広島東洋カープvs読売ジャイアンツ 3回戦レポート 2022.4.7
いつものように敗戦試合の観戦コラムは簡略バージョンで。。。
【スコア】
巨人 200 000 000 2
広島 210 100 41X 9
勝利投手 玉村 (1勝0敗0S)
敗戦投手 堀田 (1勝1敗0S)
本塁打 マクブルーム 1号(1回裏2ラン)
【ジャイアンツ出場野手評価/状態チェック】5点満点
☆廣岡大志 4打数1安打(得点1,失策1)
・評価0点
記録に残らないミスを含めると二つの大きなエラーがあった。
バッティングも初回のヒットは得点に絡んだが、それ以降は音なし。
・バッティングの状態
前試合終了時は(?)
今試合終了時は(➡)
久しぶりのスタメン抜擢だったが、バッティングの状態は特別良いという印象は受けなかった。
☆坂本勇人 3打数2安打1四球(得点1)
・評価4点
繋ぎ役としては文句のない結果を残した。
・バッティングの状態
前試合終了時は(↗)
今試合終了時は(↗)
相変わらずバットがインサイドアウトに出てくるので、失投は逃さずにヒットゾーンに弾き返している。
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☆ポランコ 4打数1安打
・評価1点
第一打席は久しぶりのクリーンヒットだったが、それ以降はカープバッテリーの術中にハマっていた。
・バッティングの状態
前試合終了時は(↘)
今試合終了時は(↘)
前回指摘していた「ボールを追っかける傾向」は変わっていないが、最終打席の中飛は悪くないスイング。
次戦の第一打席に注目したい。
☆岡本和真 4打数3安打2打点
・評価3点
先制打を含む猛打賞で文句なし。
しかし、6回表の走塁ミスは凡ミスと言われても仕方がない。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
相手の勝負球の難しい変化球を上手く拾ってはいるが、ストレート系に対する反応を見ると、そこまで状態が良いとは思っていない。
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☆中田翔 4打数1安打
・評価1点
初回の更なるチャンスで捕邪飛は非常に痛かった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
毎試合、ヒットを少しずつ重ねているが、まだ本調子とは言えない。
ストレート系をキッチリ捉える打席が続けば。。。
☆丸佳浩 4打数0安打
・評価0点
中田と同じで、初回の凡退が非常に痛かった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(↗)
今試合終了時は(➡)
第三打席の三振の内容が少し気になった。
彼の悪癖が少し顔を覗かせたので、次戦の第一打席は要注目である。
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☆ウォーカー 4打数1安打
・評価0点
ヒット一本では守備面のマイナスを取り返せない。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
内角に関してはストレート系・変化球どちらに対しても反応が良くない。
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☆小林誠司 3打数0安打
・評価0点
攻守で精彩を欠いた。
特に7回裏のミスは大量失点の要因になった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(↘)
彼の悪癖である上体が突っ込んでボールを打ちに行く形が明確に出てしまっていた。
下半身が使えていないので打球に勢いが生まれない。
【ジャイアンツ登板投手総評】5点満点
★堀田賢慎 4回、被安打5奪三振4与四球3失点4(自責点4、被本塁打1)
評価1点
特段、前回登板より悪い印象は持たなかった。
前回登板後のコラムで指摘したように、あの試合はヤクルト打線の打ち損じや幸運に恵まれた印象は否めず、良い投球ではあったが無失点で終える内容ではなかった。
とはいえ、ギアチェンジした時(これ自体が凄い)の投球は、主軸相手でも決して臆することなく攻め込めたので、それが前回は上手く行っていた印象。
しかし、今回は失投を確実に仕留められ、更に味方の拙守に足を引っ張られてしまい、最後まで自分のリズムで投球できなかった。
まあ、それでも十分に彼の今後の可能性を感じさせた投球も見せていたので、個人的には全く悲観していない。
但し、ステップアップするには、変化球で簡単にカウントを稼げるようにしたい。
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★直江大輔 2回、被安打1奪三振1失点1
評価2点
2イニングを無失点で抑えたので、結果だけを見れば十分に合格点を与えられる。
しかし、内実はまだまだボールのバラツキ(狙ったコースから大きく外れる)が激しく、ボール先行のケースも多い。
相手の打ち損じ、又は捉えられた打球が野手の正面に行って助かっていたケースも少なくなく、まだまだ課題は多い。
味方の反撃次第では勝ち投手になる可能性があったが、逆転することはなかった。
★高梨雄平 0回、被安打1失点3(自責点1)
評価0点
先頭の堂林に二塁打を浴びた後、ここから味方の拙守が続いて失点を重ねてしまった。
今季は極端な結果になるケースが多くなっているが、それは「先頭打者への入り方」が雑なことが原因だと見ている。
この試合のように、球威が無い左腕投手が右打者を相手にするときは、初球にド真ん中へストレート系を投げてしまうようでは厳しい。
恐らく外にツーシムを投げるつもりだったと思うが、ここは細心の注意が必要だった。
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★ビエイラ 0回、与死球1失点1(自責点1)
評価0点
マクグルームに対しての頭部死球によって僅か3球でマウンドを降りた。
頭部死球は当てた側も相当な心理的なダメージが残るので今後が危惧される。
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★戸田懐生 2回、被安打3奪三振1与四球1失点1(自責点1)
評価1点
急遽の登板で非常に気の毒ではあったが、何とかゲームを纏めてくれた。
まだまだ勝ちパターンで使うには力不足は否めないが、彼も変化球でカウントを簡単に取れるようになると投球内容はもっと良くなると思う。
【監督采配評価/試合総評】5点満点
原辰徳 評価0点
twitterでも指摘したように、中長期的な視点に立てば、化ければ大駒になる廣岡大志やウォーカーをスタメンから使いたい考えは十分理解出来る。
廣岡に関しては故障が多い吉川を休ませながら起用させたい思惑もあったと思う。
しかし、彼らを同時期用するにはハイリスクと言わざるをえない。
又、内野が土のグランドの甲子園、そして天然芝であるマツダスタジアムでは、守備に不安のある廣岡をセンターラインで起用するのはあまりにもリスクが高い。
同じくウォーカーに関しても、独特な外野フェンスのクッション処理が要求され、更に天然芝によって打球が失速するので、余計に高い守備力が求められる両スタジアムでの起用はこちらもハイリスクと言わざるをえない。
やはり、彼らの起用は人工芝の球場や天候に影響を受けないドーム球場での起用に限定した方が良い。
繰り返しになるが、彼らを起用することに反対している訳ではない。
筆者が問題視しているのは起用するタイミングである。
いちファンとして、どんな敗戦でも受け入れるつもりだが、ここまで無様な試合(ミス続出)は見るに忍びない。
想定外のミスならファンはやるせない気持ちをすぐに消化出来るが、十分に想定出来たミスが現実に起きた時は、逆に消化するには時間がかかり「モヤモヤ」「イライラ」はなかなかおさまらない。
監督にはそういうファンの気持ちを是非とも汲み取っていただきたい。
以上 敬称略
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