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読売ジャイアンツvs中日ドラゴンズ 21回戦 観戦レポート 2021.9.10

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読売ジャイアンツvs中日ドラゴンズ 21回戦 観戦レポート 2021.9.10

【試合結果】
中日 120 021 022 10
巨人 000 100 000 1
——————————–
巨人Ⓟ髙橋⇒戸根⇒田中豊⇒大江、岸田
中日Ⓟ大野雄⇒祖父江⇒藤嶋、木下
——————————–
{勝}大野雄 (6勝8敗0S)
{敗}髙橋 (10勝4敗0S)
{S}
——————————–
{本}京田 2号(1回表ソロ) 、 福田 6号(2回表ソロ) 、 京田 3号(5回表2ラン) 、 木下 9号(8回表2ラン) 、岡本和 36号(4回裏ソロ)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ髙橋、京田は右本⇒渡辺を一ゴロ⇒大島は遊ゴロ(坂本好プレー)⇒ビシエドは左飛。
{考察}
先頭の京田に初球を叩かれて先制弾を浴びた髙橋だったが、後続は打者三人で抑える。
立ち上がりの髙橋はややボールが高めに集まっていた。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ大野、陽は右飛⇒坂本は中飛⇒吉川は三ゴロ。
{考察}
陽、坂本は紙一重のバッティングだったが、吉川は合わせただけのサードゴロ。
大野の立ち上がりは、ストレート系がやや真ん中に集まっていたが、球威はまずます感じた。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ髙橋、福田は右本(失点1)、G0-D2⇒高橋は中越二⇒堂上を遊ゴロ(三進)⇒木下は左適安(失点1)、G0-D3⇒大野は一犠打⇒京田は見三振。
{考察}
髙橋は初回と変わらずカウント球が高めに集まり、そこを中日打線が逃さなかった。
大野相手に序盤で3点のビハインドはキツイ。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ大野、岡本は空三振⇒中田は四球⇒丸は空三振⇒ウィーラーは三ゴロ
{考察}
一死から中田が四球で出塁するが、後続が倒れて無得点。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ髙橋、渡辺を二ゴロ⇒大島は四球⇒大島は二盗失敗⇒ビシエドは中飛。
{考察}
一死から大島に四球を与えるが、二盗を阻止してピンチの芽を摘み取る。
ようやく高橋はビシエドの打席でスライダーが決まり始めていた。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ大野、岸田は二飛⇒髙橋は投ゴロ(セーフティーバント失敗)⇒陽は右安⇒坂本は中安⇒吉川は一ゴロ。
{考察}
二死から陽と坂本の連打でチャンスを作るが、吉川が倒れて無得点。
大野攻略は二死からのチャンスではなく、先頭打者が出塁しないと厳しい。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ髙橋、福田を空三振⇒高橋は二直⇒堂上を遊ゴロ。
{考察}
カウント球も低めに集まりだした髙橋は、三者凡退でキッチリと抑える。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ大野、岡本は左本(得点1)、G1-D3⇒中田は右飛⇒丸は二ゴロ⇒ウィーラーは空三振。
{考察}
先頭の岡本が大野のやや甘くなったストレートを仕留めて1点返す。
しかし、後続でチャンスメイクすら出来ずにこの1点で終わってしまう。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ髙橋、木下を左飛⇒大野は中安⇒京田は右本(失点2)、G1-D5⇒渡辺は中安、投手交代Ⓟ戸根⇒一塁牽制悪送球で三進⇒大島を三邪飛(岡本好プレー)⇒ビシエドを右飛。
{考察}
味方が1点返した直後のこの回は全力で抑えねばならなかったが、投手の大野にヒットを打たれて再びリズムが崩れ、京田にまたも手痛い一発を打たれてリードを4点に拡げられてしまう。
髙橋はスライダーが再び浮いたところを捉えられてしまった。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ大野、岸田は見三振⇒廣岡は四球⇒陽は遊ゴロ⇒坂本は二飛。
{考察}
一死から廣岡が四球で出塁するが、上位打線でチャンスを拡げられず無得点。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ戸根、福田は中安⇒高橋は四球⇒堂上も四球⇒木下は右犠飛(失点1)、G1-D6⇒大野は捕犠打(二三塁)⇒京田は四球⇒渡辺を捕邪飛。
{考察}
イニング跨ぎとなった戸根は、ヒットと連続四球で無死満塁のピンチを招き、木下の犠飛で更に1点を与えてしまう。
この後の更なる失点のピンチはギリギリのところで防いだ。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ大野、吉川は二ゴロ⇒岡本は中飛⇒中田は遊飛。
{考察}
クリーンナップの攻撃だったがあえなく三者凡退。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ田中豊、大島を空三振⇒ビシエドを二ゴロ⇒福田を空三振。
{考察}
三番手の田中豊はストレート、スライダー、フォークをコーナーにキッチリ決め、クリンナップ相手に完璧な投球を見せた。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ大野、丸は一ゴロ⇒中島は遊飛⇒岸田は中安⇒廣岡は三安⇒陽は右邪飛。
{考察}
二死から若手の岸田と廣岡が食らいついてチャンスを作るが、陽が倒れて無得点。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ大江、高橋を遊直⇒堂上は四球⇒木下は左本(失点2)、G1-D8⇒代打A.マルティネスを遊ゴロ⇒京田は中飛。
{考察}
四番手の大江は相変わらずボールのキレを感じない。
堂上にアッサリと四球を与えた後、木下にフルスイングされて2ランを浴びる。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ祖父江、坂本は右安⇒吉川は二ゴロ⇒岡本は中飛⇒松原は空三振。
{考察}
先頭の坂本がヒットで出塁するが、後続が倒れてこの回も無得点。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟ大江、渡辺は一安⇒大島は中安(代走伊藤)⇒ビシエドは二飛⇒武田は左飛⇒土田は右線適二(失点2)、G1-D10⇒堂上は遊ゴロ。
{考察}
明らかに疲労感がある大江は、この回もルーキーに2点タイムリーを浴びてしまう。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟ藤嶋、丸は中飛⇒中島は左安(代走増田大)⇒増田は二塁進塁⇒立岡は右飛(三進)⇒代打大城は空三振。
{考察}
中島がヒットで出塁するが、後続が倒れてゲームセット。
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【勝負を分けたポイント】
2回表の3点目の木下のタイムリーが決定的に痛かった。
大野に対して2点差までなら攻略の可能性はあるが、3点差になると、更に投球が大胆になって腕の振りが良くなるのでキツイ。
確かに木下のバッティングは素晴らしかったが、あの場面はどんな手を使ってでも失点を防がねばならなかった。



