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阪神タイガースvs読売ジャイアンツ 17回戦 観戦レポート 2021.9.4

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阪神タイガースvs読売ジャイアンツ 17回戦 観戦レポート 2021.9.4

【試合結果】
巨人 000 102 000 3
阪神 000 020 002X4
——————————–
阪神Ⓟガンケル⇒及川⇒小川⇒岩貞、梅野
巨人Ⓟ髙橋⇒デラロサ⇒中川⇒ビエイラ、大城、小林
——————————–
{勝}岩貞 (4勝0敗0S)
{敗}ビエイラ (0勝1敗16S)
{S}
——————————–
{本}岡本和 34号(6回表2ラン)、梅野 3号(5回裏2ラン)、大山 15号(9回裏2ラン)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、丸は二ゴロ⇒坂本は左中二⇒吉川は空三振⇒岡本は二ゴロ。
{考察}
一死から坂本が二塁打を放つが後続が倒れて無得点。
ガンケルの立ち上がりは低めにボールが集まっていた。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、近本は二ゴロ(吉川の好プレー)⇒中野は中安⇒サンズは見三振⇒マルテを中飛。
{考察}
一死から中野にヒットを打たれるが、後続をキッチリ討ち取って無失点。
立ち上がりの髙橋は左右の打者関係なく、カウント球で胸元へのストレートを多めに使って、二廻り目以降の布石を打っていた。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、中田は投ゴロ⇒大城は捕失(一塁送球エラー)⇒ウィーラーは遊直⇒松原は見三振。
{考察}
一死から大城が相手のエラーで出塁するが、後続でチャンスを拡げられず無得点。
ガンケルに対してタイミングが合っている打者がここまでいない。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、糸原を見三振⇒大山を見三振⇒佐藤を右飛。
{考察}
立ち上がりを無難に終えた髙橋は、非常に落ち着いたマウンド捌きで三者凡退に討ち取る。
前回よりもスクリューの「抜け」が良い。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、髙橋は遊ゴロ⇒丸は二ゴロ(糸原好プレー)⇒坂本は見三振。
{考察}
この回もガンケルのコーナーをキッチリ突く投球に翻弄されて三者凡退。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、梅野を中飛⇒ガンケルは右飛⇒近本を二ゴロ。
{考察}
下位打線から始まったこの回も、髙橋はキッチリと打者三人で討ち取る。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、吉川は中安⇒岡本は空三振⇒吉川が二盗成功⇒中田は左飛⇒大城は左適安(得点1)、G1-T0⇒ウィーラーは投ゴロ。
{考察}
先頭の吉川のヒットと二盗で一死二塁のチャンスを作り、中田の凡退後の二死から大城が技ありの先制タイムリーを放つ。
ここまで大城が巨人打線の中で、ガンケルに対して最もタイミングが合っている。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、中野は死球⇒サンズを中飛⇒マルテを一邪飛⇒糸原を一ゴロ。
{考察}
先頭の中野にいきなり死球を与えてしまうが、クリーンナップをベストピッチで封じて無失点で切り抜ける。
ここまで大城のリードが抜群に良い。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、松原は空三振⇒髙橋は左邪飛⇒丸は右飛。
{考察}
下位打線からの攻撃だったが、あえなく三者凡退。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、大山は中安⇒佐藤を空三振⇒梅野は左本(失点2)、G1-T2⇒ガンケルは四球⇒近本は右飛⇒中野は遊ゴロ(坂本好プレー)
{考察}
先頭の大山にヒットを打たれるが、続く佐藤に対してはベストピッチで三振を奪う。
しかし、梅野に対して2ボールから投じた真ん中ストレートを強振されて、逆転2ランを浴びてしまう。
バッテリーにとっては非常に悔いが残る1球だった。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、坂本は左線二⇒吉川は三ゴロ(二塁走者三進)⇒岡本は左本(得点2)、G3-T2⇒中田は四球⇒大城は二ゴロ併殺。
{考察}
逆転を許した直後の上位打線の攻撃だっただけに、非常に重要なイニングだった。
先頭の坂本が口火を切る二塁打を放つと、一死三塁の場面で岡本が見事な逆転2ランを放つ。
内角ツーシームを狙い打った技ありのバッティングだった。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、サンズを中飛⇒マルテを二飛⇒糸原を遊ゴロ。
{考察}
逆転してもらった髙橋は、大きなポイントだったクリーンナップとの対戦を三者凡退で封じ、相手の攻撃リズムを完全に止めた。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟガンケル、ウィーラーは中飛⇒松原は中安⇒代打若林、投手交代Ⓟ及川、若林は四球⇒丸は空三振⇒坂本は申告敬遠⇒代打中島は空三振。
{考察}
二死満塁のチャンスを作るが、代打中島が二番手の及川に封じられて無得点。
一死一二塁での丸の三振が非常に痛かった。

