読売ジャイアンツ春季キャンプレポート2023.2.17
~紅白戦~
【スコア】
紅組 020 000 0 2
白組 020 000 0 2
延長タイブレーク(無死1.2塁でスタート)
紅組 0
白組 1X
~攻撃内容を見る際の注意~
指名打者制だが10番目の打者として、1塁に走者を置いた想定で投手が打席に立っていた。
例、例えば2回表の2死1塁の状況から、想定に変えて赤星が打席に立ち、送りバントをさせていた(この時の犠打の結果はその後の展開に関係なく、その後は以前の状況に戻って攻撃は続く)
【紅組オーダー】
1(中)萩尾、2(指)長野、3(右)丸、4(一)秋広、5(三)増田陸、6(遊)坂本、7(捕)岸田、8(左)鈴木、9(二)湯浅
先発:赤星
【白組オーダー】
1(二)吉川、2(中)ブリンソン、3(遊)門脇、4(一)中田、5(指)中島、6(左)ウォーカー、7(三)松田、8(右)オコエ、9(捕)小林
先発:井上
【紅組攻撃内容・野手雑感】
1中 萩尾匡也
㊀投手:井上、カウントから1-2から外角高めのスライダーを引っかけて投ゴロ(1死)
㊁カウント1-2から一塁走者が牽制死(チェンジ)
㊂投手:代木、初球の外角高めのストレートを強引に引っかけて三ゴロ(1死)
㊄カウント2ー2から内角ストレートを見三振(2死3塁)
カウント球のフォークを振らされ、最後は内角にズバッと決められてしまった。
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2指 長野久義
㊀カウント1-2から真ん中高めストレートを捉えるが右飛(2死)
甘いストレートをキッチリ捉えるが外野の守備範囲への打球だった。
㊂カウント2-0から外角ストレートを捉えて右越二(1死、2塁)
バッティングカウントで甘めのストレートをキッチリと捉え、風にも助けられての二塁打。
⇒捕 山瀬慎之助
㊄フルカウントから内角ストレートを見三振(チェンジ)
同じくフォークを意識付けさせられ、最後は内角ストレートに反応出来なかった。
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3右 丸佳浩
㊀カウント1-1から真ん中ストレートを捉えて左線二(2死2塁)
甘いストレートを綺麗に弾き返したナイスバッティング。
㊂カウント2-2から内角ストレートを見三振(2死2塁)
内と外にあれだけキッチリと投げ分けられると打者は苦しい。
㊅投手:大江、カウント1-2から外角ストレートを見三振(1死)
大江に対して全くタイミングが合っていなかった。
~守備評価~
6回裏の松田の大飛球をフェンスにぶつかりながらも好捕。
ライトでも球際の強さは変わっていない。
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4一三 秋広優人
㊀カウント0-1から内角高めストレートに差し込まれて遊ゴロ(チェンジ)
ボール気味のストレートを強引にスイングしたが完全に詰まってしまった。
㊁初球の真ん中高めのストレートに詰まって左飛(チェンジ)
前の打席と同じで、ボール気味の球に手を出してしまった。
㊅カウント1-2から外角低めのストレートを空三振(2死)
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5三二 増田陸
㊁投手:井上、カウント1-0から外角チェンジアップを逆らわずに中安(無死1塁)
㊃投手:代木、初球の外角低めのストレートを打ち上げて右邪飛(1死)
㊅カウント0-1から真ん中低めのストレートを捉えて遊安(ショート門脇が横っ飛び好捕も送球がやや逸れた、2死1塁)
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6遊指 坂本勇人
㊁初球の真ん中ストレートを捉えるが正面の二ゴロ、4-6-3の併殺打(2死)
キッチリ捉えるが、やや差し込まれた感もあって野手の正面への打球だった。
㊃カウント1-2から真ん中ストレートにやや詰まって中飛(2死)
㊅カウント0-2から内角低めのストレートを見三振(チェンジ)
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7捕一 岸田行倫
㊁カウント1-0真ん中低めのカーブを引っかけて遊ゴロ、内野安打(2死1塁)
