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読売ジャイアンツvs東京ヤクルトスワローズ 19回戦 観戦レポート 2021.9.18

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読売ジャイアンツvs東京ヤクルトスワローズ 19回戦 観戦レポート 2021.9.18

【試合結果】
ヤクルト 101 301 000 6
巨  人 100 210 200 6
——————————–
巨人Ⓟメルセデス⇒鍵谷⇒高梨⇒畠⇒デラロサ、小林、大城
ヤクⓅ高橋奎⇒星⇒今野⇒清水⇒マクガフ、中村
——————————–
{勝}
{敗}
{S}
——————————–
{本}塩見 12号(4回表3ラン)、 坂本 16号(4回裏ソロ) 、 中島 6号(4回裏ソロ) 、 北村 4号(5回裏ソロ)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟメルセデス、塩見は右安⇒青木は投襲安(メルセデスの反応遅れる)⇒山田を中飛(一三塁)⇒村上を投ゴロ(またもメルセデスの反応が遅れる、失点1)⇒オスナ
{考察}
打たれた3本のヒットはいずれも討ち取った打球で、しかも二つの強襲ヒットはメルセデスが反応良く処理していればダブルプレーを奪えただけに悔いが残る。
メルセデスの調子自体は普通。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ高橋奎、吉川は中安⇒松原は左安⇒坂本は四球⇒岡本は遊ゴロ併殺(得点1)、G1-S1⇒中島は三ゴロ。
{考察}
こちらもいきなりの連打と四球で無死満塁のチャンスを作るが、得点は岡本の併殺による1点のみで終わってしまう。
今日も重苦しい雰囲気が漂い始める。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟメルセデス、中村は左安⇒サンタナは空三振⇒西浦も空三振⇒高橋も空三振。
{考察}
先頭の中村にヒットを許すが、後続を三者連続三振で討ち取る、

★2回裏★
{経過}
Ⓟ高橋、亀井は空三振⇒ハイネマンは二直⇒小林は空三振。
{考察}
先頭の亀井はボール球に手を出して三振、ハイネマン。小林も力でねじ伏せられる。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟメルセデス、塩見は右中三⇒青木は死球⇒山田は中犠飛(失点1)、G1-S2⇒村上を右飛⇒オスナは四球⇒中村を遊ゴロ。
{考察}
塩見の三塁打と青木の死球で無死一三塁の大ピンチを迎えてしまう。
ここで山田に勝ち越しの犠飛を打たれてしまう。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ高橋、メルセデスは空三振⇒吉川は遊ゴロ⇒松原は空三振。
{考察}
この回もアッサリと三者凡退で終える。
高橋はボールが指にかかり始めてきた。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟメルセデス、サンタナは四球⇒西浦は右安⇒高橋は空三振(犠打失敗)⇒塩見は右本(失点3)、G1-S5⇒青木は中飛⇒山田は左飛。
{考察}
解説の宮本、藤川が指摘していたように、この回の小林の配球は明らかに消極的姿勢が際立ってしまっていた。
あれだけ対右打者に外スラや外からのカーブを多投していては投球の組み立てにならない。
1球見せ球でも良いので、懐にストレートを突っ込んでいかないと。。。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ高橋、坂本は左本(得点1)、G2-S5⇒岡本は右飛⇒中島は左本⇒亀井は空三振⇒ハイネマンは四球⇒小林は空三振。
{考察}
坂本と中島のソロ弾で2点を返す。
中島の一発で球場の雰囲気がやや変わった。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟメルセデス、村上は左安、投手交代Ⓟ鍵谷、オスナは中安⇒中村は一犠打⇒サンタナは四球⇒西浦は三ゴロ併殺。
{考察}
一死満塁のピンチで二番手鍵谷が西浦を併殺打に討ち取る。
中村の犠打までは完全にヤクルトペースだったが、巨人にとってはサンタナを敬遠気味に歩かせたのが功を奏した。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ高橋、北村は左本(得点1)、G4-S5⇒吉川は遊ゴロ⇒松原は投飛(セーフティーバント失敗)⇒坂本は四球⇒岡本は右飛。
{考察}
先頭の北村がバッティングカウントで甘いストレートを一発で仕留めて1点差。
しかし、上位の吉川と松原でチャンメイク出来ずに終わってしまう。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ高梨、代打坂口を空三振⇒塩見は左線二⇒山崎を左飛⇒山田は死球⇒村上は右適安(失点1)、G4-S6⇒オスナを四球⇒中村を遊飛。
{考察}
三番手の高梨も二死一二塁のピンチを招き、村上に手痛いタイムリーを浴びる。
しかし、その後の二死満塁のピントは凌いだ。
尚、塩見はこの二塁打でサイクルヒット達成。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ星、中島は一邪飛⇒亀井は一ゴロ⇒ハイネマンは遊飛。
{考察}
この回は二番手の星のストレートに押されて三者凡退。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ畠、サンタナは中安(代走渡邉)⇒西浦は投犠打⇒代打川端を空三振⇒塩見を見三振。
{考察}
先頭のサンタナには甘くなったフォークを打たれてヒットを許し、犠打も決められて一死二塁のピンチを招いてしまうが、そこからベストピッチで連続三振を奪う。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ今野、代打大城は四球⇒若林は右線二⇒代打丸は四球⇒松原は左飛⇒坂本は左線適二(得点2)、G6-S6⇒岡本は申告敬遠⇒中島は二ゴロ併殺。
{考察}
一死満塁で坂本が同点タイムリーを放つが、更なる一死満塁のチャンスで中島が最悪の併殺打。
ここで勝ち越せないのが今の巨人なのか。。。。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ畠、山崎を左飛⇒山田は中安⇒村上を空三振⇒オスナを空三振。
{考察}
一死から山田にヒットを打たれるが、畠は終始攻めの投球を貫いて連続三振を奪う。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ清水、亀井は遊ゴロ⇒代打立岡は一ゴロ⇒大城は空三振。
{考察}
何とか勝ち越したい巨人打線だったが、代打立岡も実らず無得点。



