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読売ジャイアンツ春季キャンプレポート2023.2.1

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読売ジャイアンツ春季キャンプレポート2023.2.1

☆ご挨拶
いつも超激辛ジャイアンツコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。
去シーズンの弊コラムは、残念ながら諸般の事情でシーズン中に休止せざるをえない状況となり、懇意にしていただいた読者の皆様には残念な思いをさせてしまいました。
私もあと数年で還暦を迎える年齢になり、なかなかコラムを続けることが難しくなってきましたが、おかげさまでとりまく状況も一時的に改善し、何とか今年も「キャンプイン」を迎えることになった事をご報告するとともに、2023年もプロ野球を応援し「選手に対するリスペクトを忘れず」に叱咤激励することをここにお誓いいたします。

☆あらためて筆者の略歴
事情によって筆者を特定出来る団体名、個人名を伏せさせて頂きますが、あらためて筆者の「球歴」を簡潔にご紹介いたします。
高校時代は神奈川県下でプレーしましたが甲子園には一歩届かず、その後は某社会人チームに所属、一時はドラフト指名候補になりましたが、肩を壊してしまって夢は途絶えました
憧れだったジャイアンツの新人テストにも参加したこともありましたけどね。。。
ポジションは高校時代は内野兼投手、社会人時代は主にセンター、セカンド、サード
一応、自分で言うのも「アレ」ですが、攻走守三拍子揃った選手でした(肩を壊すまでですが。。。苦笑)
選手引退後はスポーツ団体をサポートする仕事に数年携わり、特にプロ野球のスカウトやスコアラーとは親交を深めておりました。
そして現在は家業を継いでいます。



☆ジャイアンツ愛
王貞治の一本足打法を真似した小学生時代、江川卓の快速球と原辰徳の華のあるプレーに憧れた中高時代は、周りが熱狂していたアイドルやバンドに目もくれずに野球小僧でした。
そして王貞治引退以降、長らく日本一と呼べる打者は我がジャイアンツには不在でしたが、松井秀喜の登場には本当にうれしかったことを今でも時折思い出します。
もうジャイアンツファン歴は50年を越えますが、特に印象的な試合だったのは・・・。
➀昭和51年(対阪神)山本和行から放った末次利光の逆転満塁サヨナラホームラン
➁昭和58年(対ヤクルト)リーグ優勝決定試合で放ったレジースミスの三本のホームラン
➂昭和58年(日本シリーズ第六戦・対西武)九回表に杉本正から放った中畑清の逆転タイムリースリーベース(その後サヨナラ負け)
➂昭和61年(対ヤクルト)前日に頭部死球で途中退場したクロマティーが六回表に尾花高夫から放った逆転満塁ホームラン。
———————————
ただ、ただ、純粋に野球を楽しんでいた時に目撃した上記のシーンは特に今でも鮮明に覚えている。。。。
だが、平成に入ると自ら野球道に邁進するにつれ、今度は「楽しむ」という感情が消えて「上手くなりたい」「この選手の技術を盗みたい」という別の感情を抱きながら巨人戦を見ていました。
再びジャイアンツ愛が蘇るのは選手を引退した後でした。。。。



2023年2月1日 読売ジャイアンツ春季キャンプ第一クール初日

当面は濃密なキャンプレポートというよりはポジション別にスポットをあてたコラムを書いていき、実戦形式の練習が始まった際に例年通りのレポートをお届けする。
そして今回は各選手を久しぶりにじっくりと見る事が出来たので、その第一印象を中心にお伝えし、次回からは各ポジション別に抱えるジャイアンツの課題に迫りたいと思う。

~各選手の今キャンプ第一印象~
☆秋広優人
特に首から胴にかけて去年同時期と比べて太くなり、全体的なフォルムも「厚さ」が出てきた。
フリーバッティングを見た印象は、バッティングフォーム(特に腕の使い方)が師匠の中田翔を模倣しているように感じる。
又、スイングの力強さは間違いなくレベルアップしている。
個人的には岡本和真の成長曲線と似ているように感じるので、先輩のようにオープン戦で上手く飛躍のキッカケを掴めば、早ければ今年、恐らくは来年以降にはチームの主力になる可能性を大いに感じている。

☆萩尾匡也
慶応ボーイとは思えない(失礼!)元気を前面に押し出したプレースタイルで、この日の練習では松田と同様に誰よりも声を出していた。
又、フリーバッティングの映像も見たが、バッティングの評価・印象についてはもう少し先にしたい。



☆門脇誠
身長171㎝で小柄だが、首から腰にかけて「太さ}があって体幹が強そうで「小力」はありそう。
面構えから気が強そうでプロ向き。
遠目で見るとバッティングの姿は重信慎之介に瓜二つである。

☆オコエ瑠偉
あえて厳しい事を言えば腰回りが既に三十路を過ぎた選手の印象。
今キャンプは新任の大久保コーチが猛練習を予告しているので、怪我が心配ではあるが、それを恐れずに乗り越えて欲しい。
原・大久保両氏が見守る中でのフリーバッティングでは右の腰が早く出てしまうことを指摘されていたが、捉えた時の打球は岡本和真に匹敵する力強さがある。
何度も言うが、今キャンプは全身全霊で練習に邁進して欲しいし、それを乗り越えて欲しい!
そうすれば本当に化けるかもしれない。。。。

