち取られる。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ菅野、長野は遊失(送球ミスの間に二進、代走大盛)⇒田中は投犠打⇒磯村を見三振⇒菊池を三ゴロ。
{考察}
菅野は味方のエラーと犠打で一死三塁の大ピンチを招くが、ここから踏ん張れるのがエースの証。
磯村と菊池をベストピッチで討ち取りピンチを切り抜ける。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ塹江、岡本は中安⇒大城は中飛(センター大盛の好プレー)⇒重信は一ゴロ⇒一塁走者の重信が相手バッテリーの隙を突いて二盗成功⇒立岡は四球⇒廣岡は三ゴロ。
{考察}
この回も先頭打者が出塁するが、重い得点の扉をなかなか開けることが出来ない。
なんとか二死一二塁までチャンスを拡げるが、またしてもと一本が出なかった。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ高梨、代打メヒアを見三振⇒西川を一ゴロ⇒鈴木は四球⇒堂林は左安、ここで投手交代、Ⓟ鍵谷、會澤は二ゴロ。
{考察}
高梨は簡単に2アウトを取るが、鈴木には一発を過剰に警戒して四球を与え、堂林にもスライダーが甘くなって痛打を浴びる。
替わった鍵谷は逆球もあったが、何とか會澤を討ち取ってピンチを凌いだ。

☆9回表☆
{経過}
Ⓟ栗林、代打亀井は空三振⇒代打香月は中安⇒坂本は二併打、ゲームセット
{考察}
一死から香月が見事なバッティングでヒットを放つが、坂本が併殺打に倒れて試合終了。
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【勝負を分けたポイント】
6回表、坂本と梶谷の連打で無死一二塁というこの試合最大のチャンスを迎えたが、ここで四番の岡本がやや中途半端(右方向を意識したようなバットスイング)なバッティングでポップフライに終わってしまった場面が、この試合の勝負の分岐点だった。
あのバッティング内容は味方ベンチを大きく落胆させてしまった。
こうなると、次の7回表に同じようなチャンスを迎えたが、これまで以上に重苦しい雰囲気で得点出来そうな雰囲気を全く感じなかった。



【選手雑感】
☆岡本和真☆
二安打を放つが、まだまだバッティングに良化の兆しを感じない。
技術的なことはこれまで何度も指摘したので割愛するが、この試合のバッティングもタイミング的にまだまだ差し込まれ気味で、バットスイングに下半身と上半身の連動性を感じない。
よってスイングに全く迫力がなく、怖さが無くなってしまっている。
つまり、相手バッテリーに迷いを与えることなくガンガンとストレートで押されてしまっている。
まだまだ巨人ファンは我慢が必要だろう。

☆梶谷隆幸☆
ここまで外角へのボールの出し入れに対応できておらず、相手バッテリーはほぼ外角オンリーで攻めてきている。
時折、内角にも投げてくるが、ほぼボールになる見せ球でしかない。
去年は外角のボールを逆方向に弾き返していたが、現状はややドアスイング気味で引っかけてしまうバッティングが多い。
彼についても我々巨人ファンはまだまだ我慢が必要だろう。

☆菅野智之☆
それほど力感の感じないフォームで淡々と投げていた。
調子的には可もなく不可もなくといったところ。。。
初回の2本塁打は今の味方打線を考えると、正直言って「非常に残念」だったが、久しぶりの登板という事を考えると、そこはこれ以上責められない。
中盤以降は一発を打たれた菊池と鈴木に自分のバッティングをさせていなかったので、時間の登板は大いに期待したい。



【総評】
「重い」。。。この言葉を試合中に何度呟いたことだろう。。。。
パソコンのキーボードがこんなにも重く感じるのは久しぶりである。
今年は野球観戦しながらブログ作成してるので、決してダンベルを持ち上げていた訳ではない(苦笑)のに、ホント。。心にズシリと鉛を置かれた心境だった。
今更。。これ以上この試合を振り返っても仕方あるまい。
論じたいがこれ以上どう論じれば良いのか。。。苦笑
まあ。。それでも前を向いて行こうじゃないか。。。
今は極貧状態の打線でもいつかは必ず上昇するんだから。。。
それが一週間後なのか。。。二週間後なのか。。。三週間後なのか。。。
まあ、もしかしたら明日なのかもしれないよ! うふw

Que sera, sera
Whatever will be, will be
The future’s not ours to see
Que sera, sera
What will be, will be

以上 敬称略
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