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広島東洋カープvs読売ジャイアンツ 7回戦 観戦レポート 2021.5.3

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広島東洋カープvs読売ジャイアンツ 7回戦 観戦レポート 2021.5.3

【試合結果】
巨人 100 001 100 3
広島 002 000 002 2
——————————–
広島Ⓟ森下、塹江、栗林=坂倉、石原
巨人Ⓟ畠、鍵谷、中川、ビエイラ、桜井、高梨=大城、炭谷
——————————–
{勝}鍵谷1勝0敗
{敗}森下3勝3敗
{S}高梨1S
——————————–
{本}坂本5号、丸2号、ウィーラー4号(以上巨人)、鈴木誠7号(以上広島)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ森下、梶谷は遊ゴロ⇒坂本は左本(得点1)⇒丸は中安⇒岡本は見三振⇒スモークは空三振。
{考察}
立ち上がりの森下はボールが全体的に浮いていた。
そんな森下の投球に対して坂本は、カウント3-1のバッティングカウントで高めに浮いたストレートを一発で仕留めた。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ畠、菊池は大きな中飛⇒羽月を二ゴロ⇒鈴木は中安⇒西川は二安(一塁走者の鈴木がファーストのスモークの隙を突いて三進)⇒坂倉を空三振。
{考察}
立ち上がりの畠はストレートの球威はまずまず、変化球はやや甘いコースに集まっていた。
初回は二死一三塁のピンチを招くが、坂倉をストレートで三振を奪ってピンチを切り抜ける。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ森下、ウィーラーは左飛⇒若林は左飛⇒大城は空三振。
{考察}
この回の巨人打線は三者凡退。
立ち上がりはボールが高めに集まっていた森下は、この回から徐々に低めに集まり始める。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ畠、安部を中飛⇒クロンを空三振⇒小園を空三振。
{考察}
立ち上がりのピンチを切り抜けた畠は、ようやくボールが落ち着き始める。
「ストレートは高めOK、変化球は低めに集める」というメリハリを感じる投球でカープ打線を三者凡退に討ち取る。

☆3回表☆
{経過}
Ⓟ森下、畠は空三振⇒梶谷は空三振⇒坂本は一邪飛。
{考察}
森下の緩急を使った投球に巨人打線は手玉に取られる。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ畠、森下を空三振⇒菊池は遊失(打者走者は二進)⇒羽月を空三振⇒鈴木は左本(2ラン)、C2-G1⇒西川を左邪飛。
{考察}
この回は一死から菊池のバットの先に当たった打球を坂本が捕球ミスし、しかも打者走者を二塁まで進めてしまう。
そして羽月を三振に討ち取った後、鈴木に痛恨の逆転2ランを浴びる。



☆4回表☆
{経過}
Ⓟ森下、丸は空三振⇒岡本は左安⇒スモークは三ゴロ⇒ウィーラーは三ゴロ。
{考察}
一死から岡本がヒットで出塁するが後続が倒れて無得点。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ畠、坂倉を一ゴロ⇒安部は右安⇒クロンを三併打。
{考察}
この回の畠は、一死から安部にアンラッキーなヒットを打たれるが、クロンを併殺打に討ち取り無失点で終える。

☆5回表☆
{経過}
Ⓟ森下、若林は二飛(菊池の好プレー)⇒大城は見三振⇒畠
{考察}
益々安定感が増してきた森下に対して、巨人の下位打線は三人で攻撃を終える。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ畠、小園を投直⇒森下を見三振⇒菊池は左安⇒ボークで二進⇒羽月を中飛。
{考察}
二死から菊池のヒットと畠のボークで二死二塁のピンチを招いてしまうが、ここは羽月を討ち取って切り抜ける。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ森下、梶谷は見三振⇒坂本は空三振⇒丸は右中本(得点1)、C2-G2⇒岡本は左安⇒バッテリーエラーで二進⇒スモークは空三振。
{考察}
トップから始まったこの回も、梶谷と坂本がストレートに押されて三振を奪われるが、続く丸が甘く入ったカーブを一発で仕留めて同点に追いつく。
更に二死二塁のチャンスを作るが、スモークが惜しくも凡退。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ畠、鈴木を見三振⇒西川は投襲安⇒西川は二盗失敗⇒坂倉を四球⇒安部は中安、ここで投手交代、Ⓟ鍵谷、クロンを遊ゴロ。
{考察}
畠は先頭の鈴木をベストピッチで三振を奪うが、続く西川に強襲ヒットを浴びる。
その後、紆余曲折を経て鍵谷にスイッチ。
その鍵谷は何とかクロンを討ち取ってピンチを切り抜ける。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ森下、ウィーラーは中本(得点1)、G3-C2⇒若林は左安⇒大城は二併打⇒鍵谷は見三振。
{考察}
先頭のウィーラーが勝ち越しのHRを放つが、その後の攻撃に悔いが残ってしまった。
若林がヒットで出塁した後、大城が犠打ファールを経てフルカウントにする。
ここで巨人ベンチはエンドランをかけるが、大城の打球が二塁前に飛んでスタートしていた若林がスピードを緩めている間に封殺され、しかも打者走者の大城もアウトになってしまう。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ鍵谷、小園を投ゴロ⇒堂林は三邪飛⇒菊池を二ゴロ。
{考察}
続投した鍵谷は、相変わらずストレートがシュート回転していて怖さを感じていたが、
低めにボールを集める意識を徹底させて三者凡退に討ち取る。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ塹江、代打中島は左安(代走増田)⇒坂本は二ゴロ⇒ランエンドヒットで空振り、坂本は二盗失敗⇒丸は四球⇒岡本は捕邪飛。
{考察}
梶谷の代打中島が先頭打者として出塁するが、この回も巨人サイドのチグハグな攻撃で追加点を奪えなかった。
試合の流れ的には非常に拙い状況と言える。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ中川、代打中村を空三振⇒鈴木を右飛⇒西川は四球⇒代打長野を一ゴロ。
{考察}
流れ的に厳しい巨人サイドだったが、三番手の中川がカープ打線を何とか抑える。
まあ。。この回の無失点はある程度考えられたが、問題はビエイラが登板する9回になる。
何とか。。。追加点が欲しい。。