守備評価
㊃カウント1-1から真ん中ストレートに差し込まれて二ゴロ(チェンジ)
㊆投手:船迫、カウント2-2から真ん中スライダー(インスラ)を引っかけて遊ゴロ(ショート門脇の好守、1死)
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8左 鈴木大和
㊁カウント0-2から外角高めのスライダーに合わせて一ゴロ、強襲安打(2死1.2塁)
㊄投手:堀岡、カウント0-1から真ん中ストレートを捉えて右安(無死1塁)
この後、やや暴走気味ではあるが、二盗・三盗を連続して決めた。
㊆カウント2-2から内角高めのストレートを空三振(2死)
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9二遊 湯浅大
㊁カウント0-2からキャッチャーがパスボール、2.3塁に進塁⇒カウント1-2から内角ストレートをやや詰まりながらも弾き返して中適安(得点2、2死1塁)
決して甘いボールではなかったが、しっかりと振り抜いていたので野手の間を抜けていった。
㊄カウント2-1から二盗成功⇒カウント2-2から真ん中低めのスライダーを空三振、三盗は成功(1死3塁)
㊆カウント2-2から外角に流れるスライダーを空三振(チェンジ)
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特 赤星優志
㊁初球の真ん中スライダーを投前にバント、犠打成功
特 横川凱
㊄初球のストレートを一塁前へバント、犠打成功
【白組攻撃内容・野手雑感】
1二 吉川尚輝
㊀投手:赤星、初球の真ん中低めストレートを打ち上げて左飛(1死)
㊁カウント1-2から真ん中フォークを引っかけて投ゴロ(チェンジ
㊄初球の内角シュートにやや詰まって遊直(1死)
㊆フルカウントからワンバウンドのフォークを見切って四球(2死1塁)
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2中 ブリンソン
㊀カウント2-1から内角低めツーシームに詰まって遊ゴロ(1死)
㊂投手:横川、カウント0-1から外角低めのツーシームをバットの先で拾って左安(無死1塁)
ややタイミングを抜かれるが、膝を柔らかく使ってバットの先端で拾っていた。
㊄投手:今村、カウント2-0から外角シュートをバットの先で捉えて中飛(2死)
㊆フルカウントから内角ストレートに詰まって中飛(チェンジ)
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3遊 門脇誠
㊀カウント1-2から外角ストレートに合わせるが遊ゴロ(チェンジ)
㊂カウント1-0から一塁走者が牽制死(1死)⇒カウント3-1から外角低めのカーブを見切って四球(1死1塁)
㊄フルカウントから内角シュートに上手く対応して一安(2死1塁)
厳しい内角シュートに対して腕を上手く畳んでヒットゾーンに持って行った。
~守備評価~
相変わらず難しい打球を処理する好プレーを連発していた。
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4一 中田翔
㊁投手:赤星、フルカウントからストレートが外れて四球(無死1塁)
㊂カウント2-2から外角ストレートを右方向へのスイングで右飛(2死1塁)
横川の緩急を使った投球にやや翻弄されていた。
㊄カウント2-2から内角ストレートに詰まって二飛(チェンジ)
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5指 中島宏之
㊁カウント1-1から内角ツーシームに詰まって三ゴロ、-4-3の併殺打(2死)
㊂カウント1-0から外角ストレートに差し込まれて右飛(チェンジ)
㊅投手:山田、カウント1-0から外角ストレートに押されて右飛(1死)
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6左 ウォーカー
㊁フルカウントから内角ツーシームを見切って四球、2死1塁)
㊃投手:横川、カウント0-1から真ん中低めのストレートを捉えるが三ゴロ(1死)
㊅カウント2-2から外角チェンジアップを空三振(2死)
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7三 松田宣浩
