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中日ドラゴンズvs読売ジャイアンツ 23回戦 観戦レポート 2021.9.28

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中日ドラゴンズvs読売ジャイアンツ 23回戦 観戦レポート 2021.9.28

【試合結果】
巨人 000 000 011 2
中日 000 100 04X 5
——————————–
中日Ⓟ柳⇒R.マルティネス、木下
巨人Ⓟ戸郷⇒中川⇒高木、大城
——————————–
{勝}柳 (10勝5敗0S)
{敗}中川 (3勝3敗1S)
{S}
——————————–
{本}福留 4号(8回裏2ラン) 、 木下 11号(8回裏2ラン)



【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ柳、吉川は空三振⇒松原は四球⇒坂本は二直併殺(松原の帰塁の判断が遅れてる)
{考察}
一死から松原が四球で塁に出るが、坂本の二直で帰塁出来ず。
柳は立ち上がりから色んな球種を使う丁寧な投球。

★1回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、京田は四球⇒三ツ俣は投ゴロ(犠打成功)⇒大島を一ゴロ(三進)⇒ビシエドを遊ゴロ。
{考察}
いきなり先頭の京田に四球を与えてしまい、一死二塁のピンチを招いてしまうが、主軸二人を討ち取り無失点で切り抜ける。
立ち上がりの戸郷のデキは普通。

☆2回表☆
{経過}
Ⓟ柳、岡本は空三振⇒亀井も空三振⇒中島は遊ゴロ(柳のグラブを弾く)
{考察}
アッサリと三者凡退。
柳は相変わらず低めにストレートと多彩な変化球をキッチリ投げ込んでいる。

★2回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、福留を空三振⇒高橋は中安⇒木下も中安⇒加藤を空三振⇒柳を中飛。
{考察}
一死一二塁のピンチを招くが、下位打線を何とか討ち取り無失点。
高橋、木下のヒットはストレートがショート回転して甘くなったところを痛打された。



☆3回表☆
{経過}
Ⓟ柳、丸は空三振⇒大城は右飛⇒戸郷は空三振。
{考察}
リズムに乗った柳に対して下位打線は元気なく三者凡退。

★3回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、京田は中安⇒三ツ俣は投ゴロ(犠打成功)⇒大島を左飛⇒ビシエドを右飛。
{考察}
ここまでの戸郷は決して褒められた内容ではないが、中日主軸の不調に助けられている。

☆4回表☆
{経過}
Ⓟ柳、吉川は空三振⇒松原は左安⇒坂本は中飛⇒二盗失敗。
{考察}
一死から松原がヒットを放つが、チャンスを拡げられず無得点。
ここまで得点を奪えそうな雰囲気を感じない。

★4回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、福留を四球⇒高橋も四球⇒木下を空三振⇒加藤は右安⇒柳は右犠飛(失点1)、G0-D1⇒二盗成功⇒京田は中飛。
{考察}
またも戸郷は簡単に四球を許してしまう悪癖が出てしまった。
連続四球などで一死満塁のピンチを招き、柳に痛恨の犠飛を打たれて先制を許してしまう。



☆5回表☆
{経過}
Ⓟ柳、岡本は三安⇒亀井は空三振⇒中島も空三振⇒丸は三直。
{考察}
先頭の岡本が内野安打で出塁するが、ベテラン三人が続けず無得点。

★5回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、三ツ俣を空三振⇒大島は二ゴロ⇒ビシエドは中安⇒福留を右飛。
{考察}
二死からビシエドにヒットを打たれるが、福留を抑えて無失点。

☆6回表☆
{経過}
Ⓟ柳、大城を空三振⇒戸郷も空三振⇒吉川は二ゴロ。
{考察}
下位打線を完璧に封じられて無得点。

★6回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、髙橋を左飛⇒木下を右飛⇒加藤を遊邪飛。
{考察}
こちらも下位打線を危なげなく無失点。



☆7回表☆
{経過}
Ⓟ柳、松原は一安⇒坂本は三ゴロ併殺⇒岡本は遊ゴロ。
{考察}
先頭の松原が内野安打で出塁するが、坂本の併殺でチャンスの芽は完全に潰えてしまう。