☆9回表☆
{経過}
Ⓟ栗林、スモークを空三振⇒ウィーラーは遊ゴロ⇒若林は一ゴロ。
{考察}
カープ側としては最終回にまだまだチャンスがあると踏んでいるようだ。
1点負けている段階での栗林の投入がそれを意味している。
その栗林に対して巨人打線は簡単に三人で片づけられてしまう。

★9回裏★
{経過}
Ⓟ中川、安部を二ゴロ、ここで投手交代、Ⓟビエイラ、代打松山は左安(代走曽根)⇒小園は左安(エンドランがかかるが一塁走者の判断ミスで二塁ストップ)、ここで投手交代、Ⓟ桜井、バッテリーエラーでそれぞれ進塁⇒石原を空三振⇒菊池を申告敬遠⇒代打田中、ここで投手交代、Ⓟ高梨、田中を二ゴロ、ゲームセット。
{考察}
中川のイニング跨ぎで安部を討ち取り、ここで予定通りにビエイラにスイッチする。
しかし、予想通りというか、ビエイラがカープ打線に捕まって一死一二塁にピンチを招いてしまう(カープは小園の打席のランエンドヒットで、二塁走者が判断ミスして三塁進塁しなかった事が痛かった)
桜井はいきなりバッテリーエラーで進塁を許してしまい、一打逆転のピンチに拡げてしまうが、石原にボール球を振らせて三振を奪う。
続く菊池を申告敬遠で歩かせ、二死満塁の状況で高梨にスイッチ。
高梨は代打の田中を二ゴロに討ち取ってゲームセット。



【勝負を分けたポイント】
9回裏のピンチの場面で、桜井が石原から三振を奪った事が非常に大きかった。
あれで原監督は怖い菊池を申告敬遠し、最後の投手の打順でのカープ側の代打が、右なら桜井を続投、左なら切り札の高梨を投入するという選択をとれた。
最後は佐々岡監督のベンチワークよりも原監督のベンチワークが一枚上だった。
——————————–

【選手雑感】
☆畠世周☆
調子としては可もなく不可もなくという印象。
ストレートはまずまず走っていたが、変化球はイマイチだった。
カープ打線の状態の悪さも彼が好投出来た要因の一つだが、それ以上に前回登板時よりも無駄なボールが減っていた事が大きかった。
ここ数試合は攻めきれない投球が続き、ボール先行で狙い打たれるパターンが続いてしまっていたが、この試合は最後まで打者と勝負出来ていた。
特に6回に鈴木から三振を奪った投球は、この試合の彼のベストピッチだった。

☆鍵谷陽平☆
相変わらず肘がやや下がった状態で投げており、ストレートがシュート回転していたが、スライダーが抜けずにコースに決まっていたので何とか抑えることが出来た。
まだまだ彼本来の投球にはなっていない。



【総評】
う~~ん。。ホント。。胃に悪い試合だった。
最後の二塁へのゴロも、一瞬「やばい」と思ったが、直ぐにセカンドが若林ではなく吉川に代わっていたので、無事に処理するとは思ったが、こういう事を言うと叱られるかもしれないが、若林だったらあの逆回転スローを、緊迫した場面で正確に出来たかどうか怪しい。
又、9回裏は、スポーツのセオリーとして、攻撃の途中でミスが生まれると、なかなか得点が入らない事を再認識させられたイニングでもあった。
前段でも触れたように、カープサイドから見れば、小園の打席でのエンドランでの一塁走者の曽根の判断ミスが痛かった。
そして当たり前のプレーとは言え、レフト増田の偽装(グラブを上げて捕球出来るとアピール)も効果的で、その動きに曽根はまんまと騙されたことになる。
更に思い起こせば、増田は前の回にライトを守っていたが、最後は重信がライトに入って増田はレフトに移動したので、この辺りも原監督の何とも言えない勝負勘かもしれない(まあ。。偶然と言えってしまえそれまでだが。。)
あれが重信だとしたら、偽装していただろうか?。。。。
重信がどちらかというと、そういうプレーをするタイプではないので、恐らく普通に処理していたと思う。
ぶっちゃけ攻撃では裏目に出ていた原采配だったが、トータルで見ると、投手継投や野手のポジションチェンジなど、打てる策は全て打ち尽くした上での「執念の勝利」だった。

以上 敬称略
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