読売ジャイアンツvs東京ヤクルトスワローズ 6回戦レポート 2022.4.11
いつものように敗戦試合の観戦コラムは簡略に。。。
【スコア】
ヤクルト 000 100 100 2
巨 人 010 000 000 1
勝利投手 高橋 (2勝0敗0S)
敗戦投手 赤星 (1勝1敗0S)
本塁打 山田 4号(4回表ソロ)、丸 3号(2回裏ソロ)
【ジャイアンツ出場野手評価/状態チェック】5点満点
☆吉川尚輝 3打数2安打1死球
・評価3点
一番打者として三度の出塁は胸を張れる結果。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(↗)
特に特に第三打席の中安は非常にレベルの高いバッティング。
このスイングは調子が良くないと出来ない。
☆坂本勇人 4打数0安打
・評価0点
吉川の三度の出塁を全く活かせなかった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
特に明確に悪くなっているようには感じないが、良いとも言えない。
技術的には始動がやや遅れてストレート系に差し込まれるケースが多くなっている。
—————————–
☆ポランコ 3打数0安打
・評価0点
坂本と同様に吉川の出塁を活かせなかった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
開幕当初と比べると相手の攻め方が変わっている。
今でも相手は基本的に最後は内角ストレート系で押してくるが、最近は上手く緩急を使われている。
☆岡本和真 4打数0安打
・評価0点
この試合は最初の打席からかなり気合が入っていたが、相手のベストピッチで封じられてしまった。
最後まで高橋の内甘ストレートを狙っていたが、ほぼコーナーにキッチリと決められ、結局捉えることは出来なかった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
結果は出なかったが、甘いボールを仕留めそうな雰囲気は十分に感じられた。
構えも見送り方も悪くない。
——————————–
☆丸佳浩 4打数1安打1打点(得点1、本塁打1)
・評価2点
難敵高橋からの先制弾は味方に勇気を与えたが、二打席以降は良いところなしで終わる。
・バッティングの状態
前試合終了時は(↘)
今試合終了時は(↘)
ホームランは完璧な当たりだったが、引っかけ気味の打球が多くなってきたのは良くない傾向と言える。
☆中島宏之 2打数1安打1四球
・評価2点
高橋に対して相性の良さは確かに感じた、
・バッティングの状態
前試合終了時は(ー)
今試合終了時は(➡)
代打ばかりなので、ストレート系に差し込まれることを危惧していたが、それなりに対応出来ていた。
——————————–
☆ウォーカー
・評価0点
彼は走攻守全てにおいて決して手を抜かないし、懸命にプレーする姿は心を打たれるが、なかなか結果が出ないという現実がまた悲しい。
・バッティングの状態
前試合終了時は(➡)
今試合終了時は(➡)
胸元のストレートに意識付けされて、チェンジアップやスライダーを振らされるパターンで討ち取られた。
以前より少しずつ打席での反応は良くなってはいるが。。。
——————————–
☆小林誠司 2打数0安打
・評価0点
赤星を上手くリードしていたが、7回のパスボールでそれまでの評価は全て吹っ飛んだ。
あのミスは流石に言い訳出来ない「ポカ」だった。
・バッティングの状態
前試合終了時は(↘)
今試合終了時は(↘)
バッティングに全く「間」が無くなっているので、出会い頭でしかヒットは望めない状態。
【ジャイアンツ登板投手総評】5点満点
★赤星優志 7回、被安打5奪三振4与四球3失点2(自責点1、被本塁打1)
評価3点
ストレートは過去の登板と比べtて走っていなかったが、変化球が非常に良かった。
ヤクルト打線に対して「150キロ弱のストレート、140キロ弱のフォーク、130キロ弱のスライダー、120キロ弱のカーブ」を上手く織り交ぜて、狙い球を絞らせていなかった。
しかし、中盤以降はフォークの比率が多くなり、徐々にそのフォークを逆に狙われていた。
まあ、もう少しストレートで押しても良いとは思ったが、小林も相手の高橋のデキを考えると1点リードも許させれないと考え、質の良いフォークを多めにする選択をせざるをえなかったと思う。
敗戦投手にはなったが十分合格点を与えられるピッチングだった。
———————————–
★今村信貴 2回、被安打1奪三振1失点0
評価2点
彼もこれ以上失点が許されない状況で、相手も全力で次の1点を奪いにかかっていたが、見事にそれを跳ね返して無失点で抑えた。
この2イニング無失点は高く評価したい。
【監督采配評価/試合総評】5点満点
原辰徳 評価1点
決勝点となった7回表の失点は、勿論、小林のパスボールが直接的な原因だったが、それ以上に巨人ベンチが考えなければならないのは、二死一塁の状況で放たれた古賀のレフト前の打球に対して、決して俊足とは言えないオスナに三塁進塁を許してしまったこと。
巨人側からすればウォーカーの守備についてはある程度目を瞑っての起用だと思うが、相手側は当然ながらそこを突いてくる。
接戦になればなるほど、こういう記録に残らない拙い守備の積み重ねが勝敗を分けてしまう。
赤星からすれば、この7回表は簡単に2アウトを奪って少しホッとしていたと思う。
オスナへの四球は一発警戒なので、カウントが悪くなった時点である程度やむを得ないが、古賀のワンヒットで二三塁にされたことはショックだったと思う。
それでも赤星は冷静さを失わずに次の打者(投手の高橋)を討ち取りにかかっていたが、最後は小林のパスボールで失点を許してしまった。
勿論、小林のパスボールは「単純なポカ」なので責められるべきミスであることは間違いない。
しかし、個人のミスは人間が行う上ではあり得ることなので、それを完璧に防ぐことは無理筋である事も確かである。
それ以上にディフェンスする上で大事なのは、最善を尽くして失点を防ぐ姿勢を取り続ける事。
つまり、少しでもミスする確率を低くしておくこと。
改めてウォーカーのこの時のプレーをチェックしたが、彼は彼なりに最善のプレーを尽くしていた。
しかし、簡単に言えば外野守備能力がプロのレベルに達していないだけのこと。
つまり、起用している首脳陣の「目利き」の問題であり「ウォーカーは守備力を度外視してまで使う価値のある選手なのか?」という単純明快な問題である。
首脳陣が期待しているように、筆者の目にもウォーカーが少しずつ日本の投手に慣れてきたたように感じるし、簡単に三振しなくなっているようにアジャストしそうな気配も感じる。
だが、前回スタメン出場のカープ戦と同様に、守備で足を引っ張っていることも事実である。
まあ、まだまだチームは余裕があるので、この負け自体はぶっちゃけどうってことない。
「大駒のウォーカー」に対する首脳陣の「期待と配慮」が、もしかしたらこれから実を結ぶかもしれないし、逆にこのまま無駄で終わってしまうかもしれない。
いずれ、その答えが出る時がくるだろう。
以上 敬称略
超激辛ジャイアンツコラムはTwitterでも活動しています。(超激辛ジャイアンツコラムTwitterはこちらをクリック)
Twitterではblogで書ききれなかった事や、ファームの試合雑感、G以外他チームの試合雑感、注目選手の評価、ブログ更新情報など、様々な発信をしております。
又、ブログについての感想やご意見もこちらで受け付けております。
このブログを読んで気に入った方は是非ともフォローしてください。
尚、フォローバックにつきましては、基本的にコメントのやり取りをした方に対してのみ行いますのでご了承ください。(超激辛ジャイアンツコラムTwitterはこちらをクリック)
いつも応援有り難うございます!
あなたからの清き一票がブログを更新する原動力となりますので、是非、上記バナーをクリックして応援をお願い致します!