★7回裏★
{経過}
Ⓟ戸郷、柳を空三振⇒京田を二ゴロ⇒三ツ俣を二ゴロ。
{考察}
中日打線も巨人打線に負けず劣らずの貧打っぷり。
この回もアッサリ三者凡退。

☆8回表☆
{経過}
Ⓟ柳、亀井は右線二⇒中島は投犠打野選(一三塁、代走増田大)⇒丸は二ゴロ併殺(得点1)、G1-D
1⇒大城は中安⇒代打中田は三ゴロ。
{考察}
先頭の亀井が粘った末に二塁打を放って試合の流れを大きく変える。
続く中島の送りバントを柳がまさかの三塁送球でオースセーフ。
ここで巨人側も一気に畳みかけたかったが、丸の併殺打による得点のみで終わってしまう。

★8回裏★
{経過}
Ⓟ中川、大島は三安⇒ビシエドを右飛⇒福留は右本(失点2)、G1-D3⇒高橋は中安、投手交代Ⓟ高木、木下は右本(失点2)、G1-D5⇒加藤は一飛⇒福田は右中二⇒京田は二ゴロ。
{考察}
中川が先頭の大島に不運なヒットを打たれ、続くビシエドは抑えるが、福留に2ランを浴びてしまってジエンド。
三番手の高木も木下に2ランを浴びて更にリードを拡げられてしまう。



☆9回表☆
{経過}
ⓅR.マルティネス、吉川は四球⇒松原は右安⇒坂本は右飛⇒岡本は二飛⇒亀井は右適安(得点1)、G2-D5⇒代打ウィーラーは空三振。
{考察}
R.マルティネスも内容は良くなかったが、巨人の反撃は1点どまり。
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【勝負を分けたポイント】
8回裏、福留に浴びた2ランは試合の流れからしても致命的だった。
又、中川の投じた肩口から曲がってくるスライダーはまさに大失投で、ボール先行の状況でやや置きに行った(腕の振りが緩かった)ボールだった。
そして、百戦錬磨のベテラン福留にとっては、まさに「おいしいボール」だった。



【選手雑感】
☆戸郷翔征☆
7回1失点という結果だけを見れば十分合格点。
しかし、彼自身が巨人のエースの座を目指しているなら、絶対に満足して欲しくない。
ぶっちゃけ相手の柳と比べたら、安定感は天と地ほどの差を感じた。
柳は巨人打線を自分の狙い通りの組み立てで抑えていたが、戸郷の方は多くが相手打者のミスショットで、まさに結果オーライという内容。
勿論、戸郷は柳とは別タイプで、単純に比較するのは間違っている。
しかし、打者がフルスイングしているケースが多くなればなるほど、失点のリスクが高くなるのは当然の事で、それは戸郷の方が圧倒的に多い。
ではどうすれば良いのか?
筆者は野手出身なので、打者目線でその方法を解説する。
まず、第一に常に投手有利のカウントを作っていくこと。
その第一歩としては、カウント球で使える変化球をもっと磨く必要がある。
戸郷の場合はそれがスライダー系になると思うが、まずはこのボールが抜けて逆球になることなく、大まかで良いので外寄りのコース、ベルトよりやや低い高さに制球出来れば、そう簡単に打者は振ってこないので、ここでカウントを稼ぐことが出来る。
勿論、このボールが続けば打者は次回から狙ってくる可能性があるが、そこで初めて「配球」「投球の組み立て」という概念が必要になってくる。
つまり、戸郷の場合は、この「配球」を考える前に打たれていたことになるが、初球で簡単に1ストライクを奪えるケースが増えてくると、一気に投球の幅が拡がり、打者に迷いが生まれて凡打の確率は格段にあがる。
又、彼の悪癖である無駄な四球も激減して球数も抑えることが可能になる。
彼の場合は、兎にも角にもまずはカウント球で使えるスライダーの精度アップが望まれる。



【総評】
今日も辛いゲームになってしまったが、それでも巨人の野球は続いていく。。。。
目先の試合の不甲斐なさにイライラしつつ、未来の若手の奮闘を想像してニヤニヤしつつ、ドラフトで獲得する選手を想像しながら、オレンジ色の血を持った巨人ファンの日々は消化されていく。。。。
まあ、それでも私の今季の目標は、全試合フルイニング出場(全試合コラム作成)だったので、それは着実に行いたい。
ジャイアンツ万歳!!

以上 敬称略
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