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読売ジャイアンツvs中日ドラゴンズ 14回戦 観戦レポート 2021.7.8

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読売ジャイアンツvs中日ドラゴンズ 14回戦 観戦レポート 2021.7.8

【試合結果】
中日 001 000 000 1
巨人 000 000 000 0
——————————–
巨人Ⓟ直江、今村、桜井、大江、ビエイラ=大城
中日Ⓟ柳、R.マルティネス=木下
——————————–
{勝}柳 7勝4敗
{敗}直江 1敗
{S}R.マルティネス 1敗8S
——————————–
{本}なし



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ直江、京田を遊直(坂本好プレー)⇒加藤翔は一飛⇒大島を二ゴロ。
{考察}
直江は先頭の京田にいきなりヒット性の打球を飛ばされるが、ここは坂本の好プレーで阻止。
後続打者はキッチリ抑えて無失点で初回を終える。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ柳、梶谷は右飛⇒坂本は遊ゴロ⇒丸は空三振。
{考察}
柳の立ち上がりを捉えたい巨人打線だったが、あえなく三者凡退で終わる。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ直江、ビシエドを遊ゴロ⇒堂上を左飛⇒木下は中安⇒阿部を二飛。
{考察}
二死から木下にヒットを打たれるが、阿部を討ち取って無失点。
ここまで勝負球のフォークの精度が低いので、やや窮屈な投球になっている。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ柳、岡本は左安⇒ウィーラーは中飛⇒松原は左飛⇒北村は四球⇒大城は三ゴロ。
{考察}
二死一二塁のチャンスを作るが、大城が倒れて無得点。
立ち上がりの柳は非常に丁寧な投球で、低めにボールを集める意識が強い。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ直江、根尾は四球⇒柳は投犠打⇒京田は左適安(失点1)、G0-D1⇒京田は二盗失敗⇒加藤は左安、ここで投手交代Ⓟ今村、大島を見三振。
{考察}
先頭の根尾に四球を与えて動揺した直江は、犠打を挟んで京田にアッサリと先制打を打たれてしまう。
その後、二盗失敗でこの回を終えるかと思われたが、加藤にヒットを許したところで巨人ベンチは交代を告げる。
二番手の今村は大島を討ち取る。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ柳、若林は空三振⇒梶谷は右安⇒坂本は左飛⇒梶谷は二盗失敗。
{考察}
一死から梶谷がヒットで出塁するが、その後チャンスを拡げられず無得点。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ今村、ビシエドを遊ゴロ⇒堂上は三安⇒木下を左飛⇒阿部を空三振。
{考察}
一死から堂上にヒットを打たれるが、後続をキッチリ討ち取って無失点。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ柳、丸は空三振⇒岡本も空三振⇒ウィーラーは見三振。
{考察}
回を追う毎に良くなっている柳に対して、クリーンナップが完璧に封じられる。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ今村、根尾を遊ゴロ⇒柳を遊ゴロ⇒京田は中安⇒加藤を空三振。
{考察}
二死から京田にヒットを打たれるが加藤を討ち取って無失点。
ここまで今村は安定感のある投球を続けている。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ柳、松原は捕ゴロ(セーフティーバント失敗)⇒代打立岡は一ゴロ⇒大城は空三振。
{考察}
何とか流れを変えようと、先頭の松原がセーフティーバントを試みるが失敗に終わり、後続も簡単に討ち取られて無得点。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ桜井、大島は遊安⇒ビシエドを遊ゴロ⇒堂上を遊ゴロ併打。
{考察}
先頭の大島には内野安打を許すが、後続をゴロアウトで仕留める。
三番手の桜井は右打者の外にはスライダーとカーブ、内にはツーシームをキッチリ投げ分ける危なげないピッチング。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ柳、若林は中飛⇒梶谷は左飛⇒坂本は見三振。
{考察}
この回も柳からチャンスの芽すら作れず無得点。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ桜井、木下は遊ゴロ⇒阿部を遊飛⇒根尾を右飛。
{考察}
2イニング目の桜井は、二死からの根尾に対してのド真ん中のスライダーにはヒヤリとさせられたが三者凡退で終える。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ柳、丸は中安⇒岡本は右飛⇒ウィーラーは捕ゴロ⇒松原は二ゴロ。
{考察}
先頭の丸がヒットで出塁し、その後二死二塁のチャンスを作るが松原が倒れて無得点。
相変わらず柳の投球は素晴らしい。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ桜井、柳を二ゴロ、ここで投手交代Ⓟ大江、京田を一ゴロ⇒加藤を四球⇒大島は左飛(松原の好プレー)
{考察}
桜井は柳を討ち取ったところで交代し、大江にスイッチする。
四番手の大江は二死から加藤に四球を与えるが、大島を松原の好守に助けられて左飛に討ち取る。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ柳、代打亀井は右安(代走湯浅)⇒大城は左飛⇒若林は空三振併殺(エンドランで二盗失敗)
{考察}
先頭の亀井がヒットで出塁するが、後続でチャンスを拡げられず無得点。
大城のバント失敗が痛かった。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟビエイラ、ビシエドを遊ゴロ⇒堂上を二ゴロ⇒木下を空三振。
{考察}
この回も中日打線に追加点を許さず、最終回に望みを繋ぐ。
抑えのビエイラを投入したので、何とか最低限でも引き分けに持って行きたい。

