10月11日に開催されるドラフト会議に向けて、弊コラムでもボチボチ上位指名候補について短く論評していこうと思う。
まず第一弾は市和歌山高の小園健太投手から。。。
小園健太
2003年4月9日生まれ(18歳)
身長 184㎝
体重 89㎏
出身 大阪
高校 市和歌山高
右投げ右打ち/投手
★投球フォーム★
・ノーワインドアップでテイクバックはやや小さめ
・どちらかというとオーバースローだが「上から投げ下ろす」まではいかず、スリークウォータ―とオーバースローの中間で、あくまで想像だが打者目線でボールの角度は感じると思う。
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★ストレート★
・140キロ台前半から後半のストレートを右打者の内と外に投げ分ける事が出来る
・疲れが出てくるとシュート回転の抜け球が多くなるが、基本的には左右のブレが少ない綺麗な球筋。
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★変化球★
・変化球は縦に大きく変化するスライダーを軸に、チェンジアップ、カーブ、横変化のカットボール、ツーシーム。
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★その他★
・ストレートと変化球の腕の振りに関してはそれほど違いを感じない。
★短評★
高卒ながらも初年度からそれなりの成績を残す完成度は感じる。
又、二軍なら夏場から無双する可能性も十分に有る。
しかし、体全体、特に腰から下がまだまだ線が細いので、早々に一軍戦力として計算に入れると壊れてしまう危険大。
それは逆説的に言えば、伸びしろがあるともいえるので、じっくりと体力作りさせた上で一軍ローテに入れた方が良いと思う。
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★超激辛ジャイアンツコラムの巨人指名おすすめ度
☆☆☆☆ 星4つ(最高は星5つ)
現状、巨人の中堅若手の右腕投手で、右バッターの懐に140キロ中盤以上のストレート系を出し入れ出来る投手は皆無に等しく、今年に関しては畠世周がギリギリ合格点。
近年のドラフトで上位指名した大卒社会人の右投手も、ここが決定的に不足しているので、投球がどうしても単調、もしくは窮屈になり、二軍で結果を残せても一軍では殆ど通用しない。
そういう意味では、甲子園での投球を見る限り、彼はそこに投げ切れているので申し分ない。
マウンド捌きも落ち着きを感じるし、度胸の良さも伺える。
一方で、剛速球をガンガン投げて空振りを奪うような馬力はそこまでないので、スケール感ではやや物足りなさを感じるかもしれない。
但し、質の高いストレートと豊富な変化球で十分に打者を抑え込める下地を既に備えているので、怪我さえしなければ早くも2~3年後には先発ローテの一角を占める可能性は、他の素材型のドラ1候補よりも高いだろう。
以上 敬称略
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