☆長野久義
久しぶりに彼の姿を凝視したが、移籍前の巨人時代と全く体形が変わっていない。
カープ時代は出場機会が激減していたので心配していたが、体調面では全く問題なさそうで彼の体の強さを改めて再認識した。

☆ブリンソン
並んでいると同じくトレッドヘアのウォーカーとの識別が難しいほど体形と雰囲気が似ている。
失礼を承知で言うと、これまでに来日した新外国人選手特有の「ボテっとした体つき」は全く感じないし、俊敏性が求められるセンターというポジションを任せられるかもしれない。
軽めのフリーバッティングを見た印象は、癖のあるファームではなくオーソドックスなバッティングスタイルでここでもウォーカーと似ている。
一方で気になるのはトップから振り始める際にややバットのヘッドが落ちるのが早いので、パワーを活かしきれていない印象。
並んで打っていたウォーカーと比べると僅かながらトップからインパクトの過程でのバットの角度に違いを感じので、ライナー性の捉えた打球が多いウォーカーに対して、彼はやや擦ったり差し込まれたような打球が多かった。
これはメジャー時代の映像を見た時にも感じた事ではあるが、キャンプ初日なので評価するには材料が乏しいのも確かではある。
又、そのウォーカーも去年の来日当初は同じような傾向があったし、彼も今後修正される可能性は十分にある。
彼についてはどこかの機会でもっと詳しく触れたい。



☆大城卓三
顎から首にかけて昨年同時期をと比べてスッキリとした印象で、かなり体を絞ったように感じる。
オフは菅野と自主トレを過ごしたようだが、相当厳しい練習を積んだのかもしれない。

☆船迫大雅
初日からブルペン入り。
この日はやや緊張している様子が伺えたが、右打者目線で言わせてもらうと精悍な顔つきのサイドスローで、打席に立つと恐怖感が生まれそうな印象。
社会人時代の映像を見る限り、外角低めの力のあるストレートはプロでも十分に通用するので、あとは打者の懐にどれだけ投げ込んでいけるか?
外だけではなく内にもストレートを出し入れ出来ればスライダー系の威力も倍増するので、セットアッパーとして間違いなく通用するだろう。

☆浅野翔吾
今春高校卒業であるにも関わらず、既にDeNA牧のような体つきで、凄まじいポテンシャルを感じる。
一方で現状の動きから察すると、高卒特有の「緩さ」を感じる一面も否定できないので、まだ本当のプロの体にはなっていいないとも感じる。
つまり、キャンプ二軍スタートは正解だと思う。

☆山﨑伊織
去年の同時期よりもパワーアップしているように感じた。
キャンプ初日からブルペンで精力的にボールを投げ込み、インパクトでの力強い腕の振りも見る限り、トミージョン明け三年目で肘の不安が完全に払しょくされいる。



☆堀田賢慎
彼もトミージョン明け三年目となるが、腰回りから臀部にかけて更にパワーアップした印象。
若い時の菅野のような雰囲気を感じる。
今日は新任の久保巡回コーチにマンツーマン指導を受けていたが、前述の山﨑とともに彼が今季の巨人投手陣の命運を握っていると言っても過言ではない。

☆松原聖弥、北村拓己、廣岡大志、重信慎之介
一軍である程度の実績を残してはいるが、一方で伸び悩んでいるともいえる彼らが二軍スタートになったことの意味は何か?
内外野を守れる成長株の増田陸と秋広優人の台頭に加え、そして外野にはルーキーの萩尾と復帰したベテラン長野、内野には同じくルーキーの門脇と移籍のベテラン松田などがチームに加わり、彼らに与えられるチャンスは間違いなく減ることが予想される。
更に厳しい事を言えば、年齢的にもラストチャンスと言って決して過言ではない。
中堅どころでもある彼らがチームの底上げに貢献しないと優勝はありえないだろう。

☆梶谷隆幸
久しぶりに元気に練習する姿を見た。
リハビリ組でのスタートではなく、二軍スタートであることの意味は大きく、ここから故障の再発が無ければもしかしたらもしかするかもしれない。
流石に全盛期の活躍を期待するのは酷かもしれないが、数少ない左の強打者である彼が戦力として計算出来るようになると間違いなく得点力アップに繋がる。
ヤクルト川端のように絶対的な代打の切り札になってくれれば。。。。
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ほぼ全員締まった体つきで、オフに相当の練習量を積んできたことを伺える。
又、明るいキャラクターのデーブ大久保コーチ、移籍した熱男・松田宣浩が加わって例年よりも活気あふれる光景が目につき、更に引退したウィーラーもチームスタッフとしてユニフォームを着ているのもファンとしては嬉しかった。
さて、キャンプ初日のレポートとしてはこれで終わるが、次回は今季の投手陣について考察していこうと思う。

以上 敬称略
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