読売ジャイアンツ公式戦 観戦ブログ
阪神タイガースvs読売ジャイアンツ 16回戦 観戦レポート 2021.9.3
【試合結果】
巨人 000 021 000 3
阪神 000 001 51X 7
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阪神Ⓟ西⇒岩貞⇒岩崎⇒スアレス、坂本、梅野
巨人Ⓟ戸郷⇒高梨⇒鍵谷⇒大江⇒戸根、大城
——————————–
{勝}岩貞 (3勝0敗0S)
{敗}戸郷 (8勝6敗0S)
{S}
——————————–
{本}
【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ西、丸は空三振⇒坂本は中安⇒吉川は中飛⇒岡本は中飛。
{考察}
一死から坂本がヒットで出塁するが、後続が倒れて無得点。
西の立ち上がりは低めに丁寧に投げていた。
★1回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、中野を中飛⇒島田を空三振⇒近本を一ゴロ。
{考察}
初回を危なげなく三者凡退で抑える。
立ち上がりの戸郷のデキは特別良いとは感じなかったが、非常に落ち着いたマウンド捌きだった。
☆2回表☆
{経過}
Ⓟ西、亀井は右飛⇒中田は空三振⇒大城は遊ゴロ。
{考察}
西のコーナーをキッチリ突いてくる投球の前に三者凡退。
★2回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、マルテを三ゴロ⇒マルテを二ゴロ⇒糸原を遊ゴロ。
{考察}
低めのストレート系でゴロを打たせて三者凡退。
☆3回表☆
{経過}
Ⓟ西、松原は見三振⇒戸郷は投ゴロ⇒丸は左飛。
{考察}
下位打線からチャンスを作って上位に繋げたかったが、あえなく三者凡退。
★3回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、大山を空三振⇒坂本を空三振⇒西を見三振。
{考察}
立ち上がりを無難に切り抜けた戸郷は、下位打線をほぼ完璧な内容で三者連続三振。
ここまで懸念していたスライダーの抜け球も見られない。
☆4回表☆
{経過}
Ⓟ西、坂本は遊ゴロ⇒吉川は三ゴロ⇒岡本は遊飛。
{考察}
何とか先取点を奪いたい巨人打線だったが、西のコーナーワークに屈して三者凡退。
★4回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、中野を左飛⇒島田を二直(吉川のスーパープレー)⇒近本を遊ゴロ。
{考察}
先頭の中野に対してカウント3-0まで行ってしまうが、ここから何とか左飛に討ち取って事なきを得る。
そして、続く島田のヒット性の打球を吉川の好守で出塁を阻止してチャンスの芽を摘み取る。
☆5回表☆
{経過}
Ⓟ西、亀井は中安⇒中田は遊飛⇒大城は右安(一塁走者は三進)⇒松原は中越適三(得点2)、G2-T0⇒戸郷は投ゴロ(セーフティースクイズが投正面、三塁ストップ)⇒丸は遊飛。
{考察}
亀井と大城のヒットでこの試合初めてのチャンスを作り、ここで松原が値千金のタイムリースリーベースを放って2点を先制する。
やや浮いたチェンジアップだったが、決して易しいボールではなかった
ナイスバッティング。
★5回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、マルテを遊ゴロ⇒ロハスを一ゴロ⇒糸原を投ゴロ。
{考察}
先頭のマルテに対しては外スラ、ロハスと糸原には外のフォークで、再び内野ゴロ三つで討ち取る。
☆6回表☆
{経過}
Ⓟ西、坂本は三ゴロ⇒吉川は空三振⇒岡本は左線二⇒亀井は右越適三(得点1)、G3-T0⇒中田は四球(代走廣岡)⇒二盗成功⇒大城は空三振。
{考察}
二死から岡本の二塁打でチャンスを作り、ここで亀井が初球のツーシームを狙い打ち、貴重なタイムリースリーベースを放つ。
ベテランらしい、見事なバッティングアプローチだった。
