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読売ジャイアンツvs北海道日本ハムファイターズ 2回戦 観戦レポート 2021.6.5

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読売ジャイアンツvs北海道日本ハムファイターズ 2回戦 観戦レポート 2021.6.5

【試合結果】
日ハム 000 000 600 6
巨 人 010 000 102 4
——————————–
巨人Ⓟ戸郷、戸根、田中豊=大城、小林
ハムⓅ立野、河野、堀、B.ロドリゲス、杉浦=石川亮
——————————–
{勝}河野 1勝1敗
{敗}戸郷 5勝3敗
{S}
——————————–
{本}王4号、高濱2号(以上日本ハム)、若林3号、亀井2号、松原4号(以上巨人)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、五十幡を一ゴロ⇒平沼は二飛⇒近藤を空三振。
{考察}
立ち上がりの戸郷は危なげなく打者三人を片づける。
状態としてはストレートの走り、フォークの精度ともに上々。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ立野、重信は空三振⇒ウィーラーは三ゴロ⇒吉川は右安⇒岡本は遊ゴロ。
{考察}
二死から吉川がヒットを放つが岡本が倒れて無得点。
立野の立ち上がりは良いボールと悪いボールがハッキリしている印象。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、中田は見三振⇒王は空三振⇒渡邉は左越二⇒石井を空三振。
{考察}
二死から渡辺に甘くなったストレートを捉えられるが、石井を三振に討ち取りピンチを切り抜ける。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ立野、スモークは二ゴロ⇒亀井は四球⇒若林は中安⇒大城は左適安(得点1)、G1-F0⇒戸郷は一犠打⇒重信は空三振。
{考察}
一死から亀井の四球を皮切りに、若林と大城の連打で先取点を奪う。
しかし、戸郷が送りバントを決めた後の更なるチャンスでは重信が三振に倒れる。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、石川を遊ゴロ⇒立野を一ゴロ⇒五十幡は左邪飛。
{考察}
先取点を貰った戸郷は危なげなく三者凡退で抑える。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ立野、ウィーラーは空三振⇒吉川は中飛⇒岡本は空三振。
{考察}
上位打線からの攻撃で早めの追加点を期待したが、あえなく三者凡退で終えてしまう。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、平沼は四球⇒近藤は三邪飛⇒中田を空三振⇒王を空三振。
{考察}
先頭の平沼を四球で出塁を許すが、クリンナップを討ち取り無失点で終える。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ立野、スモークは空三振⇒亀井は投ゴロ⇒若林は二ゴロ。
{考察}
巨人打線はこの回も三者凡退で攻撃を終えてしまう。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、渡邉を空三振⇒石井は左安⇒中島は二盗失敗⇒石川を遊ゴロ。
{考察}
一死から石井にヒットを打たれるが、バッテリーが二盗を阻止してピンチの芽を摘み取る。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ立野、大城を四球⇒戸郷は投ゴロ併打(犠打失敗)⇒重信は四球⇒ウィーラーは死球⇒吉川は遊ゴロ。
{考察}
先頭の大城が四球で出塁するが、戸郷の送りバントが併殺打となってしまう。
しかし、そこから相手の制球が乱れて二死一二塁のチャンスを作るが吉川が倒れて無得点。
チグハグな攻撃をしてしまったので、試合の流れが変わる可能性が高くなってきた。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、代打淺間を空三振⇒五十幡を投ゴロ⇒平沼を右飛。
{考察}
戸郷はこの回も危なげなく打者三人で片づける。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ河野、岡本は見三振⇒スモークは空三振⇒亀井は左飛。
{考察}
二番手の河野に対して主軸が完璧に抑えられてしまう。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ戸郷、近藤は左安⇒中田を一飛⇒王は右中本(失点2)、G1-F2⇒渡邉は四球⇒石井は右安⇒石川は四球⇒代打高濱は左中本(失点4)、G1-F6、投手交代Ⓟ戸根、五十幡は投安⇒平沼は四球⇒近藤は二併打。
{考察}
戸郷は一死一塁の状況から王に逆転2ランを許してしまう。
更に四球⇒ヒット⇒四球で満塁のピンチを招き、高濱に満塁弾を浴びてしまう。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ堀、若林は左本(得点1)、G2-F6⇒代打石川は遊ゴロ⇒代打小林は空三振⇒重信は空三振。
{考察}
先頭の若林に一発が出て1点を返す。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ田中豊、中田を左飛⇒大田を空三振⇒渡邉を二ゴロ。
{考察}
三番手の田中はこの回を打者三人で片づける。