㊁カウント1-1から外角低めのストレートをややバットの先で捉えて右安(2死1.3塁)
㊃カウント2-2から真ん中低めスライダーを引っかけて三ゴロ(2死)
㊅カウント1-2から外角高めストレートを捉えるが右飛(チェンジ)
バッティングカウントでストレートを叩くがフェンス手間で打球は失速。
しかしながら、流石というか、彼のバッティングアプローチを是非とも選手には見習って欲しい。
好球必打を彼は体現している。
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8右 オコエ瑠偉
㊁カウント2-2から真ん中低めのフォークを引っかけて三適安(得点1、2死1.2塁)
ストレートで押し込まれた後のフォークボールに何とか食らいついた。
㊃カウント2-2から外角低めのストレートをやや詰まりながらも中安(2死1塁)
㊆投手:戸田、カウント1-1から内角シュートにやや詰まって左飛(1死)
上手く内角球を捌くが野手正面への打球。
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9捕 小林誠司
㊁初球の真ん中ツーシームをやや詰まりながらも中適安(得点1,2死1.2塁)
やや詰まってはいたが素直に弾き返したのが功を奏した。
㊃カウント0-2から真ん中低めのカーブに合わせただけの一直(チェンジ)
㊆カウント1-2から内角高めのフォークを空三振(2死)
~守備評価~
何でもないストレートを取り損ねて進塁を許すケースが有った。
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特 井上温大
㊁カウント1-2から真ん中低めのフォークをファールで犠打失敗三振
特 代木大和
㊄カウント0-2から真ん中ストレートをファール、スリーバント失敗
【紅組投手内容・雑感】
☆赤星優志
・イニングダイジェスト
1回、先頭の吉川を左飛、ブリンソンを遊ゴロ、門脇を遊ゴロ。
低めに丁寧にボールを集めた危なげない立ち上がりを見せていた。
2回、先頭の中田は四球、中島を三併打、ウォーカーは四球、松田は右安、オコエはオコエは三安(失点1)、小林は中安(失点1)、<井上は犠打失敗三振>、吉川を投ゴロ。
・ストレート
平均球速
140キロ台中盤、最速で151キロ。
初回はややセーブしながら左右にボールをムービングさせて低めにキッチリ集まっていたが、やや力を入れた二回は制球がバラついてしまっていた。
・変化球
ツーシーム、スライダー、フォーク、カーブ
スライダー、フォークはややバラツキがあるが、ツーシムはかなり精度が高い。
・制球
初回に関しては満点に近いが、二回は一転してバラついてしまった。
・評価
初回に関しては前回と同じで低めにボールを集めていたので、危うさを全く感じなかった。
一方で二回は球威は増したものの、制球がかなりバラついたこともあって無駄な走者を出してしまい、それが得点に繋がってしまった。
又、追い込んでからの勝負球としてフォークを多投していたが、これが思うように決まらなかったことも投球を窮屈にしていた要因。
井上と同じで勝負球の精度が今後の課題となる。
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☆横川凱
・イニングダイジェスト
3回、先頭のブリンソンは左安、牽制死、門脇は四球、中田を右飛、中島を右飛。
4回、ウォーカーを三ゴロ、松田を三ゴロ、オコエは中安、小林は一直。
・ストレート
平均球速は140キロ台前半、最速は146キロ。
各打者共通して差し込まれていたので、球速以上のスピード感は有ったと思う。
・変化球
ツーシーム、カーブ、スライダー
1イニング目は精度にバラツキはあるが、2イニング目は低めに集めて安定感を増していた。
又、カーブやスライダーに関しては打者のタイミングを狂わせる効果は出ていた。
・制球
やや甘めのボールが多かった。
・評価
以前とは明らかに違う投球スタイルで、今はコースを丁寧に狙って討ち取っていたが、今は多少ボールが甘くなっても球威で押し込む投球になっている。
但し、現状はまだまだ打者がスピードに慣れていないので打ち損じてくれているが、このスタイルが本番でも通用するかどうかはもう少し様子を見ないと何とも言えない。
