中日ドラゴンズvs読売ジャイアンツ 24回戦 観戦レポート 2021.9.29
【試合結果】
巨人 000 000 000 0
中日 000 121 10X 5
——————————–
中日Ⓟ松葉⇒田島⇒福⇒祖父江⇒藤嶋、木下
巨人Ⓟ髙橋⇒鍵谷⇒戸根⇒田中⇒畠、小林
——————————–
{勝}松葉 (6勝3敗0S)
{敗}髙橋 (11勝6敗0S)
{S}
——————————–
{本}
【試合経過/巨人サイドからの考察】
☆1回表☆
{経過}
Ⓟ松葉、松原は左飛⇒丸は投襲安⇒坂本は中飛⇒岡本は空三振。
{考察}
一死から丸が松葉の顔面を強襲するヒットを放つが、後続が倒れてチャンスを拡げられなかった。
立ち上がりの松葉は可もなく不可もなくという印象。
★1回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、京田を投直⇒三ツ俣は四球⇒大島を一ゴロ併殺。
{考察}
一死から三ツ俣に四球を与えるが、大島を併殺打に討ち取り無失点。
立ち上がりの髙橋はストレートが抜け気味で、全体的に制球がバラついていた。
☆2回表☆
{経過}
Ⓟ松葉、ウィーラーは四球⇒中田は右飛⇒吉川は右安(一三塁)⇒小林は空三振⇒髙橋は二ゴロ。
{考察}
ウィーラーと吉川のヒットで一三塁のチャンスを作るが、小林が最悪の三振。。。。
彼のボールを追っかける癖が露呈してしまった。
★2回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、ビシエドを遊ゴロ⇒福留を空三振⇒高橋を左飛。
{考察}
この回は危なげなく三者凡退。
ビシエド、高橋に対してはボール先行になったが、スライダーを効果的に使って討ち取っていた。
☆3回表☆
{経過}
Ⓟ松葉、松原は左安⇒丸は二直⇒二盗成功⇒坂本は空三振⇒岡本は右飛。
{考察}
先頭の松原のヒットと盗塁で再びチャンスを作るが、ここも後続にあと一本が出ずに無得点。
★3回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、木下は三ゴロ⇒岡林は遊ゴロ⇒松葉は遊直。
{考察}
下位打線を危なげなく三者凡退で抑える。
☆4回表☆
{経過}
Ⓟ松葉、ウィーラーは遊ゴロ⇒中田は右線二⇒吉川は遊ゴロ(三進)⇒小林は左飛。
{考察}
一死から中田の二塁打でチャンスを作るが、またもあと一本が出ずに無得点。
★4回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、京田は右線二⇒三ツ俣は一ゴロ⇒パスボール(失点1)⇒大島は三ゴロ⇒ビシエドを二ゴロ。
{考察}
先頭の京田に二塁打を打たれ、進塁打とパスビールで先取点を許してしまう。
パスボールについては完全な小林のミスで言い訳出来ない。
☆5回表☆
{経過}
Ⓟ松葉、高橋は左飛⇒松原は遊ゴロ⇒丸は右飛。
{考察}
二死から丸の捉えた打球は右中間の最深部に飛ぶが、福留の守備範囲だった。
丸のバッティングの状態は徐々に上がってきた。
★5回裏★
{経過}
Ⓟ髙橋、福留は右安⇒高橋も右安⇒木下は左適安(失点1)、G0-D2⇒岡林は右犠飛(失点1)、G0-D3⇒福田を遊ゴロ(三進)⇒京田を一ゴロ。
{考察}
ストレートが思うように決まらず、ここまで変化球が多かった高橋は、その頼みの綱の変化球(特にスライダー系)を捉えられてしまう。
粘り強さも感じられずアッサリと追加点を許す。
☆6回表☆
{経過}
Ⓟ田島、坂本は左安⇒岡本は中飛⇒ウィーラーは空三振⇒中田は空三振。
{考察}
先頭の坂本がヒットを放つが、ここも後続でチャンスを拡げられず無得点。
★6回裏★
{経過}
Ⓟ鍵谷、三ツ俣は四球⇒大島は一直⇒バッテリーエラーで二進⇒ビシエドを一飛⇒福留は中適安(失点1)、G0-D4、投手交代Ⓟ戸根、高橋を二ゴロ。
{考察}
二番手の鍵谷もピリッとしない。
先頭の三ツ俣をアッサリと歩かせてしまい、福留にタイムリーを浴びてしまう。
☆7回表☆
{経過}