★7回裏★
{経過}
Ⓟデラロサ、大山を一ゴロ⇒佐藤は空三振⇒梅野を空三振。
{考察}
二番手のデラロサは、ほぼ小林の要求通りの投球だった。
特に大山を討ち取った内角ツーシームは素晴らしかった。
危なげなく三者凡退に封じる。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ小川、岡本は右飛⇒中田は左安(代走増田大)⇒増田大が二盗成功⇒代打亀井は空三振⇒ウィーラーは右飛。
{考察}
一死から中田がヒットで出塁し、代走の増田が二盗を決める。
しかし、亀井とウィーラーが倒れ、追加点は奪えず。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ中川、代打小野寺は死球(代走島田)⇒近本は右安⇒中野は投犠打⇒サンズは申告敬遠(代走小幡)⇒マルテを遊ゴロ併殺。
{考察}
三番手の中川は一死満塁の大ピンチを迎えてしまうが、最後はマルテを遊ゴロの併殺打に討ち取る。
内角を狙ったボールが真ん中高めに抜けてしまったが、マルテのミスショットと、中川の球威が勝った場面だった。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟ岩貞、松原は左飛⇒若林は右飛⇒丸は空三振。
{考察}
何とかもう1点欲しい局面だったが、あえなく三者凡退で攻撃を終える。

★9回裏★
{経過}
Ⓟビエイラ、糸原は左安(代走植田)⇒大山は左本(失点2)サヨナラ。
{考察}
先頭の糸原にヒットを打たれ、代走植田の二盗を警戒したバッテリーの配球を、大山に読み切られてストレートを仕留められてしまった。
——————————–

【勝負を分けたポイント】
流れ的に終盤は阪神に押されっぱなしだったので、7~9回のどこかで追加点を奪えなかったのが痛かった。
前日の負け方が、巨人側にとっては最悪の形だったので、この流れを止めるには、終盤のダメ押し点が必要だった。



【選手雑感】
☆髙橋優貴☆
ストレートの球威、スライダーのキレ、スクリューの抜け、どれも前回よりも良かった。
梅野に手痛い一発を喰らったが、6回を2失点に纏めた投球は見事だった。
又、大城の配球も冴えていて、バッテリーとして高い評価を与えられる内容だった。

☆岡本和真☆
一時は決勝弾となる逆転2ランを放つが、最後の最後でヒーローになり損ねてしまった。
あの一発は技術的にかなりレベルが高い。
内角高めのツーシームをバットが体に巻き付くスイングで、内角打ちのお手本のようなバッティングだった。



【総評】
巨人ファンにとっては、連夜の。。。何とも言えない。。辛い敗戦となってしまったが、前を向くしかない。
これで首位陥落となったが、まだまだ順位は関係ないし、ヤクルトもお付き合いしてくれたので、明日勝てば何も問題なく、ヤクルト・阪神の6連戦を3勝2敗1分で終える事になる。
以前書いたように、まだまだ連勝は要らないし、三連敗だけ避ければ良い段階なので、明日は何としてでも勝って欲しい!
阪神の流れ・勢いを全員で食い止めて欲しい!!
頑張れジャイアンツ!!
ふうう。。。細かい各選手の技術的な話は今日はちょっと勘弁してください。。。ぶっちゃけ。。今は無理です。。w

以上 敬称略
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