★6回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、大山は中安⇒糸井は右中適二(失点1)、G3-T1⇒佐藤を空三振⇒中野を右飛⇒島田を空三振。
{考察}
先頭の大山に初ヒットを打たれた戸郷は、この試合初のセットポジションでの投球になり、糸井にタイムリーツーベースを打たれてしまう。
しかし、続く代打の佐藤を三振に討ち取り、ここで落ち着きを取り戻す。
後続の1.2番をキッチリ討ち取り追加点は許さなかった。
☆7回表☆
{経過}
Ⓟ岩貞、松原は四球⇒戸郷は投犠打(バントエンドラン)⇒丸は空三振⇒坂本は申告敬遠⇒吉川は投ゴロ。
{考察}
先頭の松原が四球で出塁し、戸郷の犠打で一死一塁のチャンスを作るが、後続にあと一本が出ずに、この回は無得点。
★7回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、近本は中飛⇒マルテは右線二(松原が処理ミス)⇒ロハスは四球⇒糸原は中安⇒大山は左線適二(失点2、三塁代走小幡)、G3-T3、投手交代Ⓟ高梨、代打サンズを申告敬遠⇒代打原口、投手交代Ⓟ鍵谷、原口を捕邪飛(一塁代走小野寺)、投手交代Ⓟ大江、中野は右越適三(失点3)、G3-T6⇒梅野を右飛。
{考察}
戸郷は一死からマルテの二塁打を打たれ、ロハスの四球が痛かった。
これで流れが一気に阪神側に傾き、大山のタイムリーで同点にされ、ここから小刻みに継投するが、大江が捕まり更に3点を奪われてしまう。
☆8回表☆
{経過}
Ⓟ岩崎、岡本は三邪飛⇒代打ウィーラーは見三振⇒廣岡は捕邪飛。
{考察}
意気消沈の巨人打線は、二番手の岩崎に対して三者凡退で終える。
★8回裏★
{経過}
Ⓟ戸根、近本を見三振⇒マルテを空三振⇒ロハスは死球⇒小幡は左安⇒大山は中適安(失点1)、G3-T7⇒ダブルスチール成功⇒小野寺を空三振。
{考察}
戸根は相変わらず大雑把な投球だった。
まあ、気持ちは分かるが、あまりにも投げ急ぎ、攻め急ぎが目立ち、ホント勿体ない。
☆9回表☆
{経過}
Ⓟスアレス、大城は遊ゴロ⇒松原は見三振⇒代打若林
{考察}
最後はスアレスにねじ伏せられてゲームセット。
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【勝負を分けたポイント】
7回裏、一死からマルテに二塁打を打たれた後に、ロハスに対して簡単に四球を与えたことが非常に痛かった。
目に見える穴がある打者なだけに、バッテリーは慎重になり過ぎた感があった。
そして、戸郷のメンタルの弱さを垣間見た瞬間だった。
この「弱気」で試合の流れが一気に阪神側に傾き、大逆転を許してしまった。
【選手雑感】
☆戸郷翔征☆
確かに良い投球をしていたが、走者を出した時にあまりにもアッサリと失点を許してしまう。
セットポジションになると癖が出るのか?、球威が無くなるのか?、制球が乱れるのか?、それともプレッシャーに弱いのか?
この辺りの判断は何とも難しいが、完全に自チームの流れが傾いていた中で逆転を許してしまったので、何とも残念でならない。
☆亀井善行☆
一次はリードを奪う口火となったヒットと、貴重な追加点となった三塁打を放つ大活躍だったが、投手陣が崩れてヒーローにはなれなかった。
しかし、勝負の終盤戦に向けて、ベテランが調子を上げるキッカケを掴んだことは大きい。
【総評】
試合中盤までは完全に巨人ペースで進んでいただけに、この逆転負けは痛い。
まあ、前のヤクルト三連戦で二つ勝ち越せたので、この阪神三連戦は1勝すれば良いが。。。。
しかし。。。久しぶりに打線が繋がって、見事な攻撃で3点奪っただけに、ホント。。。ショックかなぁ。。。
巨人ファンにとってはまさに意気消沈するゲームとなってしまった。。。。
大山に対する配球の問題点など、書くことは山ほどあるが、今日はこれ以上書く気力がない。。。
スンマセン。。。
以上 敬称略
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