Ⓟ福、吉川は空三振⇒小林は空三振⇒北村は右安⇒松原は四球⇒丸は二ゴロ。
{考察}
二死一二塁のチャンスを作るが、ここでもあと一本が出ずに無得点。
ここまで巨人は残塁の山を築いてしまっている。
★7回裏★
{経過}
Ⓟ田中豊、木下を遊ゴロ⇒岡林は左線二⇒渡辺は右越適二(失点1)、G0-D5⇒京田は空三振⇒三ツ俣も空三振。
{考察}
四番手の田中も一死から連続長打を浴び、アッサリと追加点を許す。
☆8回表☆
{経過}
Ⓟ祖父江、坂本は空三振⇒岡本は左飛⇒ウィーラーは三安⇒中田は空三振。
{考察}
二死からウィーラーがヒットを放つが中田が元気なく三振。
★8回裏★
{経過}
Ⓟ畠、大島を二ゴロ⇒ビシエドを中飛⇒武田を空三振。
{考察}
五番手の畠は主軸の大島、ビシエドをキッチリと封じて無失点。
☆9回表☆
{経過}
Ⓟ藤嶋、八百板は空三振⇒秋広は左飛⇒北村は二飛。
{考察}
秋広のプロ初打席に期待が膨らむも、左飛に終わってしまい、そのまま盛り上がることなくゲームセット。
————————————————-
【勝負を分けたポイント】
4回裏に小林のパスボールで先取点を許した場面が非常に大きかった。
ただせさえ気落ちしているチーム状態で、あの凡ミスをされるとチームの士気は益々落ちてしまって反撃の機運はなかなか生まれない。
本当はそれではいけないのだが、人間が行う事なので、ある程度は致し方ないとも言える。
——————————-
【選手雑感】
☆髙橋優貴☆
ストレートが最後まで上手く制御出来ていなかった。
序盤からスライダー系を軸に、チェンジップやカーブで何とかかわしていたが、中盤で手詰まりになってしまう。
小林のパスボールで先取点を奪われるが、仮にこれがなくても恐らく相手よりも先に崩れていた可能性が高いと感じていた。
【総評】
タツノリ流に言えば、昨日に続いて「論ずるに値しないゲーム」だった。
まあ、ハッキリ言って序盤の攻撃を見ただけで敗戦を確信していた。。。情けないが。。。
明らかに各選手が気落ちしているので、打席での粘りを全く感じないし、バッテリーは失点しても淡々と進んでいるように見えてしまい、勝ちへの執念を最後まで感じなかった。
それは首脳陣にも言える事で、原監督の顔も9月初旬の阪神戦辺りと比べると、赤みが消えて淡々とした表情のままだった。
原辰徳が再登板してここまで二連覇という結果を残し、我々巨人ファンも結束力を感じた戦いに酔いしれていたが、今年は勝つことによって結束していたチームが、バラバラに見えてしまっている。
負けが込んでくれば当然どのチームでもそう見えてしまうが、巨人の場合は「どこよりも勝っていたチーム」「勝つ事でしか評価されないチーム」なので、一度狂った歯車をなかなか元に戻すことは難しい。
やはり、首脳陣、選手個々が「今年は厳しいかもしれない」と感じてしまうと、もう歯止めがきかない。
多分、それは坂本を途中交代させて阪神に大逆転を喰らったあの甲子園の試合だったと思う。
あそこで明らかに何かが壊れてしまった。。。
P.S
秋広優人のバッティングについての技術的な論評をする予定だったが、今日はその元気が残っていない。。
楽しみにしていた方には申し訳ない。。。
以上 敬称略
超激辛ジャイアンツコラムはTwitterでも活動しています。(超激辛ジャイアンツコラムTwitterはこちらをクリック)
Twitterではblogで書ききれなかった事や、ファームの試合雑感、G以外他チームの試合雑感、注目選手の評価、ブログ更新情報など、様々な発信をしております。
又、ブログについての感想やご意見もこちらで受け付けております。
このブログを読んで気に入った方は是非ともフォローしてください。
尚、フォローバックにつきましては、基本的にコメントのやり取りをした方に対してのみ行いますのでご了承ください。(超激辛ジャイアンツコラムTwitterはこちらをクリック)
いつも応援有り難うございます!
あなたからの清き一票がブログを更新する原動力となりますので、是非、上記バナーをクリックして応援をお願い致します!