個人的には落ちるボール(フォーク、又はチェンジアップ系)を操れるようになれば。。。。
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☆今村信貴
・イニングダイジェスト
5回、先頭の吉川を遊直、ブリンソンを中飛、門脇は一安、中田を二飛。
・ストレート
平均球速は140キロ弱
ややボールは浮いていてが、それなりの球威は感じた。
・変化球
シュート、フォーク、スライダー、カーブ
やはり彼のシュートは非常に効果的。
フォークの精度はまだまだバラツキがある。
・制球
全体的にボールが高めに集まっていたが、コースの間違いはなかった。
・評価
対左打者にはシュートが有効だが、右打者に対してはまだまだ攻め方が中途半端なので、フォークの精度を上げていきたい。
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☆山田龍聖
・イニングダイジェスト
6回、中島を右飛、ウォーカーを空三振、松田を右飛。
・ストレート
平均球速は140キロ台中盤、最速で147キロ
ベース付近のスピード感がある球質。
・変化球
カーブ、チェンジアップ
前回よりも纏まっていたが精度はまだまだ。
カーブを投げる際の腕の振り(緩む)は相変わらずだが、ウォーカーから奪ったチェンジアップは抜けが抜群だった。
・制球
細かい制球力はないが、今日のようにある変化球が決まってくるとそれなりに勝負出来る。
・評価
前回は結果オーライの無失点だったが、今回はまずまず内容も良かった。
巨人の左腕では数少ないストライクゾーンで勝負出来るタイプなので、是非とも変化の精度を上げて欲しい。
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☆船迫大雅
・イニングダイジェスト
7回、岸田を遊ゴロ、鈴木を空三振、湯浅を空三振。
・ストレート
平均球速は140キロ台中盤、最速で150キロ。
・変化球
スライダー、シュート、カーブ
スライダーは自由に操れるボールで、カーブとシュートをそれぞれ一球ずつ投げていた。
・制球
右打者のアウトコースへのストレートとスライダーの出し入れは抜群。
あとは対右打者なら懐へのシュートをもっと使えるようにしたい。
・評価
前回よりもストレートの走り、制球ともに良かった。
スライダーの出し入れは完璧に近い。
あとはシュート系の精度をあげること、そして持ち球として出来れば抜くボール(チェンジアップ系、フォーク系)が欲しい。
これをモノにすれば左打者対策にもなるので、大勢の前を任せる役目を十分に任せられる。
【白組投手内容・雑感】
☆井上温大
・イニングダイジェスト
1回、先頭の萩尾を投ゴロ、長野を右飛、丸は左線二、秋広を投ゴロ。
全体的にボールは抜け気味で、特に変化球は逆球が多かった。
2回、先頭の増田は中安、坂本を二併打、岸田は遊安、鈴木は一襲安、湯浅は中適安(失点2)、<赤星は投犠打>、一塁走者を牽制死。
ストレートも甘く入るケースが多かった。
・ストレート
平均球速は140キロ前後、最速で144キロ?。
球威は感じたが、質にまだまだバラツキを感じる。
・変化球
スライダー、カーブを投じていたが、まだまだ制御出来ていない。
・制球
ストレートの制球はまずまず、変化球はバラついていた。
・評価
全体的にボールの質にバラツキを感じる。
ストレートも指に掛かったボールは素晴らしい球質だが、そうではないボールも少なくない。
又、変化球はまだまだ精度が低いので打者は狙い球を絞りやすく、追い込んだ状況になっても仕留めきれていない。
今後はこの辺りが課題となるだろう。
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☆代木大和
・イニングダイジェスト
3回、萩尾を三ゴロ、長野は右越二、丸を見三振、秋広を左飛。
4回、増田陸を右邪飛、坂本を中飛、岸田を二ゴロ。
・ストレート
平均球速は140キロ台中盤、最速で147キロ。
・変化球
カットボールを丸の打席の一球しか投げていないが、キレ・制球ともに良かった。
一方でカーブはやや腕の振りが鈍く、打者は対応可能なボールだと思う。
・制球
左の丸にはほぼ狙ったコースにキッチリと投げ切っていたが、右打者に対しては逆球が多かった。
・評価
丸に対する投球は抜群に良かった。