☆9回表☆
{経過}
Ⓟデラロサ、中村を右飛⇒渡邉を二ゴロ⇒西浦は中安(代走元山)⇒荒木は死球⇒塩見を空三振。
{考察}
二死からのヒットと死球で一転ピンチを招くが、ここは塩見から三振を奪って切り抜ける。

☆9回裏☆
{経過}
Ⓟマクガフ、若林は死球(代走増田大)⇒丸は中飛⇒松原は左邪飛⇒坂本は遊飛。
{考察}
先頭の若林が死球で塁に出るが、最後まで打線の重苦しさは変わらず無得点でゲームセット。



【選手雑感】
☆メルセデス☆
右打者への内角ストレートがキッチリとコースに決まらないケースが多く、小林もそのボールを使うのに躊躇してしまっていた。
その結果、前段で指摘したように外スラや外からのカーブ、チャンジアップでかわす投球がメインになり、それを相手打線に二廻り目で見透かされてしまった。

☆畠世周☆
6回表の村上のタイムリーで再びヤクルト側に傾いた流れを、もう一度巨人側に呼び戻したのが彼の投球だった。
当たってるヤクルト各打者に対して攻めの姿勢を貫く見事な投球だった。
—————————–

【総評】
解説の宮本、藤川両氏の素晴らしい解説で、このゲームを堪能させてもたったが、一方で、試合内容に関しては特に巨人側はしょっぱかった。
まず、投手陣に関しては畠以外は落第点の内容。
そして受けていた小林、大城両名の配球も、twitterで指摘した通りツッコミどころ満載だった
打線も坂本以外の主軸が、気持ちばかりが先行(焦り)して、ボールの見極めも出来ていないし、上体ばっかり突っ込んで打ちそうな雰囲気を全く感じなかった。
まあ、この引き分けは完全な負けのムードから五分に戻したので、普通なら勝ちに等しいと言えるが、今の巨人には負けと変わらない。
首位から3.5ゲーム差(しかも負け数は2位ヤクルトの方が三つ少ない)の3位の立場では、直接対決で頭上の相手を倒していかないと勢いが生まれてこない。
このまま明日の阪神戦で負けるようなことがあれば、巨人優勝の確率は指で数える程度に落ちるだろう。

以上 敬称略
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