【選手雑感】
☆髙橋優貴☆
ストレートは旋回の阪神戦と同程度の球威、スクリューはまずまず良かったが、スライダーの精度が致命的に悪かった。
しかも、勝負球が甘くなっていたので、打者にとっては対応が難しくなかった。
髙橋はここまで、広い甲子園やバンテリンドームでは防御率は0点台の好成績だが、狭い東京ドーム、横浜スタジアム、神宮では3点以上と一気に悪化する。
まあ、ある意味当然の傾向ではあるが、やや極端な結果になっている
特に東京ドームに関しては、今日の結果を踏まえると4点台後半になってしまう。
既に二桁勝利を挙げている投手ではあるが、本拠地での成績がパッとしない投手のままでは、まだまだ物足りなさは否めない。
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【総評】
この試合、序盤の3失点で、早くも個人的な興味が岡本和真の打席だけになってしまった。
大野との対戦では、仮に先取点を許しても、接戦の展開に持ち込まないとほぼノーチャンスであることは、ここ数年の対戦を見れば痛いほど巨人ナインも理解していたと思う。
それが2回裏以降の意気消沈した淡々な攻撃の原因だった。
それは首脳陣も同じで、投手継投も明らかに敗戦処理の意味合いが強かった。
まあ、大江に関してはちょっと気の毒な使われ方というか、投手コーチはコロナ禍が終わったら、銀座で高級料理をごちそうさせてあげないと。。。苦笑
あああ。。ちょっと。。本当にマズイ。。。
打線が不振を極めている間に、先発投手陣がメルセデス以外総崩れ状態になっている。
しかも、そのしわ寄せがリリーフ陣に波及して、中川以外のリリーフ投手は明らかに疲れを感じる状態が続いている。
そこに加えてビエイラの離脱。。。
打線の救世主も欲しいが、先発、リリーフともに救世主が必要になっている。。。
まあ。。直近の二軍の試合を見てもそんな存在は皆無なんだが。。。

以上 敬称略
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