☆9回裏☆
{経過}
ⓅR.マルティネス、梶谷は見三振⇒坂本も見三振⇒丸は空三振。
{考察}
R.マルティネスに完全に抑え込まれてゲームセット。
————————————————-

【勝負を分けたポイント】
8回裏の攻撃がラストチャンスだったが、大城が走者を進められず、若林も三振ゲッツーに倒れて最悪の形で流れを遮断してしまった。
こうなると、ただでさえ絶望感のあるマルティネスが相手の最後の攻撃は、チャンスさえ作れる筈も無かった。



【選手雑感】
☆直江大輔☆
一廻り目の2回まではストレート中心で何とかごまかせたが、やはり一軍は甘くなかった。
全体的にボールが抜け気味で、特に得意球のスライダーとフォークの精度が上がらず、苦しい投球が続いていた。
二廻り目の3回で投球の組み立てに早くも手詰まり感があった。
この早めの継投には賛否分かれるとは思うが、今村を最初から用意していたのなら、最高のタイミングで継投したと思う。

☆今村信貴☆
相手の柳が抜群な投球を続けていただけに、彼の投球はゲームを壊さない意味でも非常に大きかった。
全体的に変化球を低め集め、ストレートやシュートはコーナーにキッチリ投げ分けていたと思う。
ナイスピッチングだった。

☆桜井俊貴☆
前回登板よりも内容が良かった。
対右打者限定で見れば、コーナーワークがキッチリ出来ていたし、打たれそうな雰囲気は無かった。
対左専用投手を二枚持っているので、彼が対右専用投手として機能すれば、チームにとっては大きな戦力になる。



【総評】
中日先発の柳と抑えのマルティネスに対して完璧に抑えられてしまった。
先頭打者の出塁は三度あったが、打線が上手く繋がらずに得点圏に走者を進めたのは2回裏の一度だけ、特に8回裏の大城の送りバントを決められなかったシーンが、ここ最近の巨人打線の「重さ」を象徴しているシーンだった。
まあ、確かに巨人打線の拙攻はあったが、仮に他のチームが相手でも、恐らく柳とマルティネスは無失点で抑えていたと思う。
それくら両者の投球はホント素晴らしかった。
この三連戦、中日投手陣からそうは得点が取れないと思っていたが、筆者の予想以上に打線が湿っていたので1勝2敗と負け越す結果となってしまった。
明日からの甲子園での三連戦は、どん底の状態からやや上げ潮になりつつある阪神相手なので、三連敗だけは避けて欲しい。
何とか今日のような僅差の戦いに持ち込み、原辰徳のベンチワークで勝ちを拾う展開に持ち込みたい。。。。

以上 敬称略
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