★8回裏★
{経過}
ⓅB.ロドリゲス、ウィーラーは右飛⇒吉川は左安⇒岡本は空三振⇒代打立岡は見三振。
{考察}
一死から吉川がヒットで出塁するが後続が倒れて無得点。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟ田中、石井を三邪飛⇒石川を見三振⇒野村を空三振。
{考察}
田中はこの回も危なげなく三者凡退で抑える。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟ杉浦、亀井は右中本(得点1)、G3-F6⇒若林は空三振⇒代打松原は右中本(得点1)、G4-F6⇒香月は左安⇒中島は見三振⇒ウィーラーは空三振。
{考察}
先頭の亀井が通算100号を放ち、一死後に松原にも一発が生まれ2点差に追い上げたが、最後は中島とウィーラーの連続三振で試合終了。
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【勝負を分けたポイント】
7回表の王の逆転弾の後の、渡邉にアッサリと四球を与えてしまったことが大きかった。
まあ、王の逆転2ランまでは仕方がないと割り切れるが、その後の渡邉に対して明らかに気落ちした姿を見せてしまった。
こういう姿を見せてしまうと、相手は嵩にかかって攻めてくる。
あっさりと満塁弾を許して試合を決められてしまった。



【選手雑感】
☆戸郷翔征☆
中5日でのマウンドだったが、6回までは素晴らしい投球だった。
そして今季一番の内容と言っても良かった。
ストレートは走っていたし、スライダーもまずまず、そして何よりもフォークが絶妙な高さから落ちていた。
しかし、7回に落とし穴が待っていた。
この回の投球、配球はツッコミどころ満載だったが、ストレートの走りが急激に落ちていたところを見ると、それまで無失点で抑えていたが、あそこが限界だったと見るのが妥当だと思う。
又、急激に球威や制球が落ちるのは「フォークボール投手」の特徴でもあり、あれだけ序盤からフォークを多投すると、どうしても体力のへばりが早くなる。
まあ、まだまだ菅野のような「1点リードを守り抜く投手」のレベルには達していないということ。
体力、精神力、技術、全てでレベルアップする必要がある。

☆重信慎之介☆
昨日と同じく三振3つという内容だった。
前回のコラムで触れたが、この二試合はいずれもタイミングが全く合っていなかったが、彼のような1番タイプの打者は、例えタイミングが合わなくても簡単に三振してはいけない。
合わないなら合わないなりの打席の工夫を見せていかなと同じことを繰り返すだけ。
個人的には二軍落ちもやむを得ないと思うし、今の重信なら陽岱鋼や八百板を使いたい。



【総評】
最終回に追い上げを見せたので、より一層、戸郷を続投させた采配については賛否が分かれそうだが、個人的には「まあ、シャーナイ」かなと。。。
交代させるなら王に一発を浴びた後に、渡邉に四球を与えたところだと思うが、ここ最近5~6回でマウンドを降りてしまっていた戸郷に対して「ここを乗り越えろ」というメッセージだったのかもしれない。
「中5日」を考えれば、交代させるべきという意見もあるとは思うが、まあ、ここ最近のリリーフ陣がフル回転している状況で「今日は投げさせたくない投手」が居たのかもしれないし、準備も含めてその辺りの事情は現場にしか分からない。
但し、最近の「マシンガン継投」のツケがまわってきている事は否めないので、早急にこの流れを止めないとリリーフ陣はパンクしてしまうだろう。

以上 敬称略
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