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読売ジャイアンツvs東北楽天ゴールデンイーグルス 3回戦 観戦レポート 2021.5.27

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読売ジャイアンツvs東北楽天ゴールデンイーグルス 3回戦 観戦レポート 2021.5.27

【試合結果】
楽天 000 110 000 2
巨人 000 000 000 0
——————————–
巨人Ⓟ横川、大江、ビエイラ、桜井=大城、岸田
楽天Ⓟ瀧中、酒居、宋、松井=足立
——————————–
{勝}瀧中 3勝2敗
{敗}横川 0勝1敗
{S}松井 0勝1敗14S
——————————–
{本}茂木8号(以上楽天)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ横川、岡島を三ゴロ⇒村林は一失⇒浅村を中飛⇒島内は四球⇒鈴木を空三振。
{考察}
立ち上がりの横川はスモークのエラーと四球が絡んで二死一二塁のピンチを背負う。
そして鈴木には粘られるが最後は三振に討ち取ってピンチを切り抜ける、
横川の印象は、非常に落ちついたマウンド捌きで、投球にもメリハリ(ストライク球とボール球を意図して使い分ける)を感じる。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ瀧中、松原は遊直⇒ウィーラーは空三振⇒吉川は左飛。
{考察}
若い横川の為にも先取点を奪いたい巨人打線だが、滝中の緩急を使った投球に三者凡退で終えてしまう。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ横川、茂木を空三振⇒田中和は右安⇒足立を空三振⇒瀧中を二ゴロ。
{考察}
一死から田中にヒットで出塁を許すが、後続をしっかり討ち取り、この回も無失点で終える。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ瀧中、岡本は右飛⇒スモークは四球⇒丸は右安⇒若林は空三振⇒大城は空三振。
{考察}
一死からスモークの四球と丸のヒットでチャンスを作るが、若林と大城が連続三振でチャンスを逃す。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ横川、岡島を遊ゴロ⇒村林を空三振⇒浅村を見三振。
{考察}
二巡目のこの回も、横川は危なげなく三者凡退で抑える。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ瀧中、横川は中安⇒松原は空三振⇒ウィーラーは三併打。
{考察}
先頭の横川がヒットで出塁するが、松原が走者を進められずアッサリと三振してしまう。
そしてウィーラーは併殺打に倒れてチャンスすら拡げられなかった。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ横川、島内を三ゴロ⇒鈴木を中飛⇒茂木は右本(失点1)、G0-E1⇒田中を三ゴロ。
{考察}
二死走者なしの状況で茂木にフルカウントから甘いフォークを捉えられてしまう。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ瀧中、吉川は遊飛⇒岡本は空三振⇒スモークは見三振。
{考察}
早めに追いつきたい巨人打線だったが、クリーンナップが滝中に対して三者凡退で封じられる。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ横川、足立を中飛⇒浜中を見三振⇒岡島は投失⇒村林は遊安(若林の捕球ミス、一1塁走者は三進)⇒浅村は右適安(失点1)、G0-E2⇒島内を二ゴロ。
{考察}
二死から守備でミスが続いて一三塁のピンチを招いてしまい、浅村に甘くなったストレートを右前に運ばれ追加点を許してしまう。
しかし、横川は更なるピンチは何とか凌いだ。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ瀧川、丸は空三振⇒若林は中飛⇒大城は遊飛。
{考察}
何とか1点でも返しておきたい巨人打線だったが、瀧川の投球に翻弄されて三人で攻撃を終えてしまう。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ大江、鈴木を一ゴロ⇒茂木を左飛⇒田中和は中安⇒足立を右飛。
{考察}
二番手の大江は二死から田中にヒットを打たれるが、後続を討ち取り無失点で終える。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ瀧中、香月は二飛⇒松原は一ゴロ⇒ウィーラーは空三振。
{考察}
この回の巨人打線もチャンスすら作れず三者凡退。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟビエイラ、瀧中を見三振⇒岡島を空三振⇒村林を空三振。
{考察}
三番手のビエイラは安定した投球を見せる。
ストライク先行で三者連続三振に抑える。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ瀧中、吉川は左安、投手交代、Ⓟ酒居、岡本は空三振⇒吉川は二盗成功⇒スモークは三ゴロ⇒丸は四球⇒若林は二ゴロ。
{考察}
先頭の吉川がヒットで出塁したところで楽天ベンチは二番手の酒居にスイッチする。
その後、巨人打線は二死一二塁のチャンスを作るが、若林が倒れてチャンスを潰してしまう。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟビエイラ、浅村を空三振⇒島内を二飛⇒鈴木を一ゴロ。
{考察}
イニング跨ぎのビエイラは、この回も完璧な投球内容で主軸を討ち取る。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ宋、大城は三ゴロ⇒重信は一ゴロ⇒松原は空三振。
{考察}
三番手の宋に対しても巨人打線は沈黙してしまう。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟ桜井、茂木を中飛⇒田中を二ゴロ⇒足立を見三振。
{考察}
四番手の桜井は、相手の淡白な攻撃にも助けられて三者凡退で終える。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟ松井、ウィーラーは空三振⇒代打中島は遊ゴロ⇒岡本は遊飛、試合終了。
{考察}
守護神の松井に対しても巨人打線は完全に封じ込められて試合終了。
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【勝負を分けたポイント】
瀧中の調子、そして後に控える楽天強力リリーフ陣を考えると、2点目が致命傷になってしまった。
又、ミス絡みで取られ方も悪かったので、試合の流れ的にも非常に拙かった。