ナチュラルにスライドする外角ストレートでカウントを稼ぎ、追い込んでからは内と外で揺さぶりをかけて、最後は内角ギリギリにストレートを投げ切って三振を奪った。
何よりも丸に対して臆することなく内角を攻め続ける胆力と制球力には脱帽だった。
しかも捕手のサインに首を振っての投球だったので驚きは倍増だった。
一方で課題は特に右打者に対する投球で、対左打者と比べると全体的にボールが抜け気味で逆球が多い。
現状では彼の独特なストレート(横滑りのストレート)に慣れていないので打ち損じてくれているが、内角を狙ったボールが真ん中に集まっているので、このままでは遠からず打者に捉まる可能性が高い。
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☆堀岡隼人
・イニングダイジェスト
5回、先頭の鈴木は右安、その後に二盗・三盗、続く湯浅を空三振、萩尾を見三振、山瀬も見三振。
・ストレート
平均球速は140キロ台後半、最速で154キロ。
・変化球
フォーク、スライダー
低めに集まるようになれば今日のように空振りを奪える
・制球
最初はややバラついていたが、走者を三塁に背負ってからはほぼ満点の制球。
・評価
今日のように変化球の精度が良ければ、150キロオーバーのストレートが更に有効になるので安定感は増してくる。
特に山瀬に投じた154キロの内角ストレートは素晴らしいボールだった。
比較的ボールの出処が見やすいタイプなので、狙い球を絞りやすくなる状況は避けたい。
一方で、簡単に二盗と三盗を立て続けに許してしまったことは反省すべき。
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☆大江竜聖
・イニングダイジェスト
6回、丸を見三振、秋広を空三振、増田は遊安、坂本は見三振。
・ストレート
平均球速は130キロ台後半
・変化球
カーブ、スライダー、ツーシーム
・制球
逆球は皆無で、総じて低めにキッチリと集まっていた。
・評価
去年まで多かった逆球が殆ど見られなかったので安定感はあった。
特に左打者へ外角球の出し入れは抜群で、彼の投球に慣れていない左打者は攻略が難しい。
一方で、やはり球威不足は否めないので右打者相手には苦しい。
坂本の見三振も本番では手を出すはずのボールで、外角へのツーシーム系の精度をもっと上げていかないと討ち取る術が乏しくなる。
同タイプの上位互換である高梨が居るだけに、一軍のベンチ入りするには左打者へのワンポイントの域を脱する必要があるので、ここは今後の課題だろう。
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☆戸田懐生
・イニングダイジェスト
7回、オコエを左飛、小林を空三振、吉川を四球、ブリンソンを中飛。
・ストレート
平均球速は140キロ台前半
・変化球
フォーク、ツーシーム
右打者に対して去年殆ど使っていなかったツーシームを多投していたのは印象的。
フォークも低めにしっかり集めてはいた。
・制球
ややバラつき感は否めず、二死からアッサリと四球で出塁を許す辺りにまだまだ隙を感じる。
・評価
全体的にまずまずだが、一軍のリリーフとしての地位を確立するには、もう一皮むけて欲しい。
二軍レベルでは空振りしてくれるフォークも一軍では見切られるケースが多いだろう。
【タイブレーク】無死1.2塁の状況で開始
☆紅組の攻撃(投手:大江)
萩尾は投前犠打失敗、山瀬を遊ゴロ6-4-3の併殺打、無得点
☆白組の攻撃(投手:山田)
門脇は投前犠打成功、中田を敬遠、中島は押し出し四球、ゲームセット
【総評】
最後のタイブレイクは何とも締まらない形で終わったが、全体的な印象としてはまずまず好ゲームだった。
野手で目についたのは、長野、丸、門脇、松田、オコエ。
その中でもベテランの三人はバッティング内容が他の若手と比べて段違いだった。
特にバッティングアプローチが秀逸で、若手は彼らのバッティングを見て、自分と何が違ったのか?をしっかり自問自答して欲しい。
一方で投手で目についたのは、横川、代木、船迫、堀岡、大江。
特に新戦力である代木(一軍未登板)と船迫(新人)の二人は、非常に中身のある投球を見せてくれたので、今後に向けて明るい材料となった。
以上 敬称略
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