【選手雑感】
☆横川凱☆
前段でも触れたが、非常に落ち着いたマウンド捌きで、メンタルの起伏をマウンド上で感じないし、低めにストレートと変化球を集めるので投球に安定感がある。
しかも牽制球が上手いので、投手としての基本装備は整えられている。
まあ、2点目は自らのミスが絡んでの失点だったので、そこは残念だったが、是非とも次の登板チャンスを早めに与えて欲しい。
5回2失点ではあるが、そう思わせる投球をしていた。

☆ビエイラ☆
彼は今年で来日2年目のシーズンになるが、この試合の投球は恐らくベストピッチだと思う。
スライダーで簡単にカウントを稼げていたし、フォームも無駄な力みがなかった。
この投球を僅差の勝ちゲームで出来るようになれば、Gファン待望の強力セットアッパーの誕生なんだが。。。

☆松原聖弥☆
3回裏の空三振は猛省してほしい。
カウント1-0から空振り3つ(バントの空振り含む)は巨人の1番打者としてはあまりにもお粗末なバッティング内容である。
あの場面は一塁走者が投手の横川ということを考えると、ゴロを打つことがマスト(走者の入れ替え)で、絶対にフライアウトと三振だけは避けなければならない場面だった。
まあ、相手がある事なので、それでも三振することはあるとは思うが、初球のスイングを見る限り、どうも彼のバッティングはそんな意図を感じなかった(だからベンチは3球目に送りバントを命じた)
彼は打席に立つ前に果たしてどういう狙いを持っていたのだろうか?
それとも何も考えずにヒットを打つ事だけ考えていたのだろうか?
彼もプロで何打席も経験している中堅選手なので「若さゆえのミス」はもう通用しない。



【総評】
この三連戦、楽天が現在登録しているリリーフ投手9人全て登場したが、巨人が得点出来たのは外国人のブセニッツだけで、残りの8投手にはほぼ完璧に抑えられてしまった。
先発陣を攻略したので巨人の2勝1敗で終わったが、個人的にはこのリリーフ陣には「羨ましさ」を感じざるをえなかった。
しかも抑えの松井だけが左で、他は全て右のパワーピッチャーで制球力も悪くない。
う~~ん。。。何とか。。。ト〇〇ド出来ないかな。。。苦笑

